
特定の医療機器メーカーの製品を手術の際に優先的に使う見返りに現金を受け取ったとして、長野県の公立病院の男性医師2人が書類送検されました。
収賄の疑いで警視庁が先月25日に書類送検したのは、長野県にある佐久市立国保浅間総合病院の整形外科部長(46)ら男性医師2人です。
2人は贈賄の疑いで書類送検された医療機器メーカー「日本エム・ディ・エム」の営業担当の社員ら3人から、脊柱管の手術の際にこの会社の製品を優先的に使う見返りとして、2021年11月から去年5月までに、現金あわせておよそ58万円を受け取った疑いなどがもたれています。
捜査関係者によりますと、医師の2人は製品の使用実績に応じメーカー側から1ポイント=1万円の「ポイント」が与えられ、「ポイント」の範囲内で使った私的な食事代や土産代の領収書の写真をメーカー側の3人に送り、現金を受け取っていたということです。
メーカー側の3人は別の人物の接待費として会社に現金を請求。現金を封筒に入れて会社の製品のパンフレットに挟み、医師の2人に病院で手渡していました。
関係者からの情報提供で事件が発覚していて、5人はそれぞれ任意の調べに容疑を認めているということです。
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