
埼玉県に住む62歳の女性が総務省の職員や警察官をかたる男らに、現金およそ1700万円と金の延べ板2本をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、4月中旬ごろ、埼玉県川島町に住む無職の女性(62)の自宅に総務省の職員をかたる男から「あなたの健康保険証が悪用されている」「今から警察に代わります」と電話がありました。
女性は電話を代わった警察官をかたる男から「あなたは犯罪の重要参考人で資産を調べる。家にはどんな資産があるのか」と聞かれ、タンス預金や保管していた金の延べ板について話したということです。
男から実際に調査するとして女性宅の敷地内に置き場所を指示され、現金合わせて1729万円と金の延べ板2本を置くと、その後、なくなっていました。男らと連絡が取れなくなったことから女性は不審に思って夫に打ち明け、事件が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、「電話で金銭の要求等があった場合は詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。
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