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2026-10-05 16:05
日韓音楽フェスティバル『XMF 2026(Xnterstellar Music Festival 2026:読み「インターステラミュージック フェスティバル ニーゼロニーロク」)』が、10月3日、4日の2日間、韓国・仁川パラダイスシティにて開催された。
【ライブ写真】『XMF 2026』に登場したAdoほかライブ写真
同フェスは、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)、一般社団法人日本音楽制作者連盟(FMPJ)、仁川広域市が公式に後援する国際交流イベント。初開催となる今回は、日本と韓国を代表するアーティスト22組に加え、OPENING DJ 2組を含む計24組が出演。世代やジャンル、国境を越えた多彩なラインナップが実現した。
両日で約4万人が来場し、会場には国境や言語を越えて音楽を愛するファンが集結。日本語と韓国語が飛び交う中、両国のファンが同じ音楽に歓声を上げ、同じ瞬間に熱狂する光景が各所で見られた。また、ジャンルや世代を超えた多彩なアーティストが一堂に会し、普段は同じ会場で体験する機会の少ない日韓の音楽シーンを同時に楽しめる場となった。
近年、韓国ではJ-POPや日本のバンド音楽への関心が高まり、日本でも韓国のバンドやライブアーティストへの注目が広がっている。『XMF』はそうした流れを背景に、アーティスト、観客、そして音楽業界関係者が継続的につながる交流の場を目指して誕生した新しい音楽フェスティバルだ。今後は単発のイベントにとどまることなく、日韓音楽交流を継続的に創出するプラットフォームとして発展させていく予定となっている。
来年には日本での開催が決定しており、将来的には日本と韓国で交互に開催する循環型フェスティバルとして、音楽を通じた継続的な交流の場を創出していく。
■オフィシャルライブレポート
『XMF 2026(Xnterstellar Music Festival 2026:読み「インターステラミュージックフェスティバル ニーゼロニーロク」)』の初日となる3日、フェスティバルの幕開けを飾ったのは、今年デビューした新人バンド・hrtz.wav。『Dream』でステージをスタートすると、『NINETEEN』『ALIVE』など、晴れ渡った空と調和する明るく爽やかな楽曲を披露し、会場の雰囲気を一気に盛り上げた。
日本のラウドロックバンド・coldrainは、フェスティバルの醍醐味を存分に見せつけた。最新曲『EX-HUMANITY』から代表曲『BLOODY POWER FAME』まで、迫力あるサウンドが途切れることなく畳みかけると、観客は音楽に合わせて飛び跳ねるなど、熱狂的な盛り上がりで応えた。
ONEWEは、全17曲を収録した3rdフルアルバム『面 : Unknown Atlas』を発表し、これまでのシグネチャーだった「宇宙」というコンセプトから離れ、「童話」という新たな世界観へと変身した。この日のステージでは、『STAND UP』『Laputa』『Pinocchio』『Scenario』など、新作収録曲を熱唱し、客席から大きな歓声を浴びた。
日本の若い世代から支持を集めているバンド・PEOPLE 1は、彼らの名を広く知らしめるきっかけとなった『フロップニク』をはじめ、アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ『DOGLAND』、今年5月に発表した最新曲『金字塔』まで披露し、韓国のファンに強烈な第一印象を残した。
Novelbrightは、バンド自身の物語を込めた力強いロックナンバー『開幕宣言』でステージをスタート。続いて、明るく温かなラブソング『愛とか恋とか』などを披露し、爆発的なバンドサウンドで会場を揺るがしたかと思えば、一転して息をのむような叙情的なステージで観客を魅了し、感情を自在に揺さぶった。
