DeNAは27日、新春の集いを行い、ファンの前で2023年に10勝を挙げたT.バウアー(34)が1年ぶりに日本球界に復帰すると発表した。
モニターにバウアーからのコメントVTRが流れると、集まったファンは大歓声をあげた。三浦大輔監督(51)も「やっと言えるなと、ずっと出かかってた」とファンに黙っていた苦しさを打ち明け、笑いを誘った。「自分自身も非常に楽しみ、ワクワクしますし、バウアーがね、本当に1年間フルで回転してもらうことにすごく期待します」と先発の柱として期待を込めた。
昨季、バウアーはメキシカンリーグのメキシコシティーと1年契約を結び、14試合で10勝0敗、防御率2・48の成績を収めて、チームを10年ぶりの優勝に導き、リーグ最優秀投手に輝いた。メジャー復帰を目指しアピールを続けていたが、米メディアでは獲得に興味を示す球団の存在は伝えられていなかった。
DeNAは昨季、リーグ3位から下剋上で26年ぶりの日本一に輝いたが、投手陣はリーグワースト2位となる防御率3.07。今季のリーグ優勝に向けて、先発投手の編成に力を入れていた。外国人枠では野手のT.オースティン(33)、投手ではA.ケイ(29)、A.ジャクソン(28)、R.ウィック(32)、Y.ディアス(25)の残留が決定。一方、投手のJ.B.ウェンデルケン(31)と野手のM.フォード(32)の退団が決まった。
先発陣は昨季13勝のエース・東克樹(29)を中心に、8勝を挙げ、残留したジャクソン、6勝のケイ、大貫晋一(30)、さらに先発転向を打診している伊勢大夢(26)に加えて、バウアーと先発ローテーションが充実してきた。
■トレバー・バウアー
1991年1月17日生まれ。185センチ、93キロ。右投げ右打ち。
カリフォルニア大ロサンゼルス校から2011年ドラフト1巡目(全体3番目)でダイヤモンドバックスへ入団。2015年からは5年連続2桁勝利。レッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞受賞。2021年にドジャースに移籍も、昨年1月に契約解除。メジャー通算83勝69敗1セーブ、防御率3.79。NPB成績19試合10勝3敗、防御率2.76。
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