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俳優・声優発掘プロジェクトOPALIS「全国オーディション」始動 テンカラット所属の窪塚愛流、ミュージックレイン所属の夏川椎菜にインタビュー「新人のうちからたくさん場数を踏めるというのは貴重なので、本当に羨ましい!」

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2026-06-26 18:30
俳優・声優発掘プロジェクトOPALIS「全国オーディション」始動 テンカラット所属の窪塚愛流、ミュージックレイン所属の夏川椎菜にインタビュー「新人のうちからたくさん場数を踏めるというのは貴重なので、本当に羨ましい!」
俳優・声優の仕事について語った(左から)夏川椎菜、窪塚愛流(撮影/厚地健太郎)
 田中麗奈、井浦新、高良健吾、中条あやみら実力派俳優から人気モデルまで多彩なタレントが所属する芸能プロダクション・テンカラットと、戸松遥、豊崎愛生、雨宮天ら人気実力ともに兼ね備えた女性声優を輩出し、黎明期から声優アーティスト/ユニットをヒットに導いてきたプロデュースカンパニー・ミュージックレインの2社がタッグを組み、俳優・声優発掘のみならず、育成・開花までを一気通貫するプロジェクト「OPALIS(オパリス)」が始動、そのオーディションが開始される。今回、テンカラット所属の窪塚愛流、ミュージックレイン所属の夏川椎菜にインタビュー。俳優・声優としての仕事への想いを聞き、これから演技の世界を目指す人に向けてのメッセージをもらった。

【写真】俳優・声優の仕事について語った夏川椎菜

■インタビュー「夏川椎菜×窪塚愛流」

――オーディション情報サイト「デビュー」は、これから演技、そしてエンタメの世界を目指す人がユーザーの中心となっています。そんな方々への参考や刺激となるようなお話を伺いたいと思っております。

夏川椎菜「すごく感慨深いです。私、デビューを読んでいてミュージックレインのオーディションを知って応募したんです。どうにかしてこの世界に入れないかな、と思って雑誌を毎号買っていました」

――ありがとうございます! 「OPALIS」について聞いた時、どのような感想を持たれましたか?

夏川椎菜「率直な感想は“羨ましい!”でした。オーディションの前にワークショップが行われたり、合格後も人前に出る場が用意されていたり、育成カリキュラムが組まれているというのがなんと幸福なことだろうって思いました。私自身、現場に出て、お客さんの前に立って初めて学べたことがたくさんありますし、場数は大事だなと思っているので、新人のうちからたくさん場数を踏めるというのは貴重なので、本当に羨ましいなって思います。自分が声優を目指していた頃に出会っていたら、絶対に応募していたなって思います」

窪塚愛流「おっしゃる通り、同じく僕も“羨ましい”と思いました。お芝居を始めた時は、正直訳が分からなくて。何が正解なのか分からないですし、“何でも正解だよ”とも言われました。めっちゃ難しいなと思って、だんだんと自分の中でブレーキをかけてしまっていたところがあったんです。でも現場に行く前に経験させてもらえると、自分のストッパーを最初から外してくれますし、自分を知るきっかけにもなり、自信もつくと思います」

――いきなり現場に送り込まれる前に、様々な経験ができるというのはメリットですね。

窪塚愛流「もちろん最初から上手くいったら素晴らしいですが、悔しいという感情は一番のバネになると思うんです。僕は自分に対する苛立ちみたいなものが時にエネルギーになっています。『OPALIS』には貴重な瞬間がたくさんあると思うので、楽しんでほしいです」

――お二人がレッスンを受けたり、ワークショップに参加したときに、自分に変化をくれたアドバイスや、その後に現場で役に立ったことなど、印象に残っていることはありますか?

夏川椎菜「私のレッスン時代は、とにかくずっと基礎をやっていました。声優のお芝居って、マイクの前に立つための技術や知識も必要になってくるんですが、それは現場に出た時に学びなさいと言われていて。それより発声や滑舌の基礎をひたすら反復、同じことの繰り返しでした。当時まだ中学生だった私は正直退屈で(笑)。早く現場に出たい、もっと応用的なことがしたい、できるはずだからという謎の自信があったんです。でも結果、現場で基礎が無くてコテンパンにやられたことがあって。今では、あの時何度も何度も繰り返し仕込まれた基礎が、自分の中で一番頼りにしているものになっています。今、現場に出るようになって足りていない基礎を自分で先生をつけてやり直して、やっと自分のやりたいお芝居ができるようになったという感覚もあるので、やっぱり基礎って大事だなって思います」

――その頃に受けたアドバイスで心に残っていることはありますか?

