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なぜ再ブーム?JKのスクールバッグに“じゃら×2”「人生つらくてもテンアゲ」【THE TIME,】

国内
2025-05-28 10:00

女子高生の間でスクールバッグにキーホルダーなどを「じゃらじゃら」つけるのが新たなトレンドに。<大きなぬいぐるみ>から<コスメ>まで、なぜバッグに?


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JKにとって「マジで一個の命」

街で女子高生のスクールバッグ事情を調査してみると、“ありえない量”のキーホルダーを付けている子がたくさん!


「ピンク大好き」という高2女子は、マイメロとディズニーのマリーちゃんなどのぬいぐるみやキーホルダー、大きめリボンなど“ピンク系統一”で10個以上。


「流行りに乗ってる」と話す高2女子は、大阪・関西万博のミャクミャクやキティちゃんなどが、バッグの表面を覆っています。他にも…


修学旅行で渋谷に・高2:
「たくさん写真撮るので可愛くしたいのでいっぱいつけてきました。21個ついてます」


ぬいぐるみなど15個以上・高3:
「好きなものを全部付けてる。JKにとってマジで“一個の命”(笑)」


実は今、こうしたキーホルダーは【バッグチャーム】と呼ばれ、女子高生に大人気のアイテムなのです。


なぜ?「スクバにじゃらじゃら」再ブーム

東京・原宿の竹下通りにある若者向けのアパレルショップ『WEGO 1.3.5...原宿店』では、店内中央の棚に、約2000種類のキーホルダーがズラリ。


副店長・久保莉香子さん:
「もともとは200種類とかしかなかったけど、『デコるのが可愛い』みたいな時代になっていたり、平成初期のバックとかにジャラジャラつけてた風習が今また再ブームで


2000年代前半に女子高生の間で流行った”じゃらじゃら”が、今またブームになっているとのこと。若者文化に詳しい専門家は、再ブームの背景に「個性アピール願望」があると話します。


『博報堂』ヒット習慣メーカーズ 中林磨美さん:
「今のZ世代はデジタルネイティブ世代と言われ、SNSで自分を表現することにすごく⻑けているが、だんだんとそれが外側に出てきた。持っている物や洋服で“自分はこういう人間なんです”とアピールする人が増えている」


「平成のしっぽ」や「コスメ」も

では、イマドキ女子高生は<どんなモノをつけて自分をアピールしているのか?>
“じゃらじゃらスクバ”の女子高生50人に聞きました。


「推しのカラーと(モンスターズ・インクの)サリーが水色なので、水色多め」(高3)
「全部ちいかわのモモンガ」(高2)


特に多かったのは、【推しのアイドルの色】【好きなキャラクター】で統一するなど“自分の好きなモノをアピール”する子たち。


続いて人気だったのが、平成に流行っていた懐かしいアレ。


「平成ぽいギャルっぽいものが流行ってて、私も“しっぽ”が可愛いなって」(高2)


「イマ流行ってる“たまごっち”」(高1)


「ファーしっぽ」や「たまごっち」などが【平成レトロ】としてバックチャームに。


さらには、チークやリップグロスなどの「コスメ」がバッグにつけられるように進化した【チャームコスメ】
国内最大の化粧品口コミサイト「@cosme」で、<じゃら×2チャームコスメ>が2025年上半期トレンド予測に入るなどイマ話題のアイテムです。


重くても汚れても「可愛いから良し」

それにしても、あまりの“じゃらじゃら”に気になるのが、「重さ」。
大きなぬいぐるみ3個を始め、大量にぶらさげたバッグを量ってみると“5kg超”の子も。それでも…


「肩痛いけど、重くてもやっぱ可愛い方が重視なんで」(高2)
「当たるから邪魔ではある。でも可愛いから良し!」(高1)


また、ずっとつけているので「汚れ」が気になるキーホルダーも。それでも…


女子2人組:
「時には洗います」
「それな」


じゃらじゃらで「パレード流してテンアゲ」

そんな大人気の「バックチャーム」をつける理由は、他にもあるようです。


「気分が上がるっていうか、学校は鬱だけど、でも“スクバ可愛いからちょっと行こうかな”みたいな」(高2)
「推しをつけてるけど、そういうの見るとモチベにもつながるし、“学校でも推し見られると授業頑張れる”」(高1)


たたくと“音楽が流れて光る”ミニーマウスモチーフのリングをつけた高2女子は、
「パレードできます。『ほんとに人生つらいな』って思ったらパレード流したらもうテンアゲ


好きなもので“個性”を表現して、毎日を楽しくするきっかけに。
時代が移り変わっても、女子高生が好きなものは変わらないようです。


(THE TIME,2025年5月27日放送より)


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