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“叫び続けて役に入る”クリスチャン・ベールの執念 『ザ・ブライド!』公開、衝撃の舞台裏明らかに

エンタメ
2026-04-03 10:00
“叫び続けて役に入る”クリスチャン・ベールの執念 『ザ・ブライド!』公開、衝撃の舞台裏明らかに
映画『ザ・ブライド!』(4月3日公開) (C)2026 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
 ワーナー・ブラザースの新作映画『ザ・ブライド!』が、本日(4月3日)より全国公開。孤独な怪物フランケンシュタインと、その手でよみがえった花嫁ブライドが織りなす、愛と破壊の逃避行“ハネムーン”を描く異色のロマンススリラーだ。公開にあわせて、フランケンシュタイン役のクリスチャン・ベールが見せた“執念の役作り”の裏側を紹介する。

【動画】“叫び続けて役に入る”クリスチャン・ベール

 舞台は1930年代のシカゴ。自らを創造した博士の名前を借り“フランケンシュタイン”と名乗って生きてきた怪物は、人々に忌み嫌われ誰とも心を通わせられない孤独に耐えきれなくなっていた。そこで、フランケンシュタインは、高名な研究者・ユーフォロニウス博士に「伴侶を創ってほしい」と依頼。墓から掘り起こした女性の遺体を花嫁ブライドとしてよみがえらせる。

 やがて、とある事件をきっかけに2人は追われる身となるが、不条理で腐った世界への怒りをぶち撒けるブライドの姿は抑圧された人々の感情を揺さぶり、社会全体に波紋を広げていく。

 主演は、クロエ・ジャオ監督最新作『ハムネット』(2025年)で「第98回アカデミー賞」主演女優賞に輝いたジェシー・バックリーと、『ザ・ファイター』(2010年)で「第83回アカデミー賞」助演男優賞を受賞したクリスチャン・ベール。

 100年もの孤独を抱える怪物という難役に挑んだベールは、感情の高ぶりを表現するため、撮影現場で日常的に絶叫。声をハスキーにするため、あえて叫び続けて声を枯らすという徹底ぶりを見せた。

 さらに驚くべきは特殊メイクの工程だ。フランケンシュタインの外見を作り上げるため、最大25ピースものパーツを装着し、日によっては7時間以上を要したという。長時間のメイクを経て撮影に臨んだベールは、そのエネルギーを解放するかのように叫び、やがてスタッフも呼応。現場は“合唱”のような熱量に包まれたという。

 この体験についてベールは「最高だったよ」と振り返り、「原始的な叫びをしなければならなかった。それが役に入るためのスイッチになった」と語る。監督との綿密な議論を重ね、約1年をかけてキャラクター造形を完成させたことも明かし、「怪物でありながら人間的な存在」としてのバランスにこだわったという。

 また、「数えきれないほどの過去作を参考にしながら、自分なりのフランケンシュタイン像を構築した」と語り、本作については「ジェットコースターのような映画。巨大なスケールでありながら親密さもある」と自信をのぞかせた。

 愛と破壊の衝動に突き動かされる2人の逃避行は、やがて社会をも揺るがす。既存の枠組みを打ち破る挑発的な物語と、俳優陣の圧倒的な熱量が融合した本作。観客は劇場で、その“叫び”を体感することになりそうだ。


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