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2026-01-06 10:18
イタリアの芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の3日間を描く映画『モディリアーニ!』が、1月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開される。本作は、ジョニー・デップが『ブレイブ』(1997年)以来、約30年ぶりにメガホンを取った監督復帰作として注目を集めており、8年半ぶりの来日とジャパン・プレミア上映でも話題を集めた。このたびデップのオフィシャルインタビューが到着した。
【動画】映画『モディリアーニ!』予告編
物語の舞台は1916年、戦火に揺れるフランス・パリ。才能にあふれながらも批評家に認められず、作品も売れないまま酒と混乱の日々を送るモディリアーニは、街を去る決意を固める。しかし、仲間やミューズとの出会いが彼を引き止め、人生を大きく揺るがす“狂気と情熱の3日間”が幕を開ける。
画家・彫刻家としてパリで活動しながらも、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存に苦しみ、35歳の若さで世を去ったモディリアーニ。その短い生涯の中でも、運命が大きく動いた3日間に焦点を当て、芸術と破滅、愛と再生が交錯する魂のドラマを描き出す。
監督を務めたジョニー・デップは、本作について「これまでと毛色が違う作品」と語り、「モディリアーニをはじめ、当時のアーティストたちをしっかり描かなくてはいけないという責任感を強く感じながら撮りました。自伝ではなく、彼の仲間たちとの喧騒の3日間を詰め込んだ作品です」と自信をのぞかせる。
題材であるモディリアーニについては、「私は昔から彼に強くひかれてきました。その理由は、彼の激しさ、飢え、情熱、そして芸術家として自分を超えようとする切実な欲求にあります。評価を得るために段階を一つずつ登っていく感覚は、私にもよく分かる」と共感を明かし、「時代にとって大胆すぎると言われながらも、自分のスタイルを貫いた彼の姿勢を心から尊敬しています」と語った。
『ブレイブ』以来となる監督業について、デップは当時との違いを率直に振り返る。
「今回の経験は、『ブレイブ』を監督した時とは比べものにならないほど、前向きなものでした。当時の私は、映画制作の“数学”的な側面に囚われ、すべてを完璧に一致・連動させようとしていました。そうすると、構造に縛られた穴に落ち込んでしまう。少なくとも私には、それが合わなかったのです。今回はまったく違うアプローチを取りました。純粋に“楽しむ”ことを自分に許したんです。映画作りにおいて最低限必要なのは、楽しいこと。それがなければ、何の意味があるのでしょうか」
さらに、「自分が出演しなかったことも大きかった」と語り、「脚本・主演・監督をすべて担った『ブレイブ』よりも、今回はずっと自由を感じられた」と本音を明かしている。
本作の監督を引き受けるきっかけとなったのは、長年の友人であるアル・パチーノの一本の電話だったという。
「ある日、アル・パチーノが僕に電話をかけてきて、何を思ったのか『ジョニー!監督をやったほうがいいよ、モディリアーニの!』って突然言ってきたんだ。なんてこと言うんだろう、ぶっ飛んでるなと思ったけれど、そういえばアルはもともとぶっ飛んでいる人(笑)」
当初は半信半疑だったものの、原案と題材に強くひかれ、「僕にとっても監督をするということは大きなチャレンジだと思ったし、自分が出なくてもいいところも魅力でした」と決断に至った経緯を語っている。
演出面については、「役者たちにはキャラクターになりきって、自由に表現するようにリクエストしました」と明かすデップ。「彼らがいろいろ試しながら演じて、いろいろな選択肢を僕に与えてくれた。それを編集室で映画として形にしていった」と、創作プロセスを説明した。
「モディリアーニは非常にハングリー精神が旺盛で、情熱を盛ってやる気もある。そんな中で、どんなに売れなくてもあきらめない自分らしさを常に貫いていて、画家としての人生を全うした。残念ながら生きている間は絵が売れなかったけれど、今となっては2億、3億の値がつく画家なんです。そんな彼の3日間を描くことで、彼はこんな人生を歩んできたんだというのを、自分も垣間見ることが出来て、本当に素晴らしかったし、うれしかった」と語った。
