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笑顔の一ノ瀬ワタルの背後で金属バットの少年が…吉田恵輔監督『四月の余白』不穏ビジュアル解禁

エンタメ
2026-03-06 18:00
笑顔の一ノ瀬ワタルの背後で金属バットの少年が…吉田恵輔監督『四月の余白』不穏ビジュアル解禁
一ノ瀬ワタル主演、吉田恵輔監督の最新作『四月の余白』(6月26日公開)ポスタービジュアル(C)2025 N.R.E
 俳優の一ノ瀬ワタル主演、吉田恵輔(※吉=つちよし)監督の最新作『四月の余白』(6月26日公開)のメインポスタービジュアルが解禁された。

【動画】映画『四月の余白』特報映像

 『ミッシング』『空白』などで、人が思わず目を背けたくなるような感情や社会の歪みを描いてきた吉田監督。本作は、監督自身が多感な時期に出会った非行少年や、彼らを取り巻くコミュニティをモデルにした作品で、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子どもたちに真正面から向き合おうとする大人の生々しいもがきを描く。

 解禁されたポスタービジュアルでは、一ノ瀬が演じる元半グレで更生施設「みらいの里」の寮長・西健吾が、あぐらをかいて屈託のない笑顔を見せる姿が描かれている。しかし、その背後では、少年・澤海斗(上阪隼人)が金属バットを振り上げ、今まさに西の頭部を殴ろうと迫る姿が捉えられており、見る者に思わずぞっとするような緊張感を与える。

 人の痛みを理解できず、常軌を逸した暴力を振るう少年と、その狂気を見抜きながらも逃げることなく向き合おうとする大人。二人の前には火の粉が舞い、燃え落ちていく写真の一部にこの先の不穏さと、炎の温度を感じさせる印象的なビジュアルとなっている。

 葛藤や痛みを受け止めながらも、ぶつかり合い、寄り添い続ける西の背中に、子どもたちは何を見いだすのか。どうしようもない人間をどうしようもなく愛する――そんな吉田監督の作家性が色濃くにじむ、新境地ともいえる作品となりそうだ。

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