オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして警視庁に逮捕されたフジテレビ元社員の男について、東京地検は常習賭博の罪で起訴しました。
常習賭博の罪で起訴されたのは、フジテレビ元社員でバラエティ制作部の企画担当部長を務めていた鈴木善貴被告(44)です。東京地検によりますと、鈴木被告は去年9月から今年5月までの間、海外で運営されているオンラインカジノサイトにアクセスし、バカラ賭博などをした罪に問われています。
警視庁によりますと、鈴木被告はおよそ5年前にオンラインカジノを始め、今年3月からの1か月半でおよそ1億7000万円を賭けていたとみられています。
東京地検は鈴木被告の認否を明らかにしていませんが、先月、警視庁の取り調べに対して、鈴木被告は容疑を認めていたということです。
また、フジテレビの元男性アナウンサーも単純賭博の罪で、きょう略式起訴されました。元男性アナウンサーは、去年5月から7月までの間に海外のオンラインカジノサイトにアクセスし、バカラ賭博をした罪に問われています。
元男性アナウンサーはおよそ640万円を賭けていたとみられていて、先月、警視庁が書類送検していました。
フジテレビによりますと、鈴木被告は今月2日に懲戒解雇され、元男性アナウンサーはきのう(10日)付けで別の部署に異動したということです。
取材に対し、フジテレビは、「元社員が起訴されたことは当社として重く受け止めており、厳正に処分いたしました」としたうえで「研修などを通じて再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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