My Hair is Badは、「真赤」「告白」といった初期の荒々しくストレートなラブソングをはじめ、ライブバンドとしての思いを込めた「歓声をさがして」、温かく親しみやすい楽曲「思い出をかけぬけて」まで、バンドの変化がそのまま感じられる選曲で、共感とカタルシスを同時に届けた。
日本で活動していた際に発表した楽曲を中心にステージを構成したFTISLANDが登場すると、客席は再び熱気に包まれた。イ・ホンギは「韓国のバンドのカッコいい姿を見せたい」と意気込みを語り、『tornado』『primavera』『Stay what you are』などを立て続けに披露。最後は、昨年発表した『THUNDERSTORM』でステージを締めくくった。
日本の歌姫・中島美嘉は、『僕が死のうと思ったのは』『雪の華』などの情感あふれるヒット曲を渾身の歌声で披露し、深まりゆく秋の夜の情緒をさらに引き立てた。楽曲の世界観を丁寧に届けるその歌声に観客も静かに聴き入り、会場はしっとりとした空気に包まれた。
YOUNHAは、XMFでしか見ることのできない特別なステージを披露した。代表曲『彗星』の1番を韓国語で、2番を日本語で歌い、大きな拍手を浴びたほか、日本語曲『タッチ』『儚く強く』で客席を大いに盛り上げた。さらに「音楽にも日韓戦があるとしたら、それがXMF」とユーモアを交えた感想を語り、観客から大きな反響を得た。
バイオリンが奏でる爽やかなバンドサウンドを特徴とするLUCYは、デビュー曲『Flowering』をはじめ、『Doggaebi Dance』『Hot!』などのアップテンポな楽曲や、『You are right』『Some Day in the 21century』など観客の大合唱を誘う楽曲を披露し、フェスティバルの盛り上がりをさらに加速させた。
初日の大トリを飾ったのは、ヘッドライナーのAdo。圧倒的な歌唱力と壮大な演出が融合した迫力のパフォーマンスで、会場の熱気を最高潮へと引き上げた。観客も会場を埋め尽くす大歓声と拍手で応えた。特に、韓国のファンと「XMF」のために用意した、LE SSERAFIMの『Blue Flame』とHeizeの『And July』を韓国語で歌うサプライズステージでは、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
2日目も、この熱気は続いた。デビュー後初めてフェスティバルのステージに立ったSplayitは、「フェスティバルの先輩」である観客の皆さんと一緒に楽しみたいと、『Celebration』を選曲。続いて、Christopherの『Bad』をSplayitならではのロックスタイルにアレンジし、新たな魅力を披露した。Splayitは、期待に満ちた声で「夢のようです。初めてのフェスティバルでとても緊張していましたが、皆さんが温かく聴いてくださったおかげで緊張がほぐれました」と感想を語った。
2021年にJTBC『Superband 2』を通じて結成された女性バンド THE FIXは、旗を掲げて登場し、瞬く間にステージの熱気を高めた。バンドの出発点となった『Don't Look Back』をはじめ、重厚なメタルサウンドが印象的な『RUSH』、パンクの雰囲気が際立つ『Oddventure』など、多彩なステージで観客の視線を釘付けにした。
韓国人と日本人のメンバーで構成されるHi-Fi Un!cornは、「日韓音楽フェスティバルのステージに立つことができて光栄で幸せです」と込み上げる感情を語った。ミディアムテンポの『Stay With You』や、YUTOのサックス演奏が際立つ『Left or Right』など、心地よく盛り上がる楽曲で観客と一体となったステージを繰り広げた。
XMFを通じて初めて韓国を訪れたマルシィは、「韓国に来ることができて嬉しいです。皆さんの心に残るように頑張ります。」と韓国語で挨拶し、大きな拍手を浴びた。感情豊かなメロディーが印象的な『プレゼント』『ラブソング』に続き、スラムゾーンの観客を一つにした『ピエロ』まで披露し、初の韓国公演を盛況のうちに終えた。
Aぇ! groupは『Aぇ You Ready?』でステージの幕を開けた。特に、楽曲の途中で披露されたハーモニカの演奏が観客の注目を集めた。『Break Through』と『青春讃歌』でバンドスタイルのステージを続けた後、『《A》BEGINNING』を皮切りに、ライブダンスパフォーマンスを次々と披露。バンドとアイドルの垣根を自由に越えるステージで、韓国のファンに強烈な印象を残した。
