エンタメ
2026-01-27 06:00
6人組グループ・SixTONESが1月22日にCDデビュー6周年を迎えた。デビューから3ヶ月後の2020年4月からスタートしたニッポン放送『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(毎週土曜 後11:30~深1:00)もまもなく6周年ということで、オリコンニュースでは番組初期から携わる菊田知史ディレクターに取材を実施。前編では、パーソナリティの田中樹、週変わりでペアを組むメンバーによる放送の裏側と約6年にわたって携わってきたからこそ知る彼らの魅力を聞いた。
【写真】もふもふぬいぐるみとSixTONESが接近2ショット
■作りたいのはアイドルのラジオではなく深夜バラエティラジオ
――メンバー同士のトークにしてもリスナーとの距離感にしてもアイドルらしからぬ良い意味での“自由さ”を感じる番組ですが、逆に制作サイドとして「これはやらないようにしよう」というボーダーはあるんですか。
特に細かく決めていることはないです。自由にやっていただいてます。放送後に構成作家さんと「ここはこうしたほうが良かったかも」と話すこともありますが、事前に僕から制限することはほとんどありません。
――かなり自由なんですね。
自由ではありますが、番組として成立しているのは樹さんがいるからだと思っています。こちらから細かく指示しているわけではないのですが、樹さん自身のコントロール力で調整してくれるので、自由でも番組として成立していると思います。
――確かに、内輪ノリの放送ではない印象があります。
SixTONESもスタッフもオールナイトニッポンという深夜バラエティラジオを作るという意識でやっています。誰もアイドルとして扱っていないです(笑)。
――菊田さんから見てその中心となる田中さんのパーソナリティとしての魅力はどこだと思いますか。
バランス感覚が良いです。週替わりで来るメンバーを自由にするために、自分は今日の放送でどの立ち位置にいたほうがいいのかを分かってやってくれています。僕らと軽い打ち合わせをするだけで、後は放送の中で、自分でバランスを取って役割を全うしてくれます。また、ラジオは映像がないので「これがおいしくて」と言った場合、僕らは分かるけどリスナーには伝わらない。「これって何?」となるときに、樹さんが「あ、お茶ね」とか、さりげなく補足を入れるんです。「YouTubeで何々を配信して…」という話になったときも、最初からその内容がリスナーに分かるように説明してくれる。その伝える能力は本当にすばらしいと思います。
元々、才能をお持ちなんですけど、最初は大きい声でツッコミを入れるというパターンが多かったのが、だんだん感覚をつかんできて、今の形になった。その感覚をつかむのも早かったですね。
――それは毎週隔週で違うメンバーを相手にしてきた影響もあるのでしょうか。
それもあるかもしれません。毎週かっちり決めていないので、予測不能なノリになることも多い。その中で、今この流れが来ている、ここを広げたほうがいい、というのを誰よりも早くつかんで動いてくれる。対応力は本当にすごいです。樹さんが「こういう流れになったら面白いよね」と言ってくれたことで放送に反映したこともよくあります。この番組は樹さんがいてこそです。
■5パターンの個性を解説「1番、予測できない存在」「世界観が爆発」
――そんな田中さんと毎週タッグを組むメンバー5人。彼らそれぞれの個性も教えて下さい。
京本(大我)さんはカッコよくて妖艶だけど、ラジオだと誰も思いつかないようなことを言ったりもする。なので、京本さんとの組み合わせは世界観が爆発します。玄人好みのちょっとぶっ飛んだラジオになります。松村(北斗)さんはフリートークを毎回しっかり持ってきてくれて、30分、40分話す。トークで番組を成立させるタイプです。打ち合わせ時間もダントツで長いので、放送の3分前まで打ち合わせしてることもよくあります。
高地(優吾※高=はしごだか)さんは一番ベーシックで、トークもコーナーも、楽曲も流す。どうしても盛り上がると曲をかけられないことが多いんですけど、高地さんの回があるからこそ、他メンバーの回が自由な形でできていると思います。唯一、ジェシーさんの時だけ、普段は聞き手に回ることが多い樹さんもフリートークをします。1回の放送でたくさんの話題が出るのでておもしろいです。(森本)慎太郎さんは一番、読めない。しっかりトークする回もあれば、パワー系といいますか、勢いだけで押し切って、予想外なことが起きることもある(笑)。1番、予測できない存在ですね。
