
歌手の小柳ルミ子さん(73)がデビュー55周年を記念した楽曲を発表し、これまでの波瀾万丈な芸能人生についてインタビューで赤裸々に語りました。
人間不信に陥り引退を考えた時期、愛犬との別れによる深い悲しみ、そして新たな家族との出会いまで。73歳の今も歩み続ける〝小柳ルミ子〟の素顔に迫りました。
【写真を見る】【独自】 小柳ルミ子 歌手デビュー55周年 「人間不信になって…」 波瀾万丈の芸能人生 「心療内科に通った」 愛犬との別れと…思い明かす
小柳さんが発表した歌手デビュー55周年記念楽曲『愛は輪廻転生』は、まさに彼女らしさが詰まった作品。
楽曲制作について「これぞ小柳ルミ子。ザ・小柳ルミ子っていう曲を作ろうということで、最近こんなアレンジないよねっていう、非常にダンサブルで、もうニューヨーク・ブロードウェイとか何かのミュージカル作品の一曲みたいな仕上がりになりました」と説明し、「今まで自分が歌とダンスとか表現とか、もちろん女優としても、そういったことを積み重ねてきて、どこも無理せず、気張らず、楽に歌える。もう大自信作です」と断言しました。
しかし、小柳さんは芸能生活を振り返り「もう一口で語るには、あまりにもいろんなドラマがあった。途中で倒れて人間不信になって、歌もダンスも芝居も嫌いになって、辞めようと思えば、辞めるタイミングがいくらでもあった」と、この55年間は決して順風満帆ではなかったと明かします。
「良いことばっかりじゃないですから。もう悪いことも半分ぐらいありましたから」と率直に語る小柳さんですが、それでも続けてこられた理由について「やっぱり最後は自分が好きで選んだ道。どんな事があろうと、私を信じてついてきてくれたファンの皆さん。ほんとによく応援してついてきてくれましたよね」と感謝の気持ちを表現しました。
苦しい時を乗り越える方法として、小柳さんは「自分と対話する。私はこんなに辛い思いをするために芸能界に入ったんじゃないと。もっとあなたはできるはずでしょ」と『自分自身との対話』を重視していると語りました。
さらに興味深いエピソードも披露。「(辛い時には)私の楽曲たちが励ましてくれましたね。もうわーって『わたしの城下町』とかね、『瀬戸の花嫁』とかが、ルミちゃんが頑張って生きてくれなきゃ私たちどうしたらいいの?って。私はルミちゃんのために生まれてきたのよって」と、楽曲との特別な関係について明かしました。
そんな小柳さんも引退を真剣に考えた時期があったそうで「ちょうどコロナが流行した頃、5~6年前、仕事が無くなって。もう私仕事ないんだ。でもテレビ観れば、皆さん出ているし。私が座る椅子はもうないんだって思って、もう辞めようって思ったんですよ」と当時の心境を告白。そして「もう全然迷いもせず、ラジオの生放送で私、引退しますって言ったんですね」と、突然引退宣言をしたのです。
しかし、運命的な出来事が小柳さんを救ったといいます。「パっとこう(自身の)ブログの(ファンからの)コメントを見ていたら、『桑田佳祐さんが週刊誌でルミ子さんのことを大絶賛しています』と」という書き込みを目撃。
桑田さんからの評価について小柳さんは「桑田さんが書いているんですからね。私が言っていることじゃない」と前置きをし「歌が上手い、踊りが上手い、芝居が上手い、脱げる、エロい、この5つです」と桑田さんらしいウイットが込められた評価を紹介。
「それ読んだ時にもう涙が止まらなくって。あの桑田さんがこんなに褒めてくれるって。じゃあもうちょっと頑張ってみてもいいかなって」と引退を撤回したきっかけを語りました。
さらに2025年、小柳さんに新たな試練が。「7月22日に、私の保護犬の愛犬ルルが亡くなって、もう耐え難い苦痛でしたね。苦痛っていうか、もう生きていられない」と愛犬との突然の別れについて話しました。
愛犬ルルへの思いについて「宝物でしたからね。本当に唯一無二の家族だったし、彼女がいたからいろんなこと乗り越えられたし。それが突然だったんでね、自分を責めたしね」と深い愛情を見せました。
この深い悲しみは、小柳さんを初めて心療内科に向かわせました。「私、生まれて初めてですよ、心療内科に通ったの」と告白し、「心療内科に心を診ていただいて。それが本当に良かったんですよ」と当時を回顧。
「先生いわく、これだけ愛した大事な家族を突然失ったんだから、悲しいのは当然ですよって。苦しいのも悲しいのも、当然ですって。もうご自分の気持ちに、素直に生きてくださいって。悲しんでいいんだ、泣いていいんだ」という医師の言葉が心の支えに。
その後、徐々に回復した小柳さんは、愛犬への感謝の思いを込めた楽曲『あなたがいたから』を制作します。「日本全国に私と同じ思いをしている、耐え難い苦しみを味わっている愛犬家の方がたくさんいらっしゃると思う。私は55周年の記念曲のカップリングは、ルルのことを歌う以外考えられなかったんです。ルルに感謝の気持ち、本当にありがとうって。また会えるよねっていう、追悼曲にしたかった」と曲への想いを明かしました。
しかし「向井くん(作詞・作曲)のデモテープ聴いちゃ、ワァ~って泣いて。カラオケのレコーディングのときも仮歌をやるんですけど、歌えないぐらい、ウェ~って泣いちゃって。イントロ流れただけで、ウェ~って泣いちゃって。本当にヤバかったです」と当時の状況を振り返りました。
そんな小柳さんに2026年1月、希望の光が。
「絶対にルルの生まれ変わりに会えるって信じていたし、不思議なんですよ。もう仕草とか顔つきとか、まだ赤ちゃんなのに、もうルルなんですよ。また私のところに帰ってきてくれた」と、旅立った愛犬とそっくりな子犬との運命的な出会いがあったのです。
6代目ルルとの生活について「こうやってルルが来てくれたことで、体調も良くなったし、少しずつ食欲も出てきたし、笑えるようになりました。スゴイわ!犬の存在感」と愛犬がもたらす癒しの力を実感している様子。「だから私は元気で、一生懸命働いて、ルルと楽しい人生を送らなきゃいけないと思っています。この子のためにもね」と前向きな姿勢を見せました。
健康維持について問われると「やっぱりルルですかね。あとバランスよく食べるのと、もう日々のストレッチ」と回答。「ストレッチ・柔軟が私のボディを支えている。何も特別なことはしていないです。ほんとにジム行かなくていいし」と日常的な運動の重要性を強調。
最後に自身の年齢について聞かれると「けっこう自慢!73歳でヒール履いて踊りながら歌っている人いませんよ。普通ヒール履いてお買い物に行くだけでも疲れますからね。それが歌って踊って。そういう人でいたいという目標がある。どこまでやれるか挑戦です」と、力強い言葉は、挑戦し続ける小柳さんの生き様を感じさせます。
【担当:芸能情報ステーション】
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