
■セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京(18日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子100mの決勝が行われ、栁田大輝(21、東洋大)が10秒06(+1.1m)の今季ベストで優勝した。
クリスチャン・ミラー(19、アメリカ)が10秒08で2着、世界陸上ドーハ大会(19年)金メダリストのクリスチャン・コールマン(29、アメリカ)が10秒11の3位でフィニッシュ。
栁田は同日行われたチャレンジレースを10秒20(+0.5)の組3着で、ギリギリの決勝進出となった。決勝では第1レーンも好スタートを切ると中盤もスピードに乗り、終盤も力強い走りでミラー、コールマンらを振り切った。順位を確認すると、栁田はガッツポーズをみせ、国立競技場に大きな歓声が響き渡った。
今季は日本学生個人選手権(4月25日)の100m準決勝で、10秒09(+1.8m)をマークすると、5月9日の関東インカレでは追い風参考ながら9秒95(+4.5m)を記録し、調子の良さをアピールしていた。
レース後、栁田は「ちゃんとハイレベルな中で1番でゴールできたことは良かった。ひょっとしたら標準記録(10秒00)いけるかなという感覚はあったんですけど、(10秒)06は悪くないタイムかな」と手応えを口にし、「右肩上がりに結果は出せているので、順調にタイムを短縮していきたい」と今後のレースに向けて意気込んだ。
また、チャレンジレースを10秒12の全体トップで通過した井上直紀(21、早稲田大)は、10秒16で4着。桐生祥秀(29、日本生命)が10秒16の5着で、決勝に出場予定だったサニブラウン アブデル ハキーム(26、東レ)は欠場した。
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