エンタメ
2025-12-27 23:45
UVERworldとSEKAI NO OWARIによる2マンライブ『UVERworld VS シリーズ UVERworld vs SEKAI NO OWARI』が12月26日、東京・日本武道館にて開催された。詰めかけた1万2000人を歓喜の渦に巻き込んだ。
【ライブ写真】UVERworld vs SEKAI NO OWARI!熱いライブの模様をたっぷりと
『VS シリーズ』とはUVERworldが主催する対バン企画のこと。これまでにもSUPER BEAVERやBiSH、Official髭男dismら、ジャンルを問わずさまざまなアーティストを招いており、その真剣勝負は毎回注目の的となっている。
今回のSEKAI NO OWARIとのツーマンライブも開催が告知されるや大きな話題に。今年デビュー20周年のUVERworldと、来年メジャーデビュー15周年を迎えるSEKAI NO OWARI。それぞれにオンリーワンな世界観を有し、ともに日本の音楽シーンを牽引するツートップとも目されるバンドだが、意外なことに両者が同じステージに立つのは今回が初となった。
舞台を囲んで360度、全座席が開放され、アリーナはもちろん、2階スタンドの最後列までびっしりと埋め尽くされた客席の期待が募りに募る中、先攻として登場したのはSEKAI NO OWARI。四つ打ちのビートを基軸にしたダンサブルなアッパーチューン「Death Disco」をオープナーに「RPG」「Habit」と代表曲を次々に披露して、会場をたちまち熱狂の坩堝と化していく。SEKAI NO OWARIが日本武道館でライブを行うのは14年ぶりとなり、Fukaseは「UVERworldのみなさんに呼んでいただいたおかげで武道館に帰ってくることができました」とバンドを代表して感謝を告げた。
UVERworldのTAKUYA∞とは数年前からお互いのライブを観に行き来する仲ではありつつも、一緒に食事などはまだしたことがないというFukase。だが、このライブの翌日、ついにTAKUYA∞を自宅に招き、プライベートな打ち上げをする予定なのだとうれしそうに明かす一幕も。さらに「俺、UVERworld大好きだから」と今日のセットリストがかなり力の入ったものであることを告白し、シャウトも多めのエモーショナルなステージとなった。
汗だくになりながら届けた「Fight Music」の力強いエールにSEKAI NO OWARIファンはもちろんUVERworldファンも全力で応え、ラストの「Dragon Night」では会場一体となったシンガロングが日本武道館いっぱいに響きわたった。
多幸感に満ちた余韻も冷めやらぬままスタートした“後攻”UVERworldのステージ。扇情的なオープニングSEから真太郎のドラムソロと、のっけからオーディエンスの興奮を煽り、「7th Trigger」「ナノ・セカンド」「Don't Think.Feel」と選りすぐりのアグレッシブナンバーを容赦なく叩きつけた。
年間50本にもおよぶワンマンライブを行い、現在も全国ツアー『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD"』を敢行中で、前日にも日本武道館にて毎年恒例のクリスマスライブ『~PREMIUM LIVE on Xmas 2025~』の昼夜2公演を終えたばかりとあって、場内のボルテージを瞬時にピークへと導く。「どっちがどっちのファンとかどうでもいいんだ。かっこいい音楽にジャンルの壁なんてない。そんなものぶち壊して楽しもうぜ。好きなようにいこう」と呼びかけたTAKUYA∞の言葉に場内も大きな盛り上がりを見せた。
「SEKAI NO OWARIにしかできない音楽がある。そして、これがUVERworldにしかできない音楽」と、7月にリリースした最新アルバムからの楽曲に加え、未発表の新曲「Zero breakout point」を披露するなど一貫の攻めの姿勢に盛り上がりを見せる会場。SEKAI NO OWARIの音楽が生み出す繊細で美しい世界観と、UVERworldの爆発的なエネルギー、それぞれのファンが互いの流儀を尊重し合うという“対バン”の醍醐味が味わえるイベント。「いつもどおりが観たいならワンマンライブに行けばいい。でも今日は対バン。普段ならありえない2つのバンドが最高の1日にしようとしている、その想いを感じてくれ。今から数分間、世界の中心はここ武道館だ」とTAKUYA∞が宣言し、「IMPACT」でクライマックスへ。
ラストはUVERworldが数年前から奏で続け、今もいちばん大切にしているという「EN」が演奏され、熱いメッセージが響きわたった。
セッションも記念撮影もなく、潔いまでに音楽のみでぶつかり合った今回の『VS シリーズ』。TAKUYA∞は、最後に改めてSEKAI NO OWARIに感謝を述べ、「これをきっかけにさらに関係性を築いていきたい、明日のFukaseとの打ち上げも失礼のないようにビシッとしてくるよ」と意気込んだ。
SEKAI NO OWARIは来夏に京セラドーム大阪、東京ドームにて『DOME TOUR 2026「THE CINEMA」』を開催予定。UVERworldは12月30日、31日に『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD”』のファイナル公演をマリンメッセ福岡A館にて開催し、新曲「EVER」がテレ東系『ウィンタースポーツ2026』のテーマソングを務めることも決定している。