夏川椎菜「『練習でできないことは、本番もできない』ということは何度も言われました。それは歌でのことだったんですが、どうしても音が追えなくて上手く歌えなかったとき、“今このレッスンでどれだけ間違ってもいい、この状態で上手くできてないということは本番のレコーディングでも、ライブでも絶対にうまく歌えるわけがないんだから、ちゃんと音を追えるように耳を育てなさい、基礎を固めなさい”っていうことは言われました。それは今でも残っている一番大事なことだし、多くの現場に出るようになった今も、練習の段階でつまずいていたら、その先には行けないのは当たり前なので、意識するようにしています」

窪塚愛流「ワークショップでは、相手の芝居を自分がどのように受けて、その感情をどうやって次の動きに持っていくか、感情の流れをどれだけ丁寧に、かつちゃんと芝居として嘘じゃないように持っていくか試行錯誤しました。先生に教えていただくことも大事にしながら、そのなかで自分の色をどうやって出すか、自分がなりたいものをどうやって迎え入れるか。自分を知るきっかけになった瞬間がいっぱいありました」

――ワークショップという試行錯誤できる場所があったから、自分のスタイルを見つけることができたんですね。

窪塚愛流「僕は滑舌が悪いので悔しい思いをすることも多いのですが、何度でも失敗できる場所があれば、恥ずかしがらずに進んでいけるんです。失敗ができるということは伸びしろしかないので、ワークショップでいっぱい失敗して学んで、その中で自分のやり方を蓄えていって、それを現場でまたぶつけるという。試行錯誤です。常に考えていないといけないので思考力と持久力が備わります」

――声優アーティスト、俳優として活躍されている中で、仕事に向かう上で大事にしていること、普段から心がけていることを教えていただけますか?

夏川椎菜「恥を捨てることですね」

窪塚愛流「僕もそう思います!」

夏川椎菜「この仕事って、“いかに自分をさらけ出せるか?”みたいなところがあって、さらけ出さないと結局届かないなって思うんです。今ここで“裸になれ”って言われても“別になれるし!”って思うぐらいの心構えはあったほうがいいなと思っていて。あと、声優の現場は特に反射神経というか、監督からのディレクションに対してすぐにパッと返せる力を求められる現場が多いんです。だから、自分のお芝居のプランに囚われすぎないこと、我を出す所としまっておく所の調整をしておく、そういう心構えも大事だなと思います」

――アニメの現場は細かいディレクションが多そうなイメージがあります。

夏川椎菜「細かいチューニングが多いですし、ディレクションを受けてから返すまでの時間が速くないと。新人の頃は、それができるかできないかで次の現場があるかないかが決まるぐらいなんです。かといって自分を殺しすぎても良くないので、柔軟に考える力を持っておく。突拍子もないことを言われても動じないような心構えを持っておくことは大事だと思います」

窪塚愛流「僕は“概念を持っていかない”ということを大切にしています。例えば“相手の台詞は多分こういう風にくるだろうから、自分はこういう風に言おう”と予想しないようにしています。相手と呼吸するその瞬間に生まれるものを渡して、そこで返ってきたものに反応する。瞬発力も柔軟性も必要なのですが、そのためにはやっぱり基礎が大切なんです」

――お二人がエンターテイメントの世界に入ろうと思ったきっかけについて聞きたいと思います。

夏川椎菜「小学校の高学年ぐらいから目立ちたがり屋で、“私は絶対に人前に立つ人間だ”って思って生きてたんです。人前で何かを表現したり、発表する立場でいたくて、その流れで中学の時に演劇部に所属しました。顧問の先生がすごくお芝居を熱心に教えてくださる方だったので、お芝居に興味を持って“お芝居で人前に出たい”というのが根本にありました。そして当時、アニメが周りでめちゃめちゃ流行っていて、そこで、アニメの声優さんに憧れを抱き、何者かになりたくて雑誌の『デビュー』を読んでいたんです。そんな時に母が見つけてくれたのが『第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション』で。声優にもなりたいし、歌や他の道もやってみたいと好奇心旺盛だった私にはたまらない募集だったから、もうそこに飛び込んでいった感じでした」

――声優の仕事、俳優の仕事、アーティストの仕事、それぞれのやりがいや楽しさは?