【画像】昨年の来日時のジョニー・デップの写真集
【動画】映画『モディリアーニ!』日本語字幕付き予告
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物語の舞台は1916年、戦火に揺れるフランス・パリ。才能にあふれながらも批評家に認められず、作品も売れないまま酒と混乱の日々を送るモディリアーニは、街を去る決意を固める。しかし、仲間やミューズとの出会いが彼を引き止め、人生を大きく揺るがす“狂気と情熱の3日間”が幕を開ける。
画家・彫刻家としてパリで活動しながらも、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存に苦しみ、35歳の若さで世を去ったモディリアーニ。その短い生涯の中でも、運命が大きく動いた3日間に焦点を当て、芸術と破滅、愛と再生が交錯する魂のドラマを描き出す。
監督を務めたジョニー・デップは、本作について「これまでと毛色が違う作品」と語り、「モディリアーニをはじめ、当時のアーティストたちをしっかり描かなくてはいけないという責任感を強く感じながら撮りました。自伝ではなく、彼の仲間たちとの喧騒の3日間を詰め込んだ作品です」と自信をのぞかせる。
題材であるモディリアーニについては、「私は昔から彼に強くひかれてきました。その理由は、彼の激しさ、飢え、情熱、そして芸術家として自分を超えようとする切実な欲求にあります。評価を得るために段階を一つずつ登っていく感覚は、私にもよく分かる」と共感を明かし、「時代にとって大胆すぎると言われながらも、自分のスタイルを貫いた彼の姿勢を心から尊敬しています」と語った。
『ブレイブ』以来となる監督業について、デップは当時との違いを率直に振り返る。
「今回の経験は、『ブレイブ』を監督した時とは比べものにならないほど、前向きなものでした。当時の私は、映画制作の“数学”的な側面に囚われ、すべてを完璧に一致・連動させようとしていました。そうすると、構造に縛られた穴に落ち込んでしまう。少なくとも私には、それが合わなかったのです。今回はまったく違うアプローチを取りました。純粋に“楽しむ”ことを自分に許したんです。映画作りにおいて最低限必要なのは、楽しいこと。それがなければ、何の意味があるのでしょうか」
さらに、「自分が出演しなかったことも大きかった」と語り、「脚本・主演・監督をすべて担った『ブレイブ』よりも、今回はずっと自由を感じられた」と本音を明かしている。
本作の監督を引き受けるきっかけとなったのは、長年の友人であるアル・パチーノの一本の電話だったという。
「ある日、アル・パチーノが僕に電話をかけてきて、何を思ったのか『ジョニー!監督をやったほうがいいよ、モディリアーニの!』って突然言ってきたんだ。なんてこと言うんだろう、ぶっ飛んでるなと思ったけれど、そういえばアルはもともとぶっ飛んでいる人(笑)」
当初は半信半疑だったものの、原案と題材に強くひかれ、「僕にとっても監督をするということは大きなチャレンジだと思ったし、自分が出なくてもいいところも魅力でした」と決断に至った経緯を語っている。
演出面については、「役者たちにはキャラクターになりきって、自由に表現するようにリクエストしました」と明かすデップ。「彼らがいろいろ試しながら演じて、いろいろな選択肢を僕に与えてくれた。それを編集室で映画として形にしていった」と、創作プロセスを説明した。
「モディリアーニは非常にハングリー精神が旺盛で、情熱を盛ってやる気もある。そんな中で、どんなに売れなくてもあきらめない自分らしさを常に貫いていて、画家としての人生を全うした。残念ながら生きている間は絵が売れなかったけれど、今となっては2億、3億の値がつく画家なんです。そんな彼の3日間を描くことで、彼はこんな人生を歩んできたんだというのを、自分も垣間見ることが出来て、本当に素晴らしかったし、うれしかった」と語った。
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