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『VS シリーズ』とはUVERworldが主催する対バン企画のこと。これまでにもSUPER BEAVERやBiSH、Official髭男dismら、ジャンルを問わずさまざまなアーティストを招いており、その真剣勝負は毎回注目の的となっている。
今回のSEKAI NO OWARIとのツーマンライブも開催が告知されるや大きな話題に。今年デビュー20周年のUVERworldと、来年メジャーデビュー15周年を迎えるSEKAI NO OWARI。それぞれにオンリーワンな世界観を有し、ともに日本の音楽シーンを牽引するツートップとも目されるバンドだが、意外なことに両者が同じステージに立つのは今回が初となった。
舞台を囲んで360度、全座席が開放され、アリーナはもちろん、2階スタンドの最後列までびっしりと埋め尽くされた客席の期待が募りに募る中、先攻として登場したのはSEKAI NO OWARI。四つ打ちのビートを基軸にしたダンサブルなアッパーチューン「Death Disco」をオープナーに「RPG」「Habit」と代表曲を次々に披露して、会場をたちまち熱狂の坩堝と化していく。SEKAI NO OWARIが日本武道館でライブを行うのは14年ぶりとなり、Fukaseは「UVERworldのみなさんに呼んでいただいたおかげで武道館に帰ってくることができました」とバンドを代表して感謝を告げた。
UVERworldのTAKUYA∞とは数年前からお互いのライブを観に行き来する仲ではありつつも、一緒に食事などはまだしたことがないというFukase。だが、このライブの翌日、ついにTAKUYA∞を自宅に招き、プライベートな打ち上げをする予定なのだとうれしそうに明かす一幕も。さらに「俺、UVERworld大好きだから」と今日のセットリストがかなり力の入ったものであることを告白し、シャウトも多めのエモーショナルなステージとなった。
汗だくになりながら届けた「Fight Music」の力強いエールにSEKAI NO OWARIファンはもちろんUVERworldファンも全力で応え、ラストの「Dragon Night」では会場一体となったシンガロングが日本武道館いっぱいに響きわたった。
多幸感に満ちた余韻も冷めやらぬままスタートした“後攻”UVERworldのステージ。扇情的なオープニングSEから真太郎のドラムソロと、のっけからオーディエンスの興奮を煽り、「7th Trigger」「ナノ・セカンド」「Don't Think.Feel」と選りすぐりのアグレッシブナンバーを容赦なく叩きつけた。
年間50本にもおよぶワンマンライブを行い、現在も全国ツアー『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD"』を敢行中で、前日にも日本武道館にて毎年恒例のクリスマスライブ『~PREMIUM LIVE on Xmas 2025~』の昼夜2公演を終えたばかりとあって、場内のボルテージを瞬時にピークへと導く。「どっちがどっちのファンとかどうでもいいんだ。かっこいい音楽にジャンルの壁なんてない。そんなものぶち壊して楽しもうぜ。好きなようにいこう」と呼びかけたTAKUYA∞の言葉に場内も大きな盛り上がりを見せた。
「SEKAI NO OWARIにしかできない音楽がある。そして、これがUVERworldにしかできない音楽」と、7月にリリースした最新アルバムからの楽曲に加え、未発表の新曲「Zero breakout point」を披露するなど一貫の攻めの姿勢に盛り上がりを見せる会場。SEKAI NO OWARIの音楽が生み出す繊細で美しい世界観と、UVERworldの爆発的なエネルギー、それぞれのファンが互いの流儀を尊重し合うという“対バン”の醍醐味が味わえるイベント。「いつもどおりが観たいならワンマンライブに行けばいい。でも今日は対バン。普段ならありえない2つのバンドが最高の1日にしようとしている、その想いを感じてくれ。今から数分間、世界の中心はここ武道館だ」とTAKUYA∞が宣言し、「IMPACT」でクライマックスへ。
ラストはUVERworldが数年前から奏で続け、今もいちばん大切にしているという「EN」が演奏され、熱いメッセージが響きわたった。
セッションも記念撮影もなく、潔いまでに音楽のみでぶつかり合った今回の『VS シリーズ』。TAKUYA∞は、最後に改めてSEKAI NO OWARIに感謝を述べ、「これをきっかけにさらに関係性を築いていきたい、明日のFukaseとの打ち上げも失礼のないようにビシッとしてくるよ」と意気込んだ。
SEKAI NO OWARIは来夏に京セラドーム大阪、東京ドームにて『DOME TOUR 2026「THE CINEMA」』を開催予定。UVERworldは12月30日、31日に『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD”』のファイナル公演をマリンメッセ福岡A館にて開催し、新曲「EVER」がテレ東系『ウィンタースポーツ2026』のテーマソングを務めることも決定している。
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