夏川椎菜「人前に立って、自分の見てほしいことを表現する時って、とても特別な気持ちになれるというか、なんか“脳汁”が出る感じがするんですよね。ひとつ恥を捨てないとできない、自分をさらけ出す行為だからというのもあると思うんですが、それが楽しくて止められないから続けてるところがあると思います。声優の芝居とはまた別なんですが、舞台やアーティストとしてのライブ活動ではそれが顕著で。リハーサルや稽古で一つ完成したものがあったとしても、本番では全然違う景色が広がっている。同じセットリストで同じ公演をしても、会場によっても、その日の朝自分が何を食べたかによっても、全然歌い方が違うし、同じ歌で同じ歌詞でもその日自分がどんな流れで来ているかによって感じることが全然違って。なんか生きてる感じがするんですよ! 心がちゃんと動いている感じがするのがすごく好きで、何度やってもまたやりたいと思います」

窪塚愛流「僕の場合、夢をもらったのは家族ですが、背中を押してもらったのは友達なんです。僕も目立ちたがり屋で、いつか表に出たいと思っていても一歩が踏み出せなくて、高校生活を過ごしていましたが、ある時、周りの友達が芸能活動やスポーツですごく頑張っている姿を見て、みんなに負けたくない、僕も絶対何かができると、負けず嫌いから始まりました。芝居の世界を選んだのは、自分自身の生きている意義を見つけてそして、そこから作りあげていきたいと思ったからです。まだまだ自分の目標や夢がたくさんあって道半ばですが、僕が出演した作品を見てくれた方から“元気が出ました”と言ってもらえることがすごく嬉しいです。自分が好きで大切にしているこのお仕事が、誰かにとっても楽しいものであったら、それはもう幸せです」

――これからこのオーディションに応募しようと思っている人に向けてのメッセージをいただけますか?

夏川椎菜「この世界は、入ってみないとわからないことや、やってみないとわからないことばっかりなので、ちょっと怖いなとか、失敗したらどうしようとか、もっと言うと売れなかったらどうしようとかは考えないほうがいいなって思います。だからとにかくやってみてほしいです。声優や俳優は総合的なものを求められる仕事だと思うんです。喋り方や動き方の基礎に始まり、スタッフさんとのやり取りや人との接し方など、とにかく人生において重要なことを大事にしていかなきゃいけない職業だなって思うので、何にも無駄になることがないと思うから、本当にちょっとでも興味があったら飛び込んでみてほしい。その勇気を持ってほしいなって思います」

窪塚愛流「完璧である必要はないと思うので、できないということに対して怖いって思わないでほしいですし、自分を誰とも比べないでほしいです。それがストッパーとなってしまいそうなので。今回『OPALIS』という最高のプロジェクトがありますが、そこに完全に寄りかかりすぎないで、それをうまく自分の中に落とし込んで、自分自身を知るきっかけにすると、もっと上に行けるんじゃないかなと思います。だから、がむしゃらに飛び込んでほしいです。チャンスは何度もやってくるかもしれませんが、チャンスをつかめる時は一瞬かもしれないので、本気で向き合ってぶつかってください。その時の自分にしか掴めないものがあると思うので、不安は一旦置いておいて、自分のことを信じて頑張ってほしいと思います」

■PROFILE
夏川椎菜 (なつかわ・しいな)
ミュージックレイン所属。
主なアニメの出演作に『ハイスクール・フリート』(岬明乃)、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(望月杏奈)、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(由比鶴乃)、『IDOLY PRIDE』(奥山すみれ)、『響け!ユーフォニアム3』(釜屋すずめ)など。舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』(ジャンヌ・ダルク※主演)。声優ユニット「TrySail」のメンバー

窪塚愛流(くぼづか・あいる)
テンカラット所属。
2003年10月3日、神奈川県出身。18年に映画『泣き虫しょったんの奇跡』で俳優デビューし、21年から本格的に俳優活動を開始。24年には映画『ハピネス』で初主演、同年に初舞台となる『ボクの穴、彼の穴。W』も経験した。近年の出演にTBS系連続ドラマ『御上先生』(25年)、NHK夜ドラ『あおぞらビール』(25年)、テレビ東京系連続ドラマ『るなしい』(26年、放送中)など。今年5月には自身初の個展「MeMonsters」を開催した。

■OPALIS 第2弾発掘企画「全国オーディション」

田中麗奈、井浦新、高良健吾、中条あやみら実力派俳優から人気モデルまで多彩なタレントが所属する芸能プロダクション・テンカラットと、戸松遥、豊崎愛生、雨宮天ら人気実力ともに兼ね備えた女性声優を輩出し、黎明期から声優アーティスト/ユニットをヒットに導いてきたプロデュースカンパニー・ミュージックレインの2社がタッグを組んで発足した「OPALIS」は、俳優・声優発掘だけではなく、育成・開花までを一気通貫するプロジェクト発掘・育成プロジェクト。
第1弾のワークショップ企画に続き、第2弾は「オーディション」を実施。ファイナリストは各種レッスンを受けた後、最終審査に臨む。ワークショップ、オーディションを経て決まった育成メンバーは、定期公演やコンテンツ発信、様々なレッスンなどの育成体制の中で、しっかりと基礎を固めながら才能を開花させてヒットを目指す 。応募の方法はオーディション情報サイトデビューに掲載中。

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