
■MLBオープン戦 ドジャースーレッズ(日本時間5日、アリゾナ州グレンデール)
ドジャースの山本由伸(26)が5日(日本時間)、レッズとのオープン戦で3度目の登板、4回、47球を投げて、被安打4、奪三振3、無四死球、失点2だった。
登板後、取材に応じた山本は「対バッターというところの感覚をしっかりつかんで投げたいなと思っていたので、立ち上がりは失点してしまいましたけど、そこから少しづつ調子を上げてテンポよく投げられたので良かった」と話したが表情はさえなかった。
3回1死からスプリットで3者連続三振を奪ったが「少し狙いすぎてうまく投げられてない球も何度かありましたけど、回を追うごとにとにかく感覚が良くなったので、また次の試合につなげて、いい感覚をもっていけたらなと思います」とスプリットには手ごたえを感じていた。
メジャー2年目を迎えて「落ち着いてできているのが一番と、登板したなかで自分の球が良い悪いというのが分かって投げられている。去年はマウンドとかピッチクロックとかいろんな状況の違いがあったので駄目なところを見つけることが難しかったので、今年はしっかりと明確に駄目なときはここが駄目だったなとか」と2年目に入って心にゆとりが出来ていることも口にした。
そして、あとのマウンドを託したオープン戦初登板の佐々木朗希(23)については「自分の投球に集中していましたし、朗希の登板はすごく楽しみにしていましたけど、自分の登板はいい登板になって朗希も今のところ順調に投げているのでよかった」とホッとした表情を見せた。
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