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SMBC日興証券・元幹部5人に執行猶予付き有罪判決 5人はいずれも無罪主張 相場操縦事件 東京地裁

国内
2025-07-22 18:26

SMBC日興証券の相場操縦事件で、元幹部5人が金融商品取引法違反の罪に問われた裁判で、東京地裁は5人に対し、有罪判決を言い渡しました。


SMBC日興証券の元副社長・佐藤俊弘被告(63)や元部長・山田誠被告(48)ら元幹部5人は、特定の銘柄の株価が大幅に下落することを避けるために大量の買い注文を入れるなど不正な株取引をしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。


弁護側はこれまでに「(金融商品取引法の禁じる)相場を安定させる操作には当たらない」として、5人いずれも無罪を主張していました。


東京地裁はきょうの判決で、「人為的に相場を形成する意図のもと、有価証券の価格の下落を防ぎ、または遅らせる目的で、有価証券の売買を行った場合には、罪が成立する」と指摘。


「手口は高度かつ専門的な知識・経験を悪用した巧妙で悪質なもの」としたうえで、「証券会社に対する信頼を著しく害したことはもちろん、我が国の証券市場に対する信頼をも大きく傷つけた」として、佐藤被告に懲役2年6か月、執行猶予5年。山田被告に懲役3年、執行猶予5年など、5人全員に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。


この事件をめぐっては、法人としてのSMBC日興証券と元執行役員の有罪判決が確定しています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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