エンタメ
2026-03-12 08:30
長谷川慎(THE RAMPAGE)が主演を務めるカンテレ×FODドラマ『顔のない患者-救うか、裁くか-』が、12日深夜に最終回を迎える。“愛する人を救うために、他人を殺せるか”という究極の命題を描くヒューマンサスペンスとして話題を呼んでいる。
【画像】『顔のない患者』主演の長谷川慎
本作で、誘拐され監禁される主人公の妻・都築美保を演じたのが俳優のさかたりさ(26)だ。椅子に縛られたままの過酷なシーンに挑んだ彼女は、ブラジリアン柔術を約6年続けてきた“特技”の持ち主。数々の困難も経験し、順風満帆”とは言い難い歩みを重ねてきた。本作の役作りや撮影の裏側と、これまでの道のり、そして俳優としての思いを聞いた。
■「拘束されて動けない芝居」が難しかった
さかたが演じた都築美保は、主人公の医師・都築亮(長谷川)の最愛の妻。3年前、ショッピングモールで起きた爆破事件で瀕死の重傷を負うも、リハビリを重ねて一人で歩けるまでに回復していた。しかしその矢先、「カオナシ」と名乗る犯人に誘拐されてしまう。犯人は都築に「妻を救いたければ爆弾魔を殺せ」と迫り、物語は極限の選択へと突き進んでいく。
さかたは出演オファーを受けた時の心境をこう振り返る。
「お話をいただいた時はすごくうれしかったです。ただ、誘拐されたところから物語が始まる重要な役だったので、『私に務まるのかな』という不安もありました。これまであまり経験してこなかった緊迫したシーンも多くて、自分にとって新しい挑戦でした」
撮影で最も苦労したのは、拘束されたまま演技をすること。
「ほとんどのシーンが椅子に縛られている状態で、動けないまま芝居をしなければいけなかったんです。一度外すと縛り直すのが大変なので、朝からずっと縛られたまま撮影していて。寒いし、眠くなっても動けないし(笑)。『拘束されるってこんなにきついんだ』と思いました」
ドラマはクライマックスを迎え、犯人に連れられ、都築はようやく愛する妻と再会を果たすが、再び命の選択を迫られる。「妻を殺さなければ病院を爆破する」という究極の選択を迫られる物語の結末に注目が集まっている。
「“ヒューマンサスペンス”というジャンル自体が新鮮だと思いました。サスペンスの中で命の選択を考えさせられる物語。SNSで視聴者の考察を見るのも面白かったです」
■15歳で芸能界へ、続けてきた理由「負けてたまるか」
出身は熊本。幼い頃から芸能界への憧れがあったという。
「幼稚園の頃は“お笑い芸人になりたい”“歌手になりたい”と思っていました」
俳優を志すきっかけとなったのは、中学生の頃に見たドラマだった。
「『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』を見て、“こんなにキラキラした学生生活があるんだ”って憧れて。当時、学校での人間関係で悩むこともあったので、余計に輝いて見えたんです。“物語の中に入ってみたい”と思いました」
意を決して応募した「GirlsAward」のオーディション(2015年)で準グランプリなどを受賞して芸能界入り。
「その時は“これから順風満帆な人生だ!”と思っていたんですけど、実際は結構厳しくて。最初に所属した事務所も2年くらいでなくなってしまって、“あれ?”って(笑)」
思い描いていた芸能生活とは違う現実が待っていたが、俳優を辞める選択肢はなかったという。
「負けず嫌いなんです。自分にすごい才能があるとは思っていないんですけど、“負けてたまるか”という気持ちはずっとありました」
そう語るさかたは、近年着実に出演作を重ねている。昨年は、7月期『誘拐の日』に自身初の刑事(古賀彩佳)役でレギュラー出演、Netflix映画『新幹線大爆破』や映画『#真相をお話しします』など話題作にも出演し、ケンタッキー(「ランチ、ケンタッキーにしない」)をはじめCMでも存在感を見せている。
■ブラジリアン柔術6年 俳優としての武器に
さらに、プロフィールで目を引くのが、ブラジリアン柔術の経験だ。2023年には関東大会で3位に入賞するなど、本格的に取り組んでいる。きっかけは、以前所属していた事務所からの提案だった。
「アクションができるようになった方がいいと言われて始めたんですが、最初は嫌々でした(笑)」
しかし、数々の俳優らが通う名門道場に通ううち、その魅力に引き込まれていったという。
「今は自分の意思で通っています。はじめてからもうすぐ6年くらいになります。せっかく続けているので、いつかアクション作品にも出演してみたいです」
俳優としての目標もはっきりしている。
