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2026-05-24 07:52
フランスで開催されていた「第79回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に選出されていた濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』で主演を務めたヴィルジニー・エフィラと岡本多緒が、最優秀女優賞をダブル受賞した。岡本の受賞は、日本人として史上初の快挙となる。
【画像】『急に具合が悪くなる』レッドカーペットのそのほかの写真
授賞式は現地時間5月23日20時15分(日本時間24日午前3時15分)より開催。コンペティション部門全22作品の中から、最も優れた演技を見せた女優に贈られる賞として、2人の名前が読み上げられた。
ワールドプレミア上映後には、「見事!圧倒的な奇跡」(Variety)、「深く心を揺さぶる傑作」(The Hollywood Reporter)、「優しさと好奇心を讃える優雅な賛歌。強烈に胸を打つ。ヴィルジニー・エフィラと岡本多緒の演技が見事だ」(Screen Daily)、「濱口竜介作品の最高到達点。映画史において、ここまで徹底的に『希望』を信じさせる作品が他にあっただろうか」(IndieWire)など、海外メディアから絶賛レビューが続出。各国批評家たちの熱い視線を集めていた。
受賞後、ヴィルジニー・エフィラは涙を浮かべながら、「一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験でした」とコメント。「状況がいかに絶望的でも、それを変えることを諦めない。その視線を濱口監督は常に持っていました。彼は私たちの“最も良い部分”を見つめてくれたんです」と、濱口監督への深い感謝を語った。
一方、岡本多緒も「夢さえも超えています」と感極まった様子でスピーチ。「私のような平凡な日本人女優が、今日ここに立てているのは、本当に素晴らしい監督のおかげです」と語り、「スタッフやキャスト全員に対する愛と敬意を毎日感じることができた現場でした。この経験が、これからも俳優として歩み続ける勇気を与えてくれました」と振り返った。
さらに、「私たちのように出会う二人の女性を描いた映画は、そう多くありません。本当に信じられない気持ちです」と喜びをかみしめた。
今年は、是枝裕和監督『箱の中の羊』、深田晃司監督『ナギダイアリー』とともに、日本映画3作品がコンペティション部門へ同時出品されるという、25年ぶりの歴史的な年となっていた。その中で、濱口監督作品としては、『ドライブ・マイ・カー』以来となるカンヌ主要賞受賞。世界最高峰の映画祭で、日本映画の存在感を改めて強く印象づける結果となった。
■ヴィルジニー・エフィラのコメント
審査員の皆様、ティエリー・フレモーさん、ありがとうございます。そして、感謝と敬意、そして愛をすべて、濱口竜介さんに捧げます。映画の終わりに、私も涙を流したことを覚えています。私はこう言いました。「一瞬一瞬が喜びであり、光栄でした」と。この場所に立った多くの方々が、これが「チームの力」によるものだと語っていましたが、まさに私たち全員も同じです。
ここにいらっしゃる音響技師のピエールさんをはじめ、撮影中、常に「撮影のあらゆる瞬間に、私たちはこれを体験してきた」と私に言い続けてくれたスタッフの方々のことを思い出します。おそらく、私が常に「一体感」を最も強く感じ、竜介が私たちに「冒険」をさせてくれた時間だったのかもしれません。いや、「冒険」という言葉では小さすぎます。一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験でした。
この作品が成功している点、私にとって並外れた勇気を感じるのは、相反する二つのことを同時に考えられるところです。つまり、状況がいかに絶望的でも、それを変えることを諦めないこと。濱口竜介監督は常にそこを見つめていました。彼は私たちの最高の部分を見つめてくれて、その部分がより一層存在感を増していくんです。本当にありがとうございます。
■岡本多緒のコメント
どうもありがとうございます。とても感動しています。皆さんが選んでくださったおかげで、私のような平凡な日本人女優が、今日こうしてここに立っていられます。私が今日ここにいるのは、本当に素晴らしい監督のおかげです。そして、監督の脚本、演出、そして支えがあったからこそです。
そして、ヴィルジニーがすでにすべてを語ってくれましたが、私たちふたり二人だけでなく、スタッフ全員、そして出演者全員に対する愛と敬意がありました。毎日、撮影現場でその愛を感じることができたのは素晴らしい経験であり、この道を歩み続ける勇気を与えてくれました。私たちふたりを選んでくださったことに、心から感謝します。
