天皇皇后両陛下が戦後80年にあたり戦没者の慰霊や、11年前に発生した豪雨災害の復興状況を視察するため来月、広島県を訪問されると宮内庁が発表しました。
宮内庁によりますと、両陛下は6月19日から2日間の日程で広島県を訪問されます。
両陛下は19日に特別機で広島県に入った後、「原爆死没者慰霊碑」に花を供え、戦争で亡くなった多くの人たちを偲ばれます。
また、原爆の痕跡を残した住居跡などを保存する「被爆遺構展示館」を訪れるほか、多数の被爆資料を収蔵する「広島平和記念資料館」にも足を運ばれます。20日には原爆養護ホームの「矢野おりづる園」で施設利用者との交流が予定されています。
今年は戦後80年にあたり両陛下は各地で戦没者を慰霊していて、4月7日には小笠原諸島にある硫黄島を訪問し、来月4日には沖縄県を訪問されます。
今の陛下が広島県の原爆死没者慰霊碑を訪問されるのは8回目で、両陛下での訪問は、皇太子時代の2000年以来、25年ぶりとなります。
両陛下は今回の訪問中に、2014年に広島市で発生した豪雨災害の被災地にも入られます。
20日に土石流を防ぐために設置された砂防堰堤を視察するほか、「豪雨災害伝承館」を訪れ、当時の被災者と懇談される予定です。
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