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“1人でお花見”3割 “歩きながら”が7割超え!?令和の花見に異変!最新お花見事情【ひるおび】

国内
2025-03-28 15:50

各地で桜が見頃を迎え、お花見を予定している人も多いのでは?
『ひるおび』LINEアンケート(12926人が回答)では、今年お花見に「行く」と答えた人は52.9%と半数を超えています。
「インスタ映えする写真を撮りたい」「春は桜を見ないと始まらない」という意見がある一方、「花粉と黄砂で行けない」など、様々な声がありました。


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物価高で料理や酒にも変化が・・・

ウェザーニュースの調査によると、今年のお花見の予算は全国平均で2997円。
過去7年で最高額になっています。2024年と比べ166円増えており、物価高の影響も感じられます。


3月26日、上野恩賜公園で取材すると、手作りの料理を持ち寄って楽しむグループが。


「2時に起きて(作りました)」
「屋台の方が高くつくんじゃないですかね。作った方がやっぱり安上がりだし、みんなにシェアできるし」


屋台で食べ物を買った人も、節約を意識。


「なるべく安く量がいっぱいあるものをというのは、ちょっと意識してみました。
焼きそばとハンバーガーと、お団子」


お酒にこんな工夫をする人もいました。


「うちにあった焼酎を(容器に)入れて持ってきました。お茶を3本ぐらい買ってきて、この焼酎とお茶で割れば、2、3杯飲めるし安上がり。これお店に行ったらもうちょっと(値段が)いっちゃうんで」


航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
持ち寄った方が安いのと、もう皆さんプライベートで行きたい人とお花見に行って、ワイワイ盛り上がる感じですね。多分居酒屋に行くより安いし、昼間に堂々と酒盛りできるのが花見の醍醐味ですね。


お花見は“歩きながら”が主流!?

お花見をするスタイルについて、くふう生活者総合研究所の調査(2025年2月)ではー
1位:桜並木・公園を歩きながら(77.5%)
2位:レジャーシートなどを敷いて座って楽しむピクニックスタイル(37.3%)
3位:お花見ができるカフェやレストランなどで楽しむ(18.7%)


コロナ禍にシートを敷いてのお花見が禁止された場所が多くあり、歩きながらの花見が定着したのではないかと見られています。


航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
会社単位ではなく仲間と行くのが今の主流だし、歩きながら見て桜が綺麗に見えるカフェやレストランでゆっくり食事する、1位と3位の組み合わせも今非常に多くなってきてるのかなと。


お花見、誰と楽しむ?

一緒にお花見を楽しむメンバーも変わってきています。


「家族など少人数で気楽に」・・・52.7%
「友人など2人でゆっくり」・・・47.6%
「1人で気ままに」・・・31.2%
「会社など大人数で賑やかに」・・・13.2%


少人数でのお花見をする人が多く、“1人でお花見”という人も3割という結果に。
「ひるおび」のLINEアンケートでも、
「1人が気楽だから」「マイペースにゆっくり桜を楽しめる」という声がありました。


経済効果 約1兆3900億円

お花見の経済効果に関する数字があります。
関西大学宮本勝浩教授の試算によると、ワンシーズンで約1兆3900億円。2024年と比べて約22%増加するとしています。
訪日外国人への経済効果を見ると消費支出額が約1686億円。その他の効果も含めると全体の26%を占めています。


航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
桜を目的に来る訪日客はこの3月4月は非常に多いです。
2回目に来た人は、日本人のピクニックスタイルを見て「次は自分がやりたい」という体験型ですね。ブルーシートを用意して、コンビニエンスストアでお酒買って。
海外ではまず公園でお酒を飲むことが許されないので、日本人のやっている花見を自分たちも楽しもうというのが、最近のトレンドですね。
何より大きいのは地方への経済効果。やはり弘前や角館など、綺麗な満開の桜のあるところに外国の方が長期滞在中に行く。だから、地方経済の活性化にも桜の効果は大きいかなと思います。


経済評論家 加谷珪一氏:
全国的なものですし、デパートでも催事はやるし、飲食店でもお花見限定メニューなど、直接お花見に行かなくても、グッズやお土産もあって結構大きい数字になる。
自然とお花が毎年咲いてくれるだけでこんなに経済効果があると、経済界にとってはありがたいことですよね。


弁護士 八代英輝:
桜が、冬の終わりに人々が動き出す大きなスイッチみたいになってますよね。


航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
春の桜、それから秋の紅葉、冬の雪。夏は暑いのでちょっとあれですけど、この3つの季節に関してはもうリピーターがついてきているのはありますね。


(ひるおび 2025年3月27日放送より)


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