女子大会に続き「SVリーグ オールスターゲーム」の男子大会が26日、石川県かほく市とり野菜みそ BLUECATS ARENAで開催された。開場1時間前には長蛇の列ができ、男子バレーファンの期待の大きさが伺えた。
【写真を見る】超満員2741人が熱狂 ! 復興支援へ柳田将洋・西田有志らトップ選手が集結、髙橋藍はラインズマン【バレーボール男子】
選手はファン投票とリーグ推薦により選出されたメンバー28人(宮浦健人はケガの影響により不参加)。ファン投票により柳田将洋(32)と小川智大(28)がキャプテンを務め、TEAM MASAとTEAM TOMOにわかれ3セットマッチを行い、柳田率いるTEAM MASAが3-0(25-16、25-22、29-27)で勝利した。
試合前、被災地の小学生とのバレーボール教室が行われ、選手全員による義援金の募金活動が行われた。バレーボール教室に参加した柳田は「子供たちのエネルギーは僕たちにはない無限のエネルギーがある。バレーボールをやるうえで僕たちにも必要なものだと改めて感じた」と語る。
試合は、MVPに輝いたデファルコ(27)が序盤から得点を重ねTEAM MASAを牽引。同チームの小野寺太志(28)も連続サービスエースを決めるなどファン投票1位に輝いた実力を見せつけた。試合はTEAM MASAが1、2セットを連取。
3セット目、今回試合には出場しない髙橋藍(23)がラインズマンとして参戦。会場を大いに沸かせた。試合の合間もファンにインスタグラマー髙橋藍とアピールをするなどしてオールスターならではのファンサービスを行った。また髙橋健太郎(29)も急遽主審を務め、ファンを楽しませるパフォーマンスを見せた。試合が終わるとファンによるスタンディングオベーションで特別な演出をした選手たちに感謝の拍手を送った。
SVリーグとしては初開催となった今回のオールスターゲーム。石川県・かほく市で行われた特別な試合はファンや選手に多くの笑顔が溢れる結果となり、選手たちが口々にしていた被災地復興に向けた後押しのきっかけとなる2日間であった。
最後に次回のオールスターゲームの概要が発表された。開催地は今年4月に開業される兵庫県・神戸市のGLION ARENA KOBEに決定。来年の1月31日、2月1日の2日間で開催される。
■TEAM MASA
柳田将洋(32)(東京グレートベアーズ)
髙橋藍(23)(サントリーサンバーズ大阪)
トリー・デファルコ(27)(ジェイテクトSTINGS愛知)
池田幸太(27)(ヴォレアス北海道)
西田有志(24)(大阪ブルテオン)
ニミル・アブデルアジズ(32)(ウルフドッグス名古屋)
髙橋健太郎(29)(ジェイテクトSTINGS愛知)
小野寺太志(28)(サントリーサンバーズ大阪)
蔡 沛彰(24)(日本製鉄堺ブレイザーズ)
西本圭吾(26)(東レアローズ静岡)
永露元稀(28)(大阪ブルテオン)
大宅真樹(29)(サントリーサンバーズ大阪)
山本智大(30)(大阪ブルテオン)
備一真(27)(VC長野トライデンツ)
監督:ヴァレリオ・バルドヴィン(ウルフドッグス名古屋)
■TEAM TOMO
小川智大(28)(ジェイテクトSTINGS愛知)
水町泰杜(23)(ウルフドッグス名古屋)
後藤陸翔(23)(東京グレートベアーズ)
新井雄大(26)(広島サンダーズ)
高梨健太(27)(ウルフドッグス名古屋)
宮浦健人(25)(ジェイテクトSTINGS愛知)
張育陞(24)(ヴォレアス北海道)
山内晶大(31)(大阪ブルテオン)
三輪大将(25)(広島サンダーズ)
波佐間泰平(27)(VC長野トライデンツ)
傳田亮太(33)(ウルフドッグス名古屋)
関田誠大(31)(ジェイテクトSTINGS愛知)
新貴裕(33)(東レアローズ静岡)
森愛樹(26)(日本製鉄堺ブレイザーズ)
監督:ロラン・ティリ(大阪ブルテオン)
※写真は柳田選手(左)、西田選手
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