E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 両陛下が硫黄島の慰霊碑で供花 日米両軍約3万人戦死の地…戦後80年で最初の“慰霊の旅” 元島民の孫らと懇談

両陛下が硫黄島の慰霊碑で供花 日米両軍約3万人戦死の地…戦後80年で最初の“慰霊の旅” 元島民の孫らと懇談

国内
2025-04-07 17:59

天皇皇后両陛下は戦後80年にあたり、太平洋戦争の激戦地・硫黄島を初めて訪れ、戦没者を慰霊されました。


【写真を見る】両陛下が硫黄島の慰霊碑で供花 日米両軍約3万人戦死の地…戦後80年で最初の“慰霊の旅” 元島民の孫らと懇談


両陛下はきょう(7日)午前10時過ぎに政府専用機で羽田空港を発ち、午後0時半すぎに硫黄島の海上自衛隊航空基地に到着されました。


硫黄島は東京都心からおよそ1200キロ南にある小笠原諸島の島で、太平洋戦争末期には米軍が上陸して激戦地となり、日米両軍と島民あわせて3万人近くが命を落としました。


両陛下は午後3時すぎ、日本兵の戦没者を慰霊する「硫黄島戦没者の碑」に向かってゆっくりと歩き、ユリの花などを供えて拝礼されました。


そして火山活動が盛んな硫黄島の地下壕の中で、喉の渇きを訴えながら亡くなった兵士たちを慰霊するため、碑に水を注ぐ「献水」を行われました。


その後、両陛下は軍属として島に残り命を落とした島民らが眠る墓地公園や、日米すべての戦没者を慰霊する「鎮魂の丘」にも拝礼したあと、元島民の孫や関係者らと懇談されました。


陛下は今年2月、誕生日にあたっての記者会見で「各地で亡くなられた方々や、苦難の道を歩まれた方々に、改めて心を寄せていきたい」と述べられていました。


今年は沖縄、広島、長崎への訪問が調整される中、硫黄島が最初の“慰霊の旅”となります。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