日本の3人組男女混成バンド Saucy Dogは、ラブソング『結』でステージをスタート。『シンデレラボーイ』『いつか』などを圧倒的な歌唱力で披露し、会場を魅了した。さらに、「今日は皆さんに会えて本当に幸せです。心から感謝しています。今日のことは一生忘れません。」と韓国語で感謝の気持ちを伝え、観客の注目を集めた。
『Strawberry Cake』でステージの幕を開けたXdinary Heroesは、ハードロックならではの荒々しいエネルギーを放つ『ICU』や、オルタナティブメタルの楽曲『iNSTEAD!』などを披露。パンク、ハードロック、オルタナティブメタルを自在に行き来する力強いロックサウンドを響かせた。「素晴らしいフェスティバルに招待していただきありがとうございます」と感謝を伝え、「皆さんの2倍、3倍頑張るので、思いきり飛び跳ねて楽しんでください」と呼びかけた彼らは、野外会場を観客とともに楽しむ時間へと変えていった。
UVERworldは、デビュー初期の楽曲から『NO MAP』『PHOENIX AX』などの最新曲まで、バンドの歴史を網羅するセットリストでファンの歓声を引き出した。サックスやハーモニカの演奏に加え、力強いギターサウンドと伸びやかな高音で、フェスティバルの熱気をさらに高めた。特に、日本語の歌詞を韓国語に翻訳してスクリーンに表示したほか、韓国語のナレーション映像まで用意するなど、韓国のファンがステージを存分に楽しめるよう細やかな配慮を見せ、深い感動を届けた。
韓国ロックの象徴ともいえるYBは、『Cigarette Gir』『I Am a Butterfly』などの代表曲を次々と熱唱し、客席を熱く盛り上げた。特にこの日は、XMFの観客のために未発表曲『浮力』を初披露。初めて聴く新曲にもかかわらず、観客は息をひそめて耳を傾けた後、大きな歓声を送った。続く『Blue Whale』のステージでは、多くの観客が一斉にスマートフォンのライトを灯し、歌に合わせて歌声を響かせることで、会場をまるで天の川のように彩った。世代を超えて愛されるYBのステージが、「XMF」の夜をより一層輝かせた。
ダブルヘッドライナーとして登場したONE OK ROCKは、その名にふさわしい圧巻のパフォーマンスで会場を魅了した。『Wherever You Are』が響き渡ると、会場のあちこちから大合唱が起こり、会場全体が一つになる壮観な光景が広がった。続いて、さらに特別な瞬間が訪れた。ONE OK ROCKとAwich、CHICO CARLITO、Paleduskによって結成されたプロジェクトグループ「YAO」がサプライズで登場したのだ。YAOにとって初の海外公演であり、XMFのためだけに用意されたこのステージで、『777』『C.U.R.I.O.S.I.T.Y.』『ありふれた世界の果てに』を立て続けに披露。降りしきる雨の中でも、会場の熱気を最高潮へと引き上げた。
フィナーレを飾ったのは、もう一組のヘッドライナー DAY6。『Welcome to the Show』で幕を開けると、瞬く間に会場をフェスティバルの熱気で包み込んだ。『Time of Our Life』『You Were Beautiful』などのヒット曲が続くと、観客は一斉に歌声を重ね、大きな合唱を作り上げた。DAY6ならではの温かなサウンドが、2日間のフェスティバルを存分に楽しんだ観客の心を優しく包み込んだ。メンバーは韓国語と日本語を交互に使って感謝の言葉を伝え、両国の観客と心のこもった交流を繰り広げた。DAY6がステージを去った後も、観客はしばらくその場に残り、拍手を送り続けた。「XMF 2026」は、こうして長い余韻を残しながら幕を閉じた。
XMF関係者は、「初めての開催となるフェスティバルにもかかわらず、多くの観客の皆さまにお越しいただき、惜しみないご声援をいただけたことに心より感謝しています。」とコメント。続けて、「国境やジャンル、世代を越えて、音楽で一つになるXMFの価値を、観客の皆さまとともに確かめることができ、とても意義深い時間となりました。来年はさらに充実したステージでお応えしたいと思います」と語った。