――ペアを組む方によって毎週違ったカラーが楽しめることも、番組の魅力ですよね。2024年には、田中さんのお仕事の都合でジェシーさんと松村さんがメインMCをやった期間がありました。発見はありましたか。
ジェシーさんは、テレビでもMCをやることがほとんどないので、聞き手になると急にかしこまった敬語になって…しっとりした番組みたいな時間がありました。(笑)。聞き手なのについクセで出ちゃうギャグで相手のフリートークが止まってしまうので「ちょっと我慢しよう」と言った結果、ギャグを我慢して口がモゴモゴ動いていたり、それでも我慢しきれずにポロッと出てしまうのがおもしろかったです。松村さんも、ジェシーさん同様、普段自由な分、役割があるとかしこまっていました(笑)。時間や進行をしっかり意識しながらやっていただいたのですが、普段、樹さんがまとまらなそうなときもパッと締めるので、慣れていない松村さんは苦労していたようです。最終的に見つけたのは、大きい声で怒ること(笑)。本人も言ってますけど、回を重ねるごとに声が大きくなって、最後はとにかく怒れば締まる(笑)。すごく面白かったですね。
――田中さん以外とやることで見える部分もありましたか。
リスナーも意外と新鮮だったみたいで、京本さんと松村さんは実は、組み合わせとしてあまりなかったので、1時間半しゃべることになって『どうなるの!?』と話題になったりしましたが、ちゃんと楽しい放送になったと思います。
――番組内でメンバーのこういう部分を深堀りしたいというのはありますか。
例えば、高地さんはしっかりしているイメージがありますが、実は一番おかしなことを言うタイプ。いわゆるギャップを出していきたいです。森本さんはフットワークが軽く、それこそアマゾンに行った話や、業務用フライヤーを購入した話など「やってみた」系の話が多い。空気が読めるし、でも突然ハロウィンにシスターの格好で来たり…突発的に起爆剤のような存在。本番前に「今日もかまそうぜ!」と大きな声をかけてくれたり、ムードメーカーとしてすばらしいです。
――ラジオを通して多くの人にSixTONESのトークの面白さが広まったと思っています。菊田さん的に、もっと知ってほしい部分はありますか。
他のメディアでも伝わっていると思いますが、全員バラエティー能力がめちゃくちゃ高い。そして、みんななにかしら“変”なところがあるし“普通のお兄ちゃん”なところもあるので、そういう目線で聴いてもらえたらと思います。
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■作りたいのはアイドルのラジオではなく深夜バラエティラジオ
――メンバー同士のトークにしてもリスナーとの距離感にしてもアイドルらしからぬ良い意味での“自由さ”を感じる番組ですが、逆に制作サイドとして「これはやらないようにしよう」というボーダーはあるんですか。
特に細かく決めていることはないです。自由にやっていただいてます。放送後に構成作家さんと「ここはこうしたほうが良かったかも」と話すこともありますが、事前に僕から制限することはほとんどありません。
――かなり自由なんですね。
自由ではありますが、番組として成立しているのは樹さんがいるからだと思っています。こちらから細かく指示しているわけではないのですが、樹さん自身のコントロール力で調整してくれるので、自由でも番組として成立していると思います。
――確かに、内輪ノリの放送ではない印象があります。
SixTONESもスタッフもオールナイトニッポンという深夜バラエティラジオを作るという意識でやっています。誰もアイドルとして扱っていないです(笑)。
――菊田さんから見てその中心となる田中さんのパーソナリティとしての魅力はどこだと思いますか。
バランス感覚が良いです。週替わりで来るメンバーを自由にするために、自分は今日の放送でどの立ち位置にいたほうがいいのかを分かってやってくれています。僕らと軽い打ち合わせをするだけで、後は放送の中で、自分でバランスを取って役割を全うしてくれます。また、ラジオは映像がないので「これがおいしくて」と言った場合、僕らは分かるけどリスナーには伝わらない。「これって何?」となるときに、樹さんが「あ、お茶ね」とか、さりげなく補足を入れるんです。「YouTubeで何々を配信して…」という話になったときも、最初からその内容がリスナーに分かるように説明してくれる。その伝える能力は本当にすばらしいと思います。
