秋田市で風力発電のプロペラが落下。現場で男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
風を受け、回るプロペラ…。回転せずに止まっているのがあります。
落下したのは、秋田市の新屋海浜公園にある風力発電の風車のプロペラ。3枚あるプロペラのうち、1枚が根元近くで折れているのが確認できます。
警察や消防によりますと、2日午前10時15分ごろ、「風車のプロペラが落ちている」と近くを通りかかった人から119番通報がありました。
消防が現場に駆けつけたところ、落下したプロペラの近くで市内に住む宍戸敬さん(81)が倒れていたということです。宍戸さんは頭にけがをしていて、意識不明の状態で市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
プロペラの落下は過去にも…2013年。
記者
「一番手前の風車の羽がなくなっています」
三重県の「ウインドパーク笠取」でプロペラなどが落下。プロペラを制御する装置の部品強度が足りず、強風でプロペラを固定するボルトが破断したことが原因でした。
今回、秋田市で起きた事故。午前7時台には最大瞬間風速23メートルを観測、強風注意報が出されていました。
警察はプロペラの落下と死亡した宍戸さんの関連を調べています。
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