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同フェスは、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)、一般社団法人日本音楽制作者連盟(FMPJ)、仁川広域市が公式に後援する国際交流イベント。初開催となる今回は、日本と韓国を代表するアーティスト22組に加え、OPENING DJ 2組を含む計24組が出演。世代やジャンル、国境を越えた多彩なラインナップが実現した。
両日で約4万人が来場し、会場には国境や言語を越えて音楽を愛するファンが集結。日本語と韓国語が飛び交う中、両国のファンが同じ音楽に歓声を上げ、同じ瞬間に熱狂する光景が各所で見られた。また、ジャンルや世代を超えた多彩なアーティストが一堂に会し、普段は同じ会場で体験する機会の少ない日韓の音楽シーンを同時に楽しめる場となった。
近年、韓国ではJ-POPや日本のバンド音楽への関心が高まり、日本でも韓国のバンドやライブアーティストへの注目が広がっている。『XMF』はそうした流れを背景に、アーティスト、観客、そして音楽業界関係者が継続的につながる交流の場を目指して誕生した新しい音楽フェスティバルだ。今後は単発のイベントにとどまることなく、日韓音楽交流を継続的に創出するプラットフォームとして発展させていく予定となっている。
来年には日本での開催が決定しており、将来的には日本と韓国で交互に開催する循環型フェスティバルとして、音楽を通じた継続的な交流の場を創出していく。
■オフィシャルライブレポート
『XMF 2026(Xnterstellar Music Festival 2026:読み「インターステラミュージックフェスティバル ニーゼロニーロク」)』の初日となる3日、フェスティバルの幕開けを飾ったのは、今年デビューした新人バンド・hrtz.wav。『Dream』でステージをスタートすると、『NINETEEN』『ALIVE』など、晴れ渡った空と調和する明るく爽やかな楽曲を披露し、会場の雰囲気を一気に盛り上げた。
日本のラウドロックバンド・coldrainは、フェスティバルの醍醐味を存分に見せつけた。最新曲『EX-HUMANITY』から代表曲『BLOODY POWER FAME』まで、迫力あるサウンドが途切れることなく畳みかけると、観客は音楽に合わせて飛び跳ねるなど、熱狂的な盛り上がりで応えた。
ONEWEは、全17曲を収録した3rdフルアルバム『面 : Unknown Atlas』を発表し、これまでのシグネチャーだった「宇宙」というコンセプトから離れ、「童話」という新たな世界観へと変身した。この日のステージでは、『STAND UP』『Laputa』『Pinocchio』『Scenario』など、新作収録曲を熱唱し、客席から大きな歓声を浴びた。
日本の若い世代から支持を集めているバンド・PEOPLE 1は、彼らの名を広く知らしめるきっかけとなった『フロップニク』をはじめ、アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ『DOGLAND』、今年5月に発表した最新曲『金字塔』まで披露し、韓国のファンに強烈な第一印象を残した。
Novelbrightは、バンド自身の物語を込めた力強いロックナンバー『開幕宣言』でステージをスタート。続いて、明るく温かなラブソング『愛とか恋とか』などを披露し、爆発的なバンドサウンドで会場を揺るがしたかと思えば、一転して息をのむような叙情的なステージで観客を魅了し、感情を自在に揺さぶった。
My Hair is Badは、「真赤」「告白」といった初期の荒々しくストレートなラブソングをはじめ、ライブバンドとしての思いを込めた「歓声をさがして」、温かく親しみやすい楽曲「思い出をかけぬけて」まで、バンドの変化がそのまま感じられる選曲で、共感とカタルシスを同時に届けた。
