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2026-01-28 15:08
日本映画製作者連盟(映連)は28日、都内で記者会見を開き、2025年の映画産業概況(2024年12月~25年11月)を発表した。昨年、国内で上映された映画の興行収入は2744億5200万円となり、新記録を更新。興行収入を公表するようになった2000年以降、これまで最高だった2019年の2611億8000万円を上回り、歴代最高記録となった。
【写真】『国宝』が13部門を席巻…受賞者・作品一覧
映連の島谷能成会長は「うれしい報告です」と切り出し、「飛躍的に業績を拡大させた“大豊作の1年”となりました。1955年以降の長期データと比較しても、単価の違いはあるものの、歴代最高水準であることは間違いありません」と語った。
■邦画興収は2000年以降で最高 洋画は依然として回復せず
興行収入の内訳は、邦画が2075億6900万円(前年比133%)、洋画が668億8300万円(前年比130%)。邦画の年間興行収入は、2000年以降で最高記録となった。邦画と洋画の構成比は、邦画75.6%、洋画24.4%で、前年とほぼ同水準となった。
2025年の公開本数は、邦画694本(前年比9本増)、洋画611本(同106本増)で、合計1305本。前年比では115本増となった。
■入場人員は1億8875万人、2億人動員も視野に
入場人員は1億8875万5600人で、前年比131%、約4431万人の増加となった。これは2000年以降で歴代2位の動員数。1位はコロナ禍直前の2019年で、1億9491万人だった。
島谷会長は、前任の岡田裕介会長が掲げていた「年間2億人動員」という目標についても触れ、「いよいよ現実的に視野に入ってきたのではないか」との認識を示した。
平均入場料金(単価)は1454円で、前年より21円上昇。一般料金を2000円以上に設定する劇場が増えたことに加え、IMAXなど特別料金スクリーンでの上映が観客から広く支持されていることも影響しているという。
■ODS興収は274億円、コロナ前比160%と大幅増
ライブビューイングなどのODS(Other Digital Stuff)の興行収入は274億3300万円で、前年比111%。コロナ前5年間の中位平均値と比べると160%と大きく伸長した。ODS関連のうち、中継を除いた邦画・洋画計170億円は、年間興行収入2744億円に含まれている。
全国のスクリーン数は3697スクリーンで、前年比22スクリーン増。2013年以降、増加傾向が続いており、2026年も新たに2サイトのシネコン開業が確定しているという。
■10億円超は38作品、邦画実写のヒットも相次いだ
興行収入10億円以上の邦画は38作品で、合計1672億2000万円。前年より7作品増え、興行収入も622億円増加した。邦画ではアニメ作品が引き続き好調で、10億円以上の作品のうち14作品がアニメ。100億円を超えた邦画4作品のうち、3作品をアニメが占めた。
100億円超の作品は、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(391.4億円※)、『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(147.4億円)、劇場版『チェンソーマン レゼ編』(104.3億円※)、実写映画『国宝』(195.5億円※)の4作。
実写映画では、『国宝』のほかにも、『はたらく細胞』(63.6億円)、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(52.9億円)、『8番出口』(51.7億円)の3本が50億円超え、映画『グランメゾン・パリ』(42.0億円)、『劇場版ドクターX』(32.8億円)、『爆弾』(31.6億円)の3本が30億円超と、邦画実写でもヒット作が相次いだ。
■『鬼滅の刃』と『国宝』が象徴する日本映画の強さ
『劇場版 鬼滅の刃』は、国内で400億円に迫る興行収入を記録しただけでなく、全世界興行収入が1063億円(2025年11月時点)に到達。日本映画として、世界興行収入1000億円を超えたのは史上初となる。
一方、『国宝』は歌舞伎を題材にした文芸性の高い作品でありながら、幅広い世代を魅了し、国内邦画実写の歴代1位記録を22年ぶりに更新。本年の米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞へのノミネートも発表されている。
島谷会長は「日本のコンテンツが世界で非常に高く評価され、成功を収めていることの象徴だ」と語り、日本映画の海外展開に強い期待を示した。
洋画で10億円以上の作品は12本あり、前年から2本増。50億円超えは『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(52.8億円)、『モアナと伝説の海2』(51.7億円)の2本。30億円超えも『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(49.0億円)、『マインクラフト/ザ・ムービー』(39.4億円)、『ウィキッド ふたりの魔女』(35.4億円)、『リロ&スティッチ』(33.9億円)の4本あった。洋画の興収668億8300万円のうち興収10億円以上の作品(12本)で350億4000万円を占めている。
