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ウッディやバズを日常へ 『トイ・ストーリー』の玩具がつないだ30年

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2026-08-27 14:50
ウッディやバズを日常へ 『トイ・ストーリー』の玩具がつないだ30年
「TOKYOおもちゃショー2026」に設けられた「トイ・ストーリー」関連商品の展示ブース(ビジネスデー:8月27日・28日、パブリックデー:8月29日・30日) (C)ORICON NewS inc.
 ディズニー&ピクサーの「トイ・ストーリー」シリーズが、先日発表された第18回「日本おもちゃ大賞2026」で特別賞を受賞した。「TOKYOおもちゃショー2026」(ビジネスデー:8月27日・28日、パブリックデー:同29日・30日)の開催に合わせ、映画の感動を日常へ運び、世代をつないできた関連玩具の役割に目を向ける。

【画像】「TOKYOおもちゃショー2026」内の「トイ・ストーリー」ブース

 「日本おもちゃ大賞」は、良質で市場性のある玩具の普及を目的に、日本玩具協会が実施している。今回の特別賞では、「トイ・ストーリー」が1995年の誕生以来、物語を通じて「おもちゃは子どもの成長に寄り添う、かけがえのないパートナーである」というメッセージを世界に届け、おもちゃを愛する心を育んできたことが評価された。

 『トイ・ストーリー』は、世界初の長編フルCGアニメーションとして1995年に米国で公開。シリーズを重ねる中で映像技術も発展し、キャラクターの表情やおもちゃの質感、光や水といった細部の描写も変化してきた。

 第1作の日本公開から30年を迎えた現在もシリーズは続いており、ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめとするおもちゃたちの物語は、世代を超えて愛され続けている。

 日本では、『トイ・ストーリー2』(2000年)から10年ぶりに『トイ・ストーリー3』(2010年)が公開。その後も『トイ・ストーリー4』(2019年)、『トイ・ストーリー5』(2026年)と、数年の間隔を置きながら新作が送り出されてきた。最新作『トイ・ストーリー5』は、8月23日までに国内興行収入121億円を突破。『3』以降の3作品は、いずれも国内興行収入100億円を超えるヒットを記録している。

 こうした作品の世界を、スクリーンの外の日常へと広げてきたのが関連玩具だ。第1作の公開当時から商品を展開してきたタカラトミーは、『トイ・ストーリー5』でも、子ども向けから大人のコレクター向けまで幅広い商品を販売している。

 劇中と同じサイズでウッディやバズが話す「リアルサイズトーキングフィギュア」は、パッケージも劇中のイメージに合わせて再現。「ハイテク版バズ・ライトイヤー」には、同社が長年培ってきた変形技術が取り入れられ、劇中のギミックを自分の手で動かせる。金属製の「ダイキャストコレクション」は、重量感のある仕上がりで、大人のコレクターにも支持されているという。

 同社プリスクール・ゲーム事業部の池澤圭さんは、デジタルと実物の玩具が共存する今の時代だからこそ、手に取れる玩具の価値が際立つと話す。

 池澤さんは「手触りや重量感といった五感の体験、そして対面で膝を突き合わせて遊ぶコミュニケーションは、画面越しでは得られません」と説明。さらに、「『ウッディやバズ・ライトイヤーが本当に生きている』という物語のロマンを現実に届けられるのは、おもちゃが主役の作品ならではです」と、関連玩具を制作する意義を語っている。

 タカラトミーによると、店頭では、第1作を見た世代が親となり、「自分が好きだったキャラクターをわが子にも手渡したい」「劇中のアンディのように、おもちゃを大切にする心を育んでほしい」と関連商品を選ぶ姿も見られるという。

 かつて映画を見た子どもが親となり、作品の記憶とともに玩具を次の世代へ手渡す。こうした継承も、「トイ・ストーリー」が長く親しまれてきた背景の一つといえそうだ。

 映画や玩具、子どもたちを取り巻く環境は30年間で変化した。一方で、実際に玩具に触れ、物語の続きを自分たちで作って遊ぶ体験は、現在も変わらず残っている。映画の中のおもちゃを現実の商品として手に取れることが、スクリーンの中の物語と日常をつないできた。

 なお、「日本おもちゃ大賞2026」では、タカラトミーの「トイ・ストーリー ポンジャン」も共遊玩具部門の大賞を受賞した。パイにマークの凹凸や点字を施し、点数チップも得点ごとに形を変えることで、視覚に障害のある人も触覚を使って一緒に遊べる設計が評価された。

 「日本おもちゃ大賞2026」の受賞商品などは、「TOKYOおもちゃショー2026」会場内で展示されている。

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