日本で活動していた際に発表した楽曲を中心にステージを構成したFTISLANDが登場すると、客席は再び熱気に包まれた。イ・ホンギは「韓国のバンドのカッコいい姿を見せたい」と意気込みを語り、『tornado』『primavera』『Stay what you are』などを立て続けに披露。最後は、昨年発表した『THUNDERSTORM』でステージを締めくくった。
日本の歌姫・中島美嘉は、『僕が死のうと思ったのは』『雪の華』などの情感あふれるヒット曲を渾身の歌声で披露し、深まりゆく秋の夜の情緒をさらに引き立てた。楽曲の世界観を丁寧に届けるその歌声に観客も静かに聴き入り、会場はしっとりとした空気に包まれた。
YOUNHAは、XMFでしか見ることのできない特別なステージを披露した。代表曲『彗星』の1番を韓国語で、2番を日本語で歌い、大きな拍手を浴びたほか、日本語曲『タッチ』『儚く強く』で客席を大いに盛り上げた。さらに「音楽にも日韓戦があるとしたら、それがXMF」とユーモアを交えた感想を語り、観客から大きな反響を得た。
バイオリンが奏でる爽やかなバンドサウンドを特徴とするLUCYは、デビュー曲『Flowering』をはじめ、『Doggaebi Dance』『Hot!』などのアップテンポな楽曲や、『You are right』『Some Day in the 21century』など観客の大合唱を誘う楽曲を披露し、フェスティバルの盛り上がりをさらに加速させた。
初日の大トリを飾ったのは、ヘッドライナーのAdo。圧倒的な歌唱力と壮大な演出が融合した迫力のパフォーマンスで、会場の熱気を最高潮へと引き上げた。観客も会場を埋め尽くす大歓声と拍手で応えた。特に、韓国のファンと「XMF」のために用意した、LE SSERAFIMの『Blue Flame』とHeizeの『And July』を韓国語で歌うサプライズステージでは、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
2日目も、この熱気は続いた。デビュー後初めてフェスティバルのステージに立ったSplayitは、「フェスティバルの先輩」である観客の皆さんと一緒に楽しみたいと、『Celebration』を選曲。続いて、Christopherの『Bad』をSplayitならではのロックスタイルにアレンジし、新たな魅力を披露した。Splayitは、期待に満ちた声で「夢のようです。初めてのフェスティバルでとても緊張していましたが、皆さんが温かく聴いてくださったおかげで緊張がほぐれました」と感想を語った。
2021年にJTBC『Superband 2』を通じて結成された女性バンド THE FIXは、旗を掲げて登場し、瞬く間にステージの熱気を高めた。バンドの出発点となった『Don't Look Back』をはじめ、重厚なメタルサウンドが印象的な『RUSH』、パンクの雰囲気が際立つ『Oddventure』など、多彩なステージで観客の視線を釘付けにした。
韓国人と日本人のメンバーで構成されるHi-Fi Un!cornは、「日韓音楽フェスティバルのステージに立つことができて光栄で幸せです」と込み上げる感情を語った。ミディアムテンポの『Stay With You』や、YUTOのサックス演奏が際立つ『Left or Right』など、心地よく盛り上がる楽曲で観客と一体となったステージを繰り広げた。
XMFを通じて初めて韓国を訪れたマルシィは、「韓国に来ることができて嬉しいです。皆さんの心に残るように頑張ります。」と韓国語で挨拶し、大きな拍手を浴びた。感情豊かなメロディーが印象的な『プレゼント』『ラブソング』に続き、スラムゾーンの観客を一つにした『ピエロ』まで披露し、初の韓国公演を盛況のうちに終えた。
Aぇ! groupは『Aぇ You Ready?』でステージの幕を開けた。特に、楽曲の途中で披露されたハーモニカの演奏が観客の注目を集めた。『Break Through』と『青春讃歌』でバンドスタイルのステージを続けた後、『《A》BEGINNING』を皮切りに、ライブダンスパフォーマンスを次々と披露。バンドとアイドルの垣根を自由に越えるステージで、韓国のファンに強烈な印象を残した。