本当に信じられないことです。こんな映画はそう多くありません。私たちのように出会うふたりの女性を描いた映画は、ほとんどないのです。まるで夢さえも超えています。本当にありがとうございます。私の期待をはるかに超えるものでした。心から感謝します。
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授賞式は現地時間5月23日20時15分(日本時間24日午前3時15分)より開催。コンペティション部門全22作品の中から、最も優れた演技を見せた女優に贈られる賞として、2人の名前が読み上げられた。
ワールドプレミア上映後には、「見事!圧倒的な奇跡」(Variety)、「深く心を揺さぶる傑作」(The Hollywood Reporter)、「優しさと好奇心を讃える優雅な賛歌。強烈に胸を打つ。ヴィルジニー・エフィラと岡本多緒の演技が見事だ」(Screen Daily)、「濱口竜介作品の最高到達点。映画史において、ここまで徹底的に『希望』を信じさせる作品が他にあっただろうか」(IndieWire)など、海外メディアから絶賛レビューが続出。各国批評家たちの熱い視線を集めていた。
受賞後、ヴィルジニー・エフィラは涙を浮かべながら、「一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験でした」とコメント。「状況がいかに絶望的でも、それを変えることを諦めない。その視線を濱口監督は常に持っていました。彼は私たちの“最も良い部分”を見つめてくれたんです」と、濱口監督への深い感謝を語った。
一方、岡本多緒も「夢さえも超えています」と感極まった様子でスピーチ。「私のような平凡な日本人女優が、今日ここに立てているのは、本当に素晴らしい監督のおかげです」と語り、「スタッフやキャスト全員に対する愛と敬意を毎日感じることができた現場でした。この経験が、これからも俳優として歩み続ける勇気を与えてくれました」と振り返った。
さらに、「私たちのように出会う二人の女性を描いた映画は、そう多くありません。本当に信じられない気持ちです」と喜びをかみしめた。
今年は、是枝裕和監督『箱の中の羊』、深田晃司監督『ナギダイアリー』とともに、日本映画3作品がコンペティション部門へ同時出品されるという、25年ぶりの歴史的な年となっていた。その中で、濱口監督作品としては、『ドライブ・マイ・カー』以来となるカンヌ主要賞受賞。世界最高峰の映画祭で、日本映画の存在感を改めて強く印象づける結果となった。
■ヴィルジニー・エフィラのコメント
審査員の皆様、ティエリー・フレモーさん、ありがとうございます。そして、感謝と敬意、そして愛をすべて、濱口竜介さんに捧げます。映画の終わりに、私も涙を流したことを覚えています。私はこう言いました。「一瞬一瞬が喜びであり、光栄でした」と。この場所に立った多くの方々が、これが「チームの力」によるものだと語っていましたが、まさに私たち全員も同じです。
ここにいらっしゃる音響技師のピエールさんをはじめ、撮影中、常に「撮影のあらゆる瞬間に、私たちはこれを体験してきた」と私に言い続けてくれたスタッフの方々のことを思い出します。おそらく、私が常に「一体感」を最も強く感じ、竜介が私たちに「冒険」をさせてくれた時間だったのかもしれません。いや、「冒険」という言葉では小さすぎます。一生忘れられない、いや、永遠に心に刻まれる人生経験でした。
この作品が成功している点、私にとって並外れた勇気を感じるのは、相反する二つのことを同時に考えられるところです。つまり、状況がいかに絶望的でも、それを変えることを諦めないこと。濱口竜介監督は常にそこを見つめていました。彼は私たちの最高の部分を見つめてくれて、その部分がより一層存在感を増していくんです。本当にありがとうございます。
■岡本多緒のコメント
どうもありがとうございます。とても感動しています。皆さんが選んでくださったおかげで、私のような平凡な日本人女優が、今日こうしてここに立っていられます。私が今日ここにいるのは、本当に素晴らしい監督のおかげです。そして、監督の脚本、演出、そして支えがあったからこそです。
そして、ヴィルジニーがすでにすべてを語ってくれましたが、私たちふたり二人だけでなく、スタッフ全員、そして出演者全員に対する愛と敬意がありました。毎日、撮影現場でその愛を感じることができたのは素晴らしい経験であり、この道を歩み続ける勇気を与えてくれました。私たちふたりを選んでくださったことに、心から感謝します。
本当に信じられないことです。こんな映画はそう多くありません。私たちのように出会うふたりの女性を描いた映画は、ほとんどないのです。まるで夢さえも超えています。本当にありがとうございます。私の期待をはるかに超えるものでした。心から感謝します。
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