ファミリーマートとローソンが予定を前倒し、あすから2021年産の「古古古米」の販売を開始すると発表。一方、「古古古米」を申し込んだ中小のスーパーには、まだ連絡が来ていないといいます。
きょう、いち早く2021年産の「古古古米」の精米の様子を公開したファミリーマート。当初の予定を一日前倒して、あすから一部店舗で販売を始めると発表しました。1キロ袋でお店に並び、価格は税抜き360円。
ファミリーマート担当者
「買いやすい価格と重さとかですね、こういったかたちのところを考えながら、発売させていただいております」
それに追随するように、さきほど、ローソンもあすから備蓄米を販売すると発表。1キロ税抜き360円と2キロ税抜き700円の2種類で売り出します。
一方、セブン-イレブンはコメをとがずに炊ける「無洗米」で販売する方針で、2キロ税抜き800円前後とする見込みです。
価格や量など、各社でタイプが分かれる“コンビニ備蓄米”。あなたはどれを買いたいですか?街で調査しました。
30代
「あっ、すごい、え?すごい安いですね」
まずは持ってみての印象から…
Nスタ
「これが1キロサイズ」
30代
「あ、コンパクトな」
Nスタ
「こちらが2キロ」
30代
「あー、うんうんうん」
30代 『1キロ』
「今、暮らしているのが私と夫の2人暮らしなので、一回試してみるかたちでは1キロの方が消費しやすいかな。なんか『古古古米』ってだいぶ古い?みたいな、大丈夫なのかな?」
「古古古米」ということで、小分けの1キロタイプを買ってみたいとのこと。
一方、2人の子どもを育てるお母さんは…
30代 『2キロ(無洗米)』
「セブン-イレブンの無洗米ですかね。洗う手間とか考えたら、ローソンと100円しか違わないならこっちかなという感じですかね」
2021年産の「古古古米」ということについては?
30代 『2キロ(無洗米)』
「味はそんなに変わらないと聞いてるので、安いならいいかなって」
Nスタがきょう街で聞いたところ、買いたい人の中ではお試しサイズの「1キロタイプ」を選ぶ人が8人で最も多く、手軽な「無洗米」を選ぶ人は5人いました。
“コンビニ備蓄米”の販売が進むなか、中小のスーパーでは…
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「速報が入りました」
Nスタ
「ファミリーマートが(備蓄米)明日から?」
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「じゃあ、もう届いてるってことなのか」
東京と埼玉に7店舗を展開する「スーパーマルヤス」。「古古古米」の申し込みは先週済ませましたが、農水省からの連絡はまだありません。
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「うちみたいな所だと、どうしても手作業になっちゃうから」
年間1000トン以上のコメの取り扱いはありませんが、農水省の担当者から精米能力のある店の枠で申請できると説明を受け、中古の精米機を追加で購入。きょう、2台の精米機が届きました。
販売方法についても、すでに検討を進めていて…
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「精米済みの10キロと、玄米の2キロかな」
より早く提供するため、通常の袋詰め以外に、玄米の「計量カップ」での販売も検討。
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「備蓄米が買えるともしなったときに動きが遅いと、待ってくださっているお客様の期待に沿えないので、無駄にならないといいんですけど」
受け入れ態勢はばっちり。あとは連絡を待つばかりです。
スーパーマルヤス 松井順子 代表
「だめなのかな、いけるのかな、どっちなのかな」
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?誤解の多いエアコン節約術【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】