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“顎いじり”を笑いに変えた過去も…顎変形症の手術でコンプレックスを消した女性「自分が自分に自信を持てることが大切」

国内
2025-07-09 07:10
“顎いじり”を笑いに変えた過去も…顎変形症の手術でコンプレックスを消した女性「自分が自分に自信を持てることが大切」
Reinaさんの手術前と術後のビフォーアフター(X/@Reina_agonaより)
 小学生時代からの心無いいじりにより顎にコンプレックスを持っていたというReinaさん。そんな彼女が投稿した顎変形症の術前術後のビフォーアフター写真は、1996万回表示され、「別人!とても美しい変化!」「大正解すぎる」「自己肯定感爆上がりしそうね」「執刀医センスありすぎ」などとの多くのコメントが寄せられました。手術を決めたきっかけやコンプレックスへの考え方について、投稿者・Reinaさんに話を聞きました。

【写真】「術後、コンプレックスが消えた」横顔のラインが見違えるように変貌…Reinaさんの”別人級”ビフォーアフター

■小学生の頃からの顎いじりでコンプレックスに「笑いに変えることでムードメーカーみたいになっていた」

――Xに投稿された顎変形症の術後の変化の写真は、1996万回表示され、「すごい変化」「めちゃくちゃ綺麗になっていて感動」と話題になっています。このような反響を受けていかがでしょうか?

【Reinaさん】素直に嬉しく感じました。術前は自分の顔面がコンプレックスでしたし、自己肯定感も低く、こんなに褒められたこともなかったので、戸惑いもありました。まさかこんなにバズるとは思っていなかったので、全世界にすっぴんを公開したことを気まずく思っています(笑)。手術してくれた先生のこともたくさん褒めていただけて、すごく嬉しかったです。

――手術後、ご友人やご家族の反応はいかがでしたか?

【Reinaさん】友達から「本当に綺麗になったね、頑張ったね」と言われて涙が出そうでした。何十年も付き合ってきたコンプレックスを知っている友人からの褒め言葉は本当に嬉しかったです。母からは「子供の頃の顔に戻ったね」と言われました(笑)。

――顎変形症の手術をされようと思われたきっかけは?

【Reinaさん】小学生の頃から顎いじりをされていたことです。これがきっかけとなり、自分の顎はしゃくれているんだと思っていたので、いつか大人になったら整形するんだと決めていました。社会人になって虫歯を治しに歯医者に行った際に「あなたの歯並びだったら保険適応で矯正できると思うよ、手術も必要だけど」と言われ、その時初めて顎変形症という病気があることを知りました。

――SNSでは、顎いじりで「三日月」「ばかうけ」などと呼ばれたこともあったと投稿されていました。このようないじりが顎へのコンプレックスへと繋がっていったのでしょうか?

【Reinaさん】そうですね、周りからのいじりが1番の要因だと思います。自分でも「歯並びが悪いな」、「みんなみたいな輪郭じゃなくて面長だな」と思っていました。小学生から社会人になるまでずっと顎いじりをされ、それを笑いに変えることでムードメーカーみたいになっていたんですよね。でもやっぱりいじられ続けるとコンプレックスになっていました。

■術後は痛みが強く5キロ減量も…歯が噛み合うだけで食べ物が切れることに感動

――現在は術後50日が過ぎたとのことですが、術後の様子についてお伺いしたいです。

【Reinaさん】術後の夜は鼻も腫れていて口での呼吸しかできず、本当に苦しかったです。眠れても10分に1回くらい起きて時間が進んでいないことに絶望しました。痛みもズーンとした鈍痛が、入院から退院して1週間くらいまで続きました。痛みに弱かったのか毎日限界量まで痛み止めを飲んでいました。また顎間固定(マウスピースのようなスプリントとゴム掛け)をしているので滑舌が悪く、喋ることも難しかったので、スマホのメモに言いたいことを書いてみせることでコミュニケーションを取っていました。食事中は顎間固定を外して良かったのですが、デザートスプーンが入るかギリギリくらいしか口が開かないので食事が苦痛でした。食べられるものも咀嚼が必要ないものがメインだったので、本当に美味しくなくて入院中に5キロ痩せてしまいました。

――見た目の変化についてはいかがでしょうか?

【Reinaさん】見た目の変化は人中が伸びた気がします。でも下顎を後ろに下げたことでバランスが良くなり、あまり気になってないです。また、鼻も若干上向きになったのですが、アップノーズっぽいほうが私は好きなので嬉しく思っています。私の矯正歯科の先生はかなり歯を綺麗に並べてから手術の許可を出してくれたので、術後すぐからバッチリ噛み合っている気がします。今まで食べ物を噛み切る時に上の歯と舌を使って引きちぎっていたのが、カチッと噛み合うだけで切れることに感動しました。

■手術で消えた“コンプレックス”、自分をバカにしたクラスメイトに「ありがとうの気持ち」

――Xでは顎の変化や手術について赤裸々に発信されていますが、SNSでご自身の様子を発信するのは勇気がいることだったと思います。どのような思いで発信を始められたのでしょうか?

【Reinaさん】私が顎変形症の治療(術前矯正)を始めた頃はあまりSNSに情報がなく、その中でも載せてくださっていた方の経過がすごく参考になったので、私も誰かの参考になれるならと思ったことが1番です。また、同じ顎変形症で手術をする方と励ましあったり、情報共有したりすることも目的でした。

――SNS発信によって気づいたことはどんなことですか?

【Reinaさん】憶測で色んなことを言う方がいるんだなと思いました。術後の写真をAIだと言われた時はびっくりしました(笑)。でも、ネガティブな言葉に目を向けても相手の顔も名前も知らないので気にしてもしょうがないと今は思っています。

――「術後、コンプレックスが消えた」という投稿が印象的でした。コンプレックスが消化されたいま、当時自分をバカにしたクラスメイトにどんな気持ちですか。

【Reinaさん】当時バカにしてくれたことで今こうして綺麗になれたので、ありがとうという感謝の気持ちがあります(笑)。バカにされなければ気にすることも、こうやって手術に踏み切ることもなかったので。ただただ感謝です。

――顎変形症の手術は美容整形とは違うものですが、ご自身が顎変形症の手術を経て、美容整形に対して考え方にどんな変化がありましたか。

【Reinaさん】もともと二重の埋没整形もしているので整形は肯定派です。整形をすることで、本当に世界が変わったくらい自分が前向きになれるし周りからの目も変わったように感じることが多いです。ただ顎変形症の手術は骨格のバランスを医学的に整えることが目的なので、自分のなりたい顔になれるものではないという思いはあります。自分に自信を持てることが人生において大切なことだと思うので、綺麗になるために美容整形をすることって素敵なことだと思います。

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