
外国人との共生をめぐり、自民党の特命委員会はきょう、政府内に外国人問題について横断的に対応するための「司令塔」組織の新設などを求める提言を取りまとめました。
自民党 小野寺政調会長
「そもそも我が国の制度というのがこのように多くの外国人の方が日本に居住するということを想定していない。様々な抜け穴があるということがはっきりしてまいりました。縦割りの問題ではなくむしろ我が国の制度全体をしっかり見ていく」
自民党の「外国人との秩序ある共生社会実現に関する特命委員会」はきょう午後、外国人に関する課題を政府内で総合的・横断的に対応していくための「司令塔」組織の新設などを柱とする提言を取りまとめました。
また提言には、「我が国の制度は多数の外国人を受け入れる社会を前提とした設計になっていない」と指摘したうえで、▼ルールを守らない外国人への厳格な対応や、▼「外免切替」など制度の運用の適正化、▼そして、土地の取得などをめぐり国籍などを把握し透明性を確保することなどが盛り込まれています。
自民党は近く党内手続きをおこなった上で提言を政府に提出する方針です。
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