E START

E START トップページ > ニュース > 国内 > 東京ポカポカ 4月下旬並みの気温、さくらの開花はいつ頃に?見ごろは?【Nスタ解説】

東京ポカポカ 4月下旬並みの気温、さくらの開花はいつ頃に?見ごろは?【Nスタ解説】

国内
2025-03-13 21:19

きょう(13日)の東京は、気温が20度を超え4月下旬並みの暖かさとなりました。都内では、早咲きのさくらがまさにいま見頃を迎えています。


【CGで見る】「さくら開花前線」ウェザーマップ予想(3月13日発表)


きょう東京は4月下旬並みの気温 もうすぐ春本番に…

ホラン千秋キャスター:
さくらはもうすぐですか?


國本未華 気象予報士:
もうすぐなんですが、その前に寒の戻りがありそうなので、あと1週間~10日くらいで開花のところが多そうです。


きょう(13日)は暖かくなりました。特に関東で気温が高く、東京は20.4℃と11日ぶりの20℃超えとなりました。沖縄も24.1℃となり、25℃前後の日が続いています。


全国的にも、もう春本番というような陽気になりました。ですが、寒暖差がすごく大きいんです。


今週を振り返ってみますと、大体14℃前後と落ち着いている中で、13日はグンッと上がり、4月下旬並みの陽気となりました。


問題は15日(土)と16日(日)です。土日に天気が崩れてくるとともに、気温がまた下がっていきそうです。16日、東京は12℃で雨なんですが、関東でもより内陸の方は雪が降りそうなんです。なので、内陸の方に移動する場合は交通情報などを見ておいた方がよさそうです。


天気図も徐々に“春モード”になってきています。


北日本の方にある低気圧は冬型をもたらして雪が降ったりするんですが、低気圧が去ってすぐに高気圧が来て、また低気圧が来て、というようなサイクルになってくると、「いよいよ春だな」というのを感じます。


あと、沖縄付近にかかる前線の雨の降り方がやや強くなってきているので、そういうところでも季節の進みを感じています。


さくらの開花はいつ頃に?満開・見ごろは?

國本未華 気象予報士:
ウェザーマップの「さくら開花前線」の情報がまた更新されました。(3月13日発表)

東京:3月22日 予想
名古屋:3月24日 予想
福岡:3月24日 予想
大阪:3月27日 予想
仙台:3月31日 予想
新潟:4月5日 予想
札幌:4月23日 予想


2025年は割と順当に太平洋側から前線が上がっていくパターンになっていて、ここ最近では意外と珍しいパターンなんです。鹿児島や宮崎の辺りは遅くて、順当になっていかないという年が増えてきてはいるんですが、2025年は順調にいって、東京の3月22日の後、駆け足で北日本に北上していくという形です。


東京のさくらの見頃なんですが、今年の場合は寒の戻りがあるので少し時間が必要なんですが、3月22日に開花した場合、3月27日~4月3日の約1週間、見頃が続く予想です。


井上貴博キャスター:
さくらは1週間も見頃があるんですか?


國本未華 気象予報士:
標準的にはあるんですが、2025年の場合、下旬は気温が高そうなので見頃が意外と早く進んでいく可能性があります。なので、見頃が長いわけではないというところだけ注意してください。


気持ち早めにお花見などの計画を立てるといいかもしれないです。


井上キャスター:
さくらの開花が一番早い地点はどこなのか、2010年以降の一番早い開花日の地点と回数を調べてみました。

高知:5回
3月24日(2024年)
3月15日(2018年)
3月18日(2014年)
3月21日(2012年)
3月10日(2010年)

福岡:3回
3月17日(2022年)
3月19日(2016年)
3月13日(2013年)

東京:3回
3月14日(2023年)
3月14日(2020年)
3月21日(2017年)


東京が最も早いという年が結構増えているんです。2025年の最新のデータでは、東京が最も早そうですか?


國本未華 気象予報士:
そうですね。宮崎がトップで、その次が東京になりそうな予想です。


東京のさくら開花が早いのはなぜ?

井上キャスター:
なぜ東京のさくら開花が早いのかを見ていきます。


【さくらの開花に必要なこと】
▼秋に入ると芽が成長を止めて休眠
▼冬の寒さで休眠から目覚める→休眠打破
▼春に暖かさによって成長し、開花


暖かいだけではダメで、冬はしっかりと寒い必要があるんです。


なぜ東京の開花が早いのか、国本気象予報士は「今年、東京は冬らしい冬で寒くなった。その後、春先から気温が急激に上昇したからでは」と話しています。


また、さくらの保護を手がける樹木医の和田博幸さんは「東京の標本木は既に老木。さくらは樹齢が40年~50年になると若い頃に比べて早く咲く傾向にある」と話していました。


さらに和田さんは、「東京の標本木がある靖国神社は日当たりがよく、風が通りにくいので、暖かくなりやすく桜が開花しやすい」とも話していました。


國本未華 気象予報士:
日当たりなども影響するので、街中でも日が当たる場所の開花が異様に速かったりします。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