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映連の島谷能成会長は「うれしい報告です」と切り出し、「飛躍的に業績を拡大させた“大豊作の1年”となりました。1955年以降の長期データと比較しても、単価の違いはあるものの、歴代最高水準であることは間違いありません」と語った。
■邦画興収は2000年以降で最高 洋画は依然として回復せず
興行収入の内訳は、邦画が2075億6900万円(前年比133%)、洋画が668億8300万円(前年比130%)。邦画の年間興行収入は、2000年以降で最高記録となった。邦画と洋画の構成比は、邦画75.6%、洋画24.4%で、前年とほぼ同水準となった。
2025年の公開本数は、邦画694本(前年比9本増)、洋画611本(同106本増)で、合計1305本。前年比では115本増となった。
■入場人員は1億8875万人、2億人動員も視野に
入場人員は1億8875万5600人で、前年比131%、約4431万人の増加となった。これは2000年以降で歴代2位の動員数。1位はコロナ禍直前の2019年で、1億9491万人だった。
島谷会長は、前任の岡田裕介会長が掲げていた「年間2億人動員」という目標についても触れ、「いよいよ現実的に視野に入ってきたのではないか」との認識を示した。
平均入場料金(単価)は1454円で、前年より21円上昇。一般料金を2000円以上に設定する劇場が増えたことに加え、IMAXなど特別料金スクリーンでの上映が観客から広く支持されていることも影響しているという。
■ODS興収は274億円、コロナ前比160%と大幅増
ライブビューイングなどのODS(Other Digital Stuff)の興行収入は274億3300万円で、前年比111%。コロナ前5年間の中位平均値と比べると160%と大きく伸長した。ODS関連のうち、中継を除いた邦画・洋画計170億円は、年間興行収入2744億円に含まれている。
全国のスクリーン数は3697スクリーンで、前年比22スクリーン増。2013年以降、増加傾向が続いており、2026年も新たに2サイトのシネコン開業が確定しているという。
■10億円超は38作品、邦画実写のヒットも相次いだ
興行収入10億円以上の邦画は38作品で、合計1672億2000万円。前年より7作品増え、興行収入も622億円増加した。邦画ではアニメ作品が引き続き好調で、10億円以上の作品のうち14作品がアニメ。100億円を超えた邦画4作品のうち、3作品をアニメが占めた。
100億円超の作品は、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(391.4億円※)、『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(147.4億円)、劇場版『チェンソーマン レゼ編』(104.3億円※)、実写映画『国宝』(195.5億円※)の4作。
実写映画では、『国宝』のほかにも、『はたらく細胞』(63.6億円)、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(52.9億円)、『8番出口』(51.7億円)の3本が50億円超え、映画『グランメゾン・パリ』(42.0億円)、『劇場版ドクターX』(32.8億円)、『爆弾』(31.6億円)の3本が30億円超と、邦画実写でもヒット作が相次いだ。
■『鬼滅の刃』と『国宝』が象徴する日本映画の強さ
『劇場版 鬼滅の刃』は、国内で400億円に迫る興行収入を記録しただけでなく、全世界興行収入が1063億円(2025年11月時点)に到達。日本映画として、世界興行収入1000億円を超えたのは史上初となる。
一方、『国宝』は歌舞伎を題材にした文芸性の高い作品でありながら、幅広い世代を魅了し、国内邦画実写の歴代1位記録を22年ぶりに更新。本年の米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞へのノミネートも発表されている。
島谷会長は「日本のコンテンツが世界で非常に高く評価され、成功を収めていることの象徴だ」と語り、日本映画の海外展開に強い期待を示した。
洋画で10億円以上の作品は12本あり、前年から2本増。50億円超えは『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(52.8億円)、『モアナと伝説の海2』(51.7億円)の2本。30億円超えも『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(49.0億円)、『マインクラフト/ザ・ムービー』(39.4億円)、『ウィキッド ふたりの魔女』(35.4億円)、『リロ&スティッチ』(33.9億円)の4本あった。洋画の興収668億8300万円のうち興収10億円以上の作品(12本)で350億4000万円を占めている。
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