E START

E START トップページ > エンタメ > ニュース > ACEes、事務所の伝統と歴史つなぐステージ 1万5000人の前でデビューへの思い「芸能界を荒らしにいきましょう」【ライブレポート】

ACEes、事務所の伝統と歴史つなぐステージ 1万5000人の前でデビューへの思い「芸能界を荒らしにいきましょう」【ライブレポート】

エンタメ
2026-07-13 04:00
ACEes、事務所の伝統と歴史つなぐステージ 1万5000人の前でデビューへの思い「芸能界を荒らしにいきましょう」【ライブレポート】
『ACEes Arena Tour 2026 “V”』の模様
 5人組グループ・ACEes(浮所飛貴、那須雄登、作間龍斗、深田竜生、佐藤龍我)が12日、東京・有明アリーナで『ACEes Arena Tour 2026 “V”』を開催した“V”の頭文字を持つさまざまなワードに今の自分たちや表現したい世界を重ね合わせながら事務所ならではの伝統というバトンをつなぎ、今確かに進化を遂げた5人の軌跡が詰まったステージに。最後のあいさつでは1万5000人を前に浮所から悲願であるデビューへの思いも語られた。

【写真】まるで帝国劇場!華やかな大階段を使ったパフォーマンス

(以下、ネタバレを含みます)

 佐藤がデザインを手掛けたチュールがたっぷりの金の刺繍が輝く衣装を身にまとい、現れた5人に会場は黄色い悲鳴で揺れる。オープニング曲「PROLOGUE」ではきらめきのなかにも、燃える情熱が現れ、深田が「行くぞ!有明!」とそれぞれが花道へと駆け出す。5月末まで帯同した大先輩・嵐のコンサートでも体感したというメンバー同士のアイコンタクトや顔を見合わせて笑うような“尊い瞬間”はACEesにも多く見られ、チームワークの高まりを感じさせる。

 今回は“V”をテーマに、ブロックが分かれており、VENTUTRE“冒険/企て”、VERSUS “対峙/競演”、VIRAL“拡散/中毒性”、VEIN“血脈/DNA”、VANGARD“先駆者/先陣”、VORTEX“渦/熱狂”とそれぞれが個性あふれるパートを展開していく。

 大きな見どころとなるのはメンバーそれぞれが新たなスキルを習得したパート。「カラクリだらけのテンダネス」(timelesz)では佐藤が息を切らしながらサックスに向き合う。その一音一音を確かめるように黄色いペンライトの海が優しく彼を見守る。曲終わりもサックスの音色で締め、余韻を残すのに一役買った。

 「-シルクブリッジ-」は浮所・作間がエアリアル(シルクフライング)の大技にチャレンジ。天井から下がる2本の布を腕の力でのぼり、身体に巻き付け、回転し、客席を舞う。華やかながらも過酷な演目を任されたのは浮所、作間。俳優業も数多くこなす2人の真剣な眼差し、そして美しいフライングは、見るものを魅了した。

 雰囲気はガラリと変わり、「-馬コーナー-」と題したパートでは午年・年男である5人が馬の着ぐるみを頭にかぶり、指名されたメンバーがゲーム企画にチャレンジ。この日は作間と深田が照れたら負けの“愛してるよ”ゲームで対決することに。見ているこっちが照れてしまう褒め合いを繰り出しながら「接触アリ」と言い渡された深田は作間をバックハグしながら愛と感謝をささやいて、勝利をつかんだ。そんな深田からのリクエストで、作間がほか4人にも「愛してるよ」のメッセージを披露し、笑顔あふれる一幕となった。

 全体を通して印象的なのは、さらに大きくファンの声を求めるメンバーの姿。新曲「Say it!えいし~♡」はメンバー紹介曲で、声出しもレクチャー。「ねえねえ、言って♡?」と名前を問いかけるフレーズが耳に残り、コールアンドレスポンスで一体感も高まる。序盤の「Troublemaker」(嵐)では「ジャンプ!ジャンプ!」とあおり、「希望の丘」(King & Prince)などカバー曲でも原曲通りのコールアンドレスポンスを求めるなど積極的にファンと“声”で交流を図り、メンバーとファン、両者の結束力の高まりを確かに感じさせた。

 後半、5人の「原風景をたどるコーナー」が紹介されると、幼い5人の写真が映し出されたセットのモニターが半回転し、現れたのは大階段。まるでそこは5人がその板を踏み、少年時代を過ごした帝国劇場のように変ぼうした。「記憶の扉をひらくプロローグメドレー」としてこちらも佐藤がアイデアを出したメンバーカラーのスパンコール衣装で「LET'S GO TO EARTH」を歌唱。壮大な音楽と5人の成長を確かに感じる演出による“エモさ”で包み込むと、5人が順番にセンターに立ち、5曲のカバーを立て続けに披露。誰が真ん中に立っても映える、そんなエースぞろいの彼らならではの魅力を説得力をもって発揮する。

