
■MLB ダイヤモンドバックス ー ドジャース(日本時間10日、チェイス・フィールド)
ドジャース・佐々木朗希(23)が敵地ダイヤモンドバックス戦で日米通じて初の中5日で臨んだが、5回途中(61球)のメジャー自己ワースト5失点で降板。打線8得点でリードの展開も、2勝目はお預けとなった。防御率は3.86から4.72に悪化。
前回(4日)のブレーブス戦では、降雨により3時間6分の開始遅延という厳しい状況の中、集中力を切らさずに、5回3失点の粘投で待望のメジャー初勝利を手にした。
この日はメジャー通算86勝の左腕E.ロドリゲス(32)との投げ合いに。初回、ドジャースが大谷翔平(30)の二塁打から犠飛で先制点を挙げた。佐々木の立ち上がりは、先頭のキャロルを三ゴロで打ち取ったが、続くK.マルテに同点本塁打を浴び、2死でネーラーに二塁打を許すと、E.スアレスに11号2ランを浴び、1-3と逆転を許してしまった。
だが打線が奮起。2回は、先頭のE.ヘルナンデス(33)が6号ソロを放って反撃の狼煙を上げると、M.ロハス(36)がヒットで出塁し、2死で大谷がセンターへタイムリー2ベースを放ち、3-3と試合は振り出しに。
2回の佐々木は1死でヒットを許したが、後続を打ち取り、この回8球で切り抜けた。
打線は3回、無死二・三塁のチャンスにA.パヘス(24)のタイムリーで5-3と勝ち越し。さらにヒットと四球で無死満塁とすると、J.アウトマン(27)が一ゴロもファーストの悪送球でランナーが2人生還し7-3。続くテーラーのセーフティーバントで再び無死満塁としたが、大谷は空振り三振。M.ベッツ(32)は犠牲フライを放ち、8-3とリードを広げた。
大量の援護点をもらった佐々木の3回は、本塁打を許したマルテはカウント0-2と追い込んでから右飛、続くスミスを初球ストレートで左飛に抑えると、ネーラーも初球で二ゴロに打ち取り、3者凡退で立て直した。
4回は先頭のスアレスに二塁打を許して、1死三塁でグリエルの一ゴロ間にランナーが生還し8-4。ここまで54球。
5回のマウンドに向かった佐々木は、先頭のマルテにフルカウントから四球を与えたところでロバーツ監督がマウンドへ。5回を投げ切れず、無念の降板。A.バンダに交代となった。そのバンダは2死満塁からグリエルに満塁ホームランを浴び、8-8と試合は再び振り出しに戻った。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】