日本の3人組男女混成バンド Saucy Dogは、ラブソング『結』でステージをスタート。『シンデレラボーイ』『いつか』などを圧倒的な歌唱力で披露し、会場を魅了した。さらに、「今日は皆さんに会えて本当に幸せです。心から感謝しています。今日のことは一生忘れません。」と韓国語で感謝の気持ちを伝え、観客の注目を集めた。
『Strawberry Cake』でステージの幕を開けたXdinary Heroesは、ハードロックならではの荒々しいエネルギーを放つ『ICU』や、オルタナティブメタルの楽曲『iNSTEAD!』などを披露。パンク、ハードロック、オルタナティブメタルを自在に行き来する力強いロックサウンドを響かせた。「素晴らしいフェスティバルに招待していただきありがとうございます」と感謝を伝え、「皆さんの2倍、3倍頑張るので、思いきり飛び跳ねて楽しんでください」と呼びかけた彼らは、野外会場を観客とともに楽しむ時間へと変えていった。
UVERworldは、デビュー初期の楽曲から『NO MAP』『PHOENIX AX』などの最新曲まで、バンドの歴史を網羅するセットリストでファンの歓声を引き出した。サックスやハーモニカの演奏に加え、力強いギターサウンドと伸びやかな高音で、フェスティバルの熱気をさらに高めた。特に、日本語の歌詞を韓国語に翻訳してスクリーンに表示したほか、韓国語のナレーション映像まで用意するなど、韓国のファンがステージを存分に楽しめるよう細やかな配慮を見せ、深い感動を届けた。
韓国ロックの象徴ともいえるYBは、『Cigarette Gir』『I Am a Butterfly』などの代表曲を次々と熱唱し、客席を熱く盛り上げた。特にこの日は、XMFの観客のために未発表曲『浮力』を初披露。初めて聴く新曲にもかかわらず、観客は息をひそめて耳を傾けた後、大きな歓声を送った。続く『Blue Whale』のステージでは、多くの観客が一斉にスマートフォンのライトを灯し、歌に合わせて歌声を響かせることで、会場をまるで天の川のように彩った。世代を超えて愛されるYBのステージが、「XMF」の夜をより一層輝かせた。
ダブルヘッドライナーとして登場したONE OK ROCKは、その名にふさわしい圧巻のパフォーマンスで会場を魅了した。『Wherever You Are』が響き渡ると、会場のあちこちから大合唱が起こり、会場全体が一つになる壮観な光景が広がった。続いて、さらに特別な瞬間が訪れた。ONE OK ROCKとAwich、CHICO CARLITO、Paleduskによって結成されたプロジェクトグループ「YAO」がサプライズで登場したのだ。YAOにとって初の海外公演であり、XMFのためだけに用意されたこのステージで、『777』『C.U.R.I.O.S.I.T.Y.』『ありふれた世界の果てに』を立て続けに披露。降りしきる雨の中でも、会場の熱気を最高潮へと引き上げた。
フィナーレを飾ったのは、もう一組のヘッドライナー DAY6。『Welcome to the Show』で幕を開けると、瞬く間に会場をフェスティバルの熱気で包み込んだ。『Time of Our Life』『You Were Beautiful』などのヒット曲が続くと、観客は一斉に歌声を重ね、大きな合唱を作り上げた。DAY6ならではの温かなサウンドが、2日間のフェスティバルを存分に楽しんだ観客の心を優しく包み込んだ。メンバーは韓国語と日本語を交互に使って感謝の言葉を伝え、両国の観客と心のこもった交流を繰り広げた。DAY6がステージを去った後も、観客はしばらくその場に残り、拍手を送り続けた。「XMF 2026」は、こうして長い余韻を残しながら幕を閉じた。
XMF関係者は、「初めての開催となるフェスティバルにもかかわらず、多くの観客の皆さまにお越しいただき、惜しみないご声援をいただけたことに心より感謝しています。」とコメント。続けて、「国境やジャンル、世代を越えて、音楽で一つになるXMFの価値を、観客の皆さまとともに確かめることができ、とても意義深い時間となりました。来年はさらに充実したステージでお応えしたいと思います」と語った。
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