経営していたペットショップの複数の女性従業員に性的暴行を加えたなどとされる男の裁判員裁判で、検察は懲役30年を求刑しました。
起訴状などによりますと、福岡県糸島市に住む本多道雄被告(66)は、経営していたペットショップで複数の女性従業員を脅迫し、抵抗できない状態にしたうえで性的暴行を加えたなどとされています。
きのうの裁判員裁判で、被害者の1人が「心も体も人としての尊厳も完全に踏みにじられました。地獄の中にいるようで、1日1日を生き抜くことで精一杯でした」などと涙ながらに語りました。
検察は「女性を人間として扱わず、優越的な地位を利用して性欲のはけ口にし続けた」などと主張。そのうえで「ほかの性犯罪と比較にならないほど悪質」として、懲役30年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告と女性たちは親密な関係で、性的な行為を抵抗できた」として無罪を主張しました。
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