元々、才能をお持ちなんですけど、最初は大きい声でツッコミを入れるというパターンが多かったのが、だんだん感覚をつかんできて、今の形になった。その感覚をつかむのも早かったですね。
――それは毎週隔週で違うメンバーを相手にしてきた影響もあるのでしょうか。
それもあるかもしれません。毎週かっちり決めていないので、予測不能なノリになることも多い。その中で、今この流れが来ている、ここを広げたほうがいい、というのを誰よりも早くつかんで動いてくれる。対応力は本当にすごいです。樹さんが「こういう流れになったら面白いよね」と言ってくれたことで放送に反映したこともよくあります。この番組は樹さんがいてこそです。
■5パターンの個性を解説「1番、予測できない存在」「世界観が爆発」
――そんな田中さんと毎週タッグを組むメンバー5人。彼らそれぞれの個性も教えて下さい。
京本(大我)さんはカッコよくて妖艶だけど、ラジオだと誰も思いつかないようなことを言ったりもする。なので、京本さんとの組み合わせは世界観が爆発します。玄人好みのちょっとぶっ飛んだラジオになります。松村(北斗)さんはフリートークを毎回しっかり持ってきてくれて、30分、40分話す。トークで番組を成立させるタイプです。打ち合わせ時間もダントツで長いので、放送の3分前まで打ち合わせしてることもよくあります。
高地(優吾※高=はしごだか)さんは一番ベーシックで、トークもコーナーも、楽曲も流す。どうしても盛り上がると曲をかけられないことが多いんですけど、高地さんの回があるからこそ、他メンバーの回が自由な形でできていると思います。唯一、ジェシーさんの時だけ、普段は聞き手に回ることが多い樹さんもフリートークをします。1回の放送でたくさんの話題が出るのでておもしろいです。(森本)慎太郎さんは一番、読めない。しっかりトークする回もあれば、パワー系といいますか、勢いだけで押し切って、予想外なことが起きることもある(笑)。1番、予測できない存在ですね。
――ペアを組む方によって毎週違ったカラーが楽しめることも、番組の魅力ですよね。2024年には、田中さんのお仕事の都合でジェシーさんと松村さんがメインMCをやった期間がありました。発見はありましたか。
ジェシーさんは、テレビでもMCをやることがほとんどないので、聞き手になると急にかしこまった敬語になって…しっとりした番組みたいな時間がありました。(笑)。聞き手なのについクセで出ちゃうギャグで相手のフリートークが止まってしまうので「ちょっと我慢しよう」と言った結果、ギャグを我慢して口がモゴモゴ動いていたり、それでも我慢しきれずにポロッと出てしまうのがおもしろかったです。松村さんも、ジェシーさん同様、普段自由な分、役割があるとかしこまっていました(笑)。時間や進行をしっかり意識しながらやっていただいたのですが、普段、樹さんがまとまらなそうなときもパッと締めるので、慣れていない松村さんは苦労していたようです。最終的に見つけたのは、大きい声で怒ること(笑)。本人も言ってますけど、回を重ねるごとに声が大きくなって、最後はとにかく怒れば締まる(笑)。すごく面白かったですね。
――田中さん以外とやることで見える部分もありましたか。
リスナーも意外と新鮮だったみたいで、京本さんと松村さんは実は、組み合わせとしてあまりなかったので、1時間半しゃべることになって『どうなるの!?』と話題になったりしましたが、ちゃんと楽しい放送になったと思います。
――番組内でメンバーのこういう部分を深堀りしたいというのはありますか。
例えば、高地さんはしっかりしているイメージがありますが、実は一番おかしなことを言うタイプ。いわゆるギャップを出していきたいです。森本さんはフットワークが軽く、それこそアマゾンに行った話や、業務用フライヤーを購入した話など「やってみた」系の話が多い。空気が読めるし、でも突然ハロウィンにシスターの格好で来たり…突発的に起爆剤のような存在。本番前に「今日もかまそうぜ!」と大きな声をかけてくれたり、ムードメーカーとしてすばらしいです。
――ラジオを通して多くの人にSixTONESのトークの面白さが広まったと思っています。菊田さん的に、もっと知ってほしい部分はありますか。
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