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日曜劇場『VIVANT』花岡すみれ、別班員・黒須を救いたい“ブルーウォーカー”・太田の胸中は? 濱田岳らとの共闘で感じた変化【ドラマTopics】

エンタメ
2026-10-11 11:00

孤独に画面と向き合ってきた天才ハッカーに、心強い仲間ができた。


【写真で見る】日曜劇場『VIVANT』第2シーズン 太田梨歩(花岡すみれ)が東条翔太(濱田岳)と行動を共にする場面写真


TBSで毎週日曜よる9時から放送中の日曜劇場『VIVANT』第2シーズン。天才ハッカーの“ブルーウォーカー”こと太田梨歩(花岡すみれ)は、自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)らによる、別班員5人の奪還作戦に参加。警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太(濱田岳)、別班員・田代久美子(レイヤマダ)のエージェントであるフィルザ(Gulnar Yunusova)とともに、通信基地から作戦を支える。


ゴルバド共和国にある「シャキ城」に捕らわれている別班員5人の中には、第1シーズンで太田がピンチのときに寄り添ってくれた黒須駿(松坂桃李)も。特別な思いを抱く黒須の救出を願う太田だが、10月4日放送の第19話では、敵対組織である“中国の別班”「シンシー」のシュウ・ハオラン(漢字表記:周浩然/リンリン)が
黒須の命を奪うと予告し、救出は一刻を争う状況に。


10月11日(日)放送の第20話を前に、仲間との共演で生まれた変化や黒須への思いを演じる上で大切にしたこと、視聴者として感じる本作の魅力、俳優として得た経験を聞いた。


東条&フィルザとの共闘で広がった太田の世界

――東条を演じる濱田岳さんとは、ハッカー同士という共通点もあります。共演してどんなことを感じましたか?


濱田さんとは最初に、ハッカーという役について「ずっと一人ぼっちだったでしょう」というようなお話をしました。太田も東条も、それぞれ一人で画面に向かって作業してきた時間が長いので、そこには共通する孤独感のようなものがあるのかなと思いました。


でも今回は、東条とフィルザと太田の3人が同じ画面を見ながら作業する。隣に誰かがいることで、何かが起きたら一緒に驚けるし、反応も共有できる。それが演じている私自身にとっても、すごく心強かったです。


一人で画面に向かっている時は、自分の中で気持ちを高めていかなければいけなかったんですが、3人だとお互いの反応を受けながら自然とボルテージが上がっていく。太田にとっても、誰かと協力することで、それまで知らなかった高揚感に気づく時間だったのかなと思います。


――フィルザ役のGulnar Yunusovaさんとの撮影はいかがでしたか?


私は、国内での撮影が中心だったので、アゼルバイジャンについては映像や情報から想像することが多かったんです。


そんな中で、フィルザさんが現地のことをいろいろ教えてくださって。「実際はこういう雰囲気なんだ」と知ることで、私の中でもアゼルバイジャンという場所をより具体的に思い描けるようになりました。細かなことまで丁寧に教えてくださいましたし、撮影の合間には一緒にチャイを飲んだりもして。今作では女性の方と一緒に撮影する機会がそれほど多くなかったので、私にとってはお姉さんのような、すごく頼もしい存在でした。


黒須への思いに垣間見える太田の素顔

――拉致された別班員5人の中には、太田がひそかに思いを寄せる黒須もいます。黒須の存在は、太田が奪還作戦に参加する上でどんな意味を持っていると思いますか?


黒須さんを助けたいという思いは、すごく大きいと思います。


ブルーウォーカー、天才ハッカーという情報だけを見ると、すごく個性的で、いろいろな捉え方ができる役だと思うんです。


でも黒須さんに関わるエピソードでは、そういう肩書きよりも「大切な人を助けたい」という一途な気持ちが前に出てくる。そこは特別な能力を持つ太田だからというより、誰かを大切に思う一人の女性としての感情だと思っています。誰かを大切に思って、その人のために行動したいという気持ちは、見てくださる方にも共感していただける部分があるんじゃないかなと思いした。


――天才ハッカーとしての顔と、恋をする一人の人間としての顔。その両方を演じる面白さはありますか?


そうですね。ハッカーとして何でもできるように見える太田にも、もちろん感情があって、大切に思う人がいる。黒須さんのことになると、普段のプロフェッショナルな顔だけではなく、その内側にある気持ちがあふれてしまう。そういうところは太田の人間らしさが出る部分だと思うので、大切にしていました。


太田梨歩を演じて広がった、俳優としての引き出し

――『VIVANT』への参加は、ご自身にとってどんな経験になっていますか?


本当に、見るもの全てが刺激的でした。撮影現場で発するセリフも、監督からいただく言葉も、セットもそうです。撮影に行くたびに何か一つを得て、少し成長したような実感を持って帰る。そんな日々でした。


これまでは等身大の高校生など、日常生活の中からヒントを探して役につなげられる作品に出演することが多かったんです。でも、『VIVANT』では、普通に生活していたら、まず経験しないような世界に飛び込んで、自分が見たことのないもの、経験していないことを、いかに臨場感を持って自分の体験のように表現するかという挑戦がありました。この先、俳優を続けていく中でもきっと生きてくる経験だと思っています。


――花岡さん自身は、第2シーズンをいち視聴者としてどのように楽しんでいますか?


台本を先に読んで、撮影もしているはずなのに、放送を見ると普通に驚いています(笑)。家族と一緒にリアルタイムで見ているのですが、「えっ、もうここで終わるの!?」「来週どうなるの!?」って、同じタイミングで盛り上がってしまって。本当に視聴者としても熱狂して見ています。


――物語もいよいよ終盤へ向かいます。第20話以降、どんなところに注目してほしいですか?


これまでは、それぞれの人物にいろいろな思惑があって、細かな伏線もたくさん散りばめられてきました。でもここからは、「別班員を奪還する」という大きな一つの目的に向かって、個性も境遇もまったく違う人たちが力を合わせていきます。


『VIVANT』の中でも、これだけ多くの人たちが一つの目的に向かって力を集結させることは、これまであまりなかったと思うんです。一人一人の力が合わさった時の強さや、一体感、そこからどんどんボルテージが上がっていく高揚感を楽しんでいただけたらうれしいです。


一人で画面と向き合ってきた太田の隣には、今、同じ目的を追う仲間がいる。第19話では、東条やフィルザが太田を見守る様子も印象的だった。その先にいる大切な人を救うため、ブルーウォーカーとして、そして一人の人間として、太田はどんな力を発揮するのか。仲間たちの思いが重なり始めた『VIVANT』は、いよいよ終盤へと突き進む。


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