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市川團子、軽快トークに父・市川中車が笑う 子の成長にしみじみ「努力の賜物」

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2026-02-05 15:37
市川團子、軽快トークに父・市川中車が笑う 子の成長にしみじみ「努力の賜物」
軽快トークを披露した市川團子 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川中車(60)、市川團子(22)が5日、都内で行われた歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』の製作発表会見に登壇した。

【写真】父・市川中車とともにスーツで登場した市川團子

 今年5月3日から26日にかけて東京・THEATER MILANO-Zaで歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』が上演される。本作は文政10年(1827)に江戸河原崎座で初演。作者は『東海道四谷怪談』や『桜姫東文章』などを手掛けた四世鶴屋南北。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。永らく上演が途絶えていたが、昭和56年(1981)に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋の中でも特に人気が高く、これまで12回再演された本作は『三代猿之助四十八撰』のひとつに数えられている。

 本作において屈指の人気を誇る「岡崎無量寺の場」では、十二単をまとって宙を飛ぶ猫の怪を、数多くの話題作にも出演、映像でも活躍を続ける中車が初役で勤める。THEATER MILANO-Zaで宙乗りを行うのは初の試みとなる。大詰は、常磐津を用いた舞踊『写書東驛路』をお届け。スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』でヤマトタケルを演じ、家の芸である『義経千本桜』にも挑戦した歌舞伎界のホープ團子が十三役を早替りにて勤める。

 中車は「埋もれていた古狂言を江戸時代から100年ぶり、あるいはそれ以上ぶりに復活させようと父が1980年代に躍起になっていた演目の1つ『獨道中五十三驛』を私と息子の團子でやらせていただきますこと本当にありがたく光栄に思っています」と心境を語る。「泉下の父がどういう思いで見ているか、もちろんわかりませんけれども、きっと見守ってくれていると思います。その思いでの澤瀉屋一門一丸となって、この5月、MILANO-Zaにおきまして大きな正念場ということで、たくさんの方に来ていただけますよう、本当に1人でも多くの方に歌舞伎を見ていただけますように、その一端と澤瀉屋がなれますように頑張ってまいります」と決意を語った。

 会見が行われたのは、渋谷・Bunkamura。中車は「東急Bunkamuraさんは、このシアターコクーンで歌舞伎に入る前に1番思い出に残り、本当に命を費やした思い出のある蜷川幸雄さんの演出のチェーホフの『桜の園』という作品で、主演のラネーフスカヤを麻実れいさんが演じられて、その中でロパーヒンという商人の役を演じさせていただいた。本当に蜷川さんの一言一言が血となり、肉となり、その時に本当に舞台に立ててよかった。毎日本当に楽しくて、面白くて、毎日いろいろ悔しいこともあったけれども思い出に残るBunkamuraさんとのお仕事がこのような形でまた再開する。しかも、歌舞伎の演目、父が作った演目に化け猫として、十二単を来て宙乗りをさせていただく。蜷川さんはどう思っているか(笑)。本当に聞いてみたいなという思いがございます」と思い出を語る。「本当に一生懸命勤めて『澤瀉屋ここにあり』ということをこの2026年5月の新宿にて打ち込んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」と発信した。團子は「今回、MILANO-Zaということもあって、これまで歌舞伎を観たことない方も来ていだけると思う。観たことある方、ない方、どちらにも楽しんでいただける公演ありを精いっぱい勤めていけたらと思っております」と気を引き締めた。

 「演目については團子が詳しく話すと思います」と中車が話すなど信頼を寄せる。成長著しい團子について、中車は「努力の賜物だと思います」と評する。「親子ではございますが、我々は2012年6月5日に初日を共に迎えた同輩でございます。13年半が経ちましたけど、子供というのは覚えが早いんですね。私とはどんどん差がつけられている」と中車は笑いつつ「とはいえ澤瀉屋の年長組として、息子と共に澤瀉屋の公演をさせていただくのは光栄」と喜びを語った。父について、團子は「父は『努力の賜物』と言ってくれましたけど、僕はそんなことはない。子供のころから映像も見ていましたし、父の方こそ努力の人。努力の賜物だと思います」と返し、軽快な話に中車も思わず笑っていた。

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