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2026-01-15 05:00
東宝は14日、2026年2月期第3四半期決算を発表。連結累計期間(2025年3月~11月)の業績は、映画事業を中心に大きく伸長した。『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が社会現象級のヒットを記録。『国宝』も22年ぶりに邦画実写の興行収入記録を更新し、映画事業を力強くけん引した。
【画像】2026年配給作品のキービジュアル
当該期間の営業収入は2813億6600万円(前年同期比20.2%増)、営業利益は600億9200万円(同13.8%増)、経常利益は608億8000万円(同18.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は465億8700万円(同36.5%増)と、いずれも前年同期を大きく上回った。
「鬼滅の刃~」『国宝』の2本を軸に、「名探偵コナン」「チェンソーマン」「TOKYO MER」『8番出口』「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など、アニメから実写、ファミリー向けまで幅広い作品が映画館をにぎわせた。
TOHOシネマズを中心とした興行事業でも高稼働が続き、『リロ&スティッチ』『マインクラフト/ザ・ムービー』など、他社配給作品のヒットも追い風となった。映画館(全国で717スクリーン、共同経営56スクリーン含む)の入場者数は約3900万人に達し、前年同期から3割以上増加。ざっくり計算すると、約1000万人分、来場が増えたことになる。
動画配信が定着した中でも、「映画館で観たい作品」があれば観客が集まることを示す結果となった。
■ ヒットは映画館の外にも広がる
映画の成功は、スクリーンの外にも波及している。IP・アニメ事業では、『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』『ハイキュー!!』『SPY×FAMILY』『怪獣8号』など、TOHO animation作品の国内外配信収入や商品化権収入が業績に貢献。劇場用パンフレットやキャラクターグッズも、『鬼滅の刃』『名探偵コナン』『チェンソーマン』関連商品を中心に好調だった。映画を起点に、作品世界を長く楽しむ流れが生まれている。
こうした業績を受け、同日の取締役会では期末配当予想の修正も決議。期末配当を20円増額し、年間配当は105円と前期実績(85円)を大きく上回る見通しとなった。映画のヒットが業績を押し上げ、その成果を株主還元へとつなげる好循環が、今回の決算で改めて示された形だ。
なお、東宝グループの国内配給作品による2025年の年間興行収入は1605億円と、2023年の1055億円を上回り、暦年ベースで過去最高を記録。興行収入100億円超の作品は4本、50億円超の作品は3本にのぼる。
来期も『ゴジラ-0.0』(11月3日公開予定)や劇場版『薬屋のひとりごと』(12月公開予定)など、国内外で公開予定の幹事作品が控えており、引き続き業績の積み増しが期待されている。
■興行収入興行収入100億円超の作品(2025年12月末時点)
劇場版『「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(387.9億円)
『国宝』(185.3億円)
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』(147.1億円)
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(100.3億円)
■興行収入50億超の作品(2025年12月末時点)
劇場版『TOKYO MER ~走る緊急救命室~南海ミッション』(52.6億円)
『8番出口』(51.4億円)
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(52.8億円/東宝東和)
■興行収入20億円の作品(2025年12月末時点)
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(45.7億円)
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(49.0億円/東宝東和)
『ウィキッド ふたりの魔女』(35.4億円/東宝東和)
『映画ヒプノシスマイク Division Rap Battle』(26.1億円/TOHO NEXT)
『ブラック・ショーマン』(23.7億円)
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(23.3億円)
『秒速5センチメートル』(22.7億円)
『#真相をお話しします』(20.9億円)
劇場版『呪術廻戦』「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游」先行上映(20.6億円)
『劇場版トリリオンゲーム』(20.5億円)
2026年東宝配給作品ラインナップ
『鬼滅の刃』興収390.3億円突破 新たな特典配布で記録更新まで残り17.2億円
映画『国宝』、入場者プレゼント第2弾は“演目ポストカード” IMAX&Dolby Cinema上映開始へ
ゴールデン・グローブ賞、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』がアニメ映画賞受賞 『鬼滅の刃』は惜しくも受賞逃す
木村拓哉、『教場III』配信×劇場の異例展開に「前例がないからワクワクする」
【画像】2026年配給作品のキービジュアル
当該期間の営業収入は2813億6600万円(前年同期比20.2%増)、営業利益は600億9200万円(同13.8%増)、経常利益は608億8000万円(同18.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は465億8700万円(同36.5%増)と、いずれも前年同期を大きく上回った。
「鬼滅の刃~」『国宝』の2本を軸に、「名探偵コナン」「チェンソーマン」「TOKYO MER」『8番出口』「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など、アニメから実写、ファミリー向けまで幅広い作品が映画館をにぎわせた。
TOHOシネマズを中心とした興行事業でも高稼働が続き、『リロ&スティッチ』『マインクラフト/ザ・ムービー』など、他社配給作品のヒットも追い風となった。映画館(全国で717スクリーン、共同経営56スクリーン含む)の入場者数は約3900万人に達し、前年同期から3割以上増加。ざっくり計算すると、約1000万人分、来場が増えたことになる。
動画配信が定着した中でも、「映画館で観たい作品」があれば観客が集まることを示す結果となった。
■ ヒットは映画館の外にも広がる
映画の成功は、スクリーンの外にも波及している。IP・アニメ事業では、『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』『ハイキュー!!』『SPY×FAMILY』『怪獣8号』など、TOHO animation作品の国内外配信収入や商品化権収入が業績に貢献。劇場用パンフレットやキャラクターグッズも、『鬼滅の刃』『名探偵コナン』『チェンソーマン』関連商品を中心に好調だった。映画を起点に、作品世界を長く楽しむ流れが生まれている。
こうした業績を受け、同日の取締役会では期末配当予想の修正も決議。期末配当を20円増額し、年間配当は105円と前期実績(85円)を大きく上回る見通しとなった。映画のヒットが業績を押し上げ、その成果を株主還元へとつなげる好循環が、今回の決算で改めて示された形だ。
なお、東宝グループの国内配給作品による2025年の年間興行収入は1605億円と、2023年の1055億円を上回り、暦年ベースで過去最高を記録。興行収入100億円超の作品は4本、50億円超の作品は3本にのぼる。
来期も『ゴジラ-0.0』(11月3日公開予定)や劇場版『薬屋のひとりごと』(12月公開予定)など、国内外で公開予定の幹事作品が控えており、引き続き業績の積み増しが期待されている。
■興行収入興行収入100億円超の作品(2025年12月末時点)
劇場版『「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(387.9億円)
『国宝』(185.3億円)
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』(147.1億円)
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(100.3億円)
■興行収入50億超の作品(2025年12月末時点)
劇場版『TOKYO MER ~走る緊急救命室~南海ミッション』(52.6億円)
『8番出口』(51.4億円)
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(52.8億円/東宝東和)
■興行収入20億円の作品(2025年12月末時点)
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(45.7億円)
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(49.0億円/東宝東和)
『ウィキッド ふたりの魔女』(35.4億円/東宝東和)
『映画ヒプノシスマイク Division Rap Battle』(26.1億円/TOHO NEXT)
『ブラック・ショーマン』(23.7億円)
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(23.3億円)
『秒速5センチメートル』(22.7億円)
『#真相をお話しします』(20.9億円)
劇場版『呪術廻戦』「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游」先行上映(20.6億円)
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