税金を安くするなどの目的で親族のマイナンバーを不正に取得したとして、埼玉県の所沢市役所に勤務していた男が逮捕されました。
マイナンバー法違反の疑いで逮捕されたのは、所沢市役所財務部市民税課の元主任・田中海斗容疑者(31)です。
田中容疑者はおととし2月から3月にかけて、市役所の端末から住基ネットにアクセスし、親族あわせて14人のマイナンバー情報を不正に取得した疑いがもたれています。
警察によりますと、田中容疑者は取得したマイナンバー情報を使い、親族に無断で田中容疑者や妻の扶養に入れることで、税金を安くしたり、還付を受けようとしたとみられています。
田中容疑者は調べに対し、「自分と妻の親族の個人番号を収集するため、住基ネットにアクセスして集めたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察はすでに所沢市役所や自宅の家宅捜索で携帯電話などを押収していて、捜査を進めています。
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