 後半では深田と那須が「-太鼓×ダンスブレイク-」を展開。複数の和太鼓を懸命に打ち鳴らす深田と、軽やかに、そして力強く技を取り入れながらステージを跳ねる那須。「P・A・R・A・D・O・X」(嵐)はACEesオリジナル振付となっており、炎が噴き上がるなか、2人のパフォーマンスが掛け合って、最高にアツい空間に。作間は「ラストスパートだぞ!お前たち、全力でかかってこいよ!」と煽り、佐藤も「みんな!俺達と楽しもうぜ!」と熱狂の渦に取り込んでいく。

 終盤のあいさつで5人から語られたのは事務所の伝統を愛する言葉と未来への決意。那須は、メンバーや先輩が本人のいないところでスタッフから褒められる機会に立ち会った経験も踏まえ「この事務所はいい意味の縦があるなって思います。俺たちはそこを大事にしていきたいし、そういうのを全部リスペクトして、自分たちなりに大事にして。“ACEesってこんなグループです”っていうのをどんどんみんなに発信して、どんどんみんなに好きになってもらいたいなと思いますね」と意欲。

 深田は「去年あの時期を乗り越えた僕たちなら、もう今後どんなきついことがあっても大丈夫だと思っています。それにはやっぱりみんながいてくれるからです。たくましいメンバーと、 ACEee(ファンネーム)のみんながいるから、僕はもうどんなことがあっても大丈夫」と信頼を寄せ「その根拠のない自信に満ちあふれています。僕は基本的に根拠のない自信の人間なので(笑)」とおちゃめに笑った。

 「きょうはね、ビジュの持ちがいいんです」とマイペースに切り出した佐藤は「なぜかというと…なぜかというとですね、メイクさんがついているんですよ。うれしい!」と上機嫌。「なんでずっとメイクさんがつかないかっていうと、それはまだジュニアなので。やっぱりね、ずっとビジュが良くいたいので。もう汗びしょびしょになっちゃうんで、それはやっぱりデビューが必要」と独自の視点から力説し、拍手と笑いを誘う。

 続けて作間も「1日1日を無駄にせず、まずはデビューしてやります。皆さんと一緒にデビューしてやります。行こうぜ!いい景色見ようぜ!」と呼びかけて歓声を浴び「デビューした先を夢見ながら、今日もいい眠りにつきます」とまとめて和ませた。

 最後に浮所は「僕は何度も言いますが、この事務所のスタイルだったり。伝統を引き継ぐことができるのはこの事務所の人間だけだと思ってます。なので、我々、ジュニアが。でもACEesが引き継ごうと思ってます」と継承の決意を固める。「僕たち5人もそうですけど、皆さんもきっとこの事務所のアイドル、この事務所が好きなんだと思うんです。その名前にこだわっていきたいとすごく思ってます」と約束した。

 そして「いつかはわかりませんが、いつかのいつか僕たちがデビューした時、世の中に出た時、芸能界、荒らしに行きましょう!一緒に!もう全部ひっくり返してやりましょう!」と宣言。「だから、どうにか皆さんも力をおお借りして、僕らも全力で生き抜くんで、ぜひみんなで、チームACEesで、次世代のスターになりましょう」と展望した。

 本編ラストは深田主演・浮所出演 テレビ朝日系 オシドラサタデー『夏色の雲が恋と嵐をまきおこす』の主題歌「真夜中のZOO」。さわやかでどこか切ない、“夢じゃない今”を噛みしめるような一曲で本編を締めくくる。「ACEes」コールに後押しされたアンコールも終わりに近づくと那須は「みなさんのおかげですげぇ楽しいライブになりました!これからもよろしくお願いします!」と呼びかけ、最高潮の熱気で幕をおろした。

 同公演は5月26日からマリンメッセ福岡を皮切りに5都市21公演23万2000人を動員。同会場では1万5000人、3日6公演で9万人を動員する。

関連記事


【写真】白い衣装で存在感を放つACEes…ほかグループショットも掲載
【写真】モダンに洗練された、これまでにない新たな⼀⾯が煌るACEes
【写真】ぺこちゃんのケーキ&巨大ルックにほほえむACEes
【写真】ピッタリ寄り添い意気込み十分な深田竜生&浮所飛貴
【写真】カッコイイ…!和の雰囲気漂う那須雄登

ページの先頭へ