「まだ“これが代表作です”と言える作品がないので、そう言える作品に出会いたいです。中国語も勉強しているので、中国の作品にもいつか挑戦してみたいと思っています」
“順風満帆”とは言い難い歩みも包み隠さず語りながら、終始明るい表情で取材に応じてくれたさかたりさ。その前向きな姿勢が、これからの俳優人生を支えていくのだろう。
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■「拘束されて動けない芝居」が難しかった
さかたが演じた都築美保は、主人公の医師・都築亮(長谷川)の最愛の妻。3年前、ショッピングモールで起きた爆破事件で瀕死の重傷を負うも、リハビリを重ねて一人で歩けるまでに回復していた。しかしその矢先、「カオナシ」と名乗る犯人に誘拐されてしまう。犯人は都築に「妻を救いたければ爆弾魔を殺せ」と迫り、物語は極限の選択へと突き進んでいく。
さかたは出演オファーを受けた時の心境をこう振り返る。
「お話をいただいた時はすごくうれしかったです。ただ、誘拐されたところから物語が始まる重要な役だったので、『私に務まるのかな』という不安もありました。これまであまり経験してこなかった緊迫したシーンも多くて、自分にとって新しい挑戦でした」
撮影で最も苦労したのは、拘束されたまま演技をすること。
「ほとんどのシーンが椅子に縛られている状態で、動けないまま芝居をしなければいけなかったんです。一度外すと縛り直すのが大変なので、朝からずっと縛られたまま撮影していて。寒いし、眠くなっても動けないし(笑)。『拘束されるってこんなにきついんだ』と思いました」
ドラマはクライマックスを迎え、犯人に連れられ、都築はようやく愛する妻と再会を果たすが、再び命の選択を迫られる。「妻を殺さなければ病院を爆破する」という究極の選択を迫られる物語の結末に注目が集まっている。
「“ヒューマンサスペンス”というジャンル自体が新鮮だと思いました。サスペンスの中で命の選択を考えさせられる物語。SNSで視聴者の考察を見るのも面白かったです」
■15歳で芸能界へ、続けてきた理由「負けてたまるか」
出身は熊本。幼い頃から芸能界への憧れがあったという。
「幼稚園の頃は“お笑い芸人になりたい”“歌手になりたい”と思っていました」
俳優を志すきっかけとなったのは、中学生の頃に見たドラマだった。
「『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』を見て、“こんなにキラキラした学生生活があるんだ”って憧れて。当時、学校での人間関係で悩むこともあったので、余計に輝いて見えたんです。“物語の中に入ってみたい”と思いました」
意を決して応募した「GirlsAward」のオーディション(2015年)で準グランプリなどを受賞して芸能界入り。
「その時は“これから順風満帆な人生だ!”と思っていたんですけど、実際は結構厳しくて。最初に所属した事務所も2年くらいでなくなってしまって、“あれ?”って(笑)」
思い描いていた芸能生活とは違う現実が待っていたが、俳優を辞める選択肢はなかったという。
「負けず嫌いなんです。自分にすごい才能があるとは思っていないんですけど、“負けてたまるか”という気持ちはずっとありました」
そう語るさかたは、近年着実に出演作を重ねている。昨年は、7月期『誘拐の日』に自身初の刑事(古賀彩佳)役でレギュラー出演、Netflix映画『新幹線大爆破』や映画『#真相をお話しします』など話題作にも出演し、ケンタッキー(「ランチ、ケンタッキーにしない」)をはじめCMでも存在感を見せている。
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さらに、プロフィールで目を引くのが、ブラジリアン柔術の経験だ。2023年には関東大会で3位に入賞するなど、本格的に取り組んでいる。きっかけは、以前所属していた事務所からの提案だった。
「アクションができるようになった方がいいと言われて始めたんですが、最初は嫌々でした(笑)」
しかし、数々の俳優らが通う名門道場に通ううち、その魅力に引き込まれていったという。
「今は自分の意思で通っています。はじめてからもうすぐ6年くらいになります。せっかく続けているので、いつかアクション作品にも出演してみたいです」
俳優としての目標もはっきりしている。
「まだ“これが代表作です”と言える作品がないので、そう言える作品に出会いたいです。中国語も勉強しているので、中国の作品にもいつか挑戦してみたいと思っています」
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