きょう昼すぎ、東京・江戸川区の中学校で、硫化水素を発生させる理科の実験中に生徒6人が体調不良を訴え、病院に運ばれました。命に別状はないということです。
きょう午後1時前、東京・江戸川区の区立小松川中学校で「実験室で硫化水素が発生した」と通報がありました。
警視庁によりますと、中学2年の生徒たちが理科の授業中、試験管に硫化鉄の破片と塩酸を入れて硫化水素を発生させる実験を行っていましたが、一部の生徒が試験管に顔を近づけて嗅いだため、その後、体調不良を訴えたということです。
保護者
「ニュースみて、帰る途中だったのですぐ行こうと思って。今どきそんな危ない実験もするのかな。詳細が分からないけど、ちゃんとやってほしいなと」
実験室には当時、中学2年の生徒が40人いて、このうち男子生徒5人と女子生徒1人のあわせて6人(全員13歳)が病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。
現場はJR平井駅から南におよそ400メートル離れた住宅街です。
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