あすにかけても関東甲信と東海は大気の状態が非常に不安定になり、大雨のおそれがあります。あすは大雨の範囲が西へ広がり、近畿や四国でも大雨の所があるでしょう。
大雨の原因は2つの湿った空気が合流するためです。太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気と、寒冷低気圧に吹き込む湿った空気が関東や東海付近で合流しているため、雨雲が発達しています。あすは湿った空気が合流する部分が西へずれるので、近畿や四国、九州の太平洋側でも大雨のおそれがあるでしょう。
一方、湿った空気の影響を受けない日本海側は、晴れて強い日差しが照りつけて気温が上昇し、猛暑日になる所もあるでしょう。
きょうの各地の予想最高気温
札幌 :30℃ 釧路:23℃
青森 :35℃ 盛岡:32℃
仙台 :32℃ 新潟:37℃
長野 :34℃ 金沢:37℃
名古屋:30℃ 東京:29℃
大阪 :35℃ 岡山:35℃
広島 :33℃ 松江:36℃
高知 :33℃ 福岡:34℃
鹿児島:31℃ 那覇:33℃
大雨の後、あさって金曜日には、まだ梅雨明けしていない関東甲信や北陸、東北南部でいっせいに梅雨明けの可能性が高いでしょう。
そんな中、気象庁から熱帯低気圧情報が出されました。フィリピンの東にある熱帯低気圧は、あす朝までに台風に発達するでしょう。その後も発達しながら北西へ進み、中国大陸の方へ向かうでしょう。日本への直接的な影響はなさそうですが、沖縄では週末、波が高くなるでしょう。
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