
能登半島地震が起きた石川県から千葉県に避難していた父親に去年12月、暴行を加え死亡させた傷害致死の罪に問われている男の初公判が千葉地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
無職の大久保実被告(45)は去年12月、千葉県君津市久保の自宅アパートで同居していた父親の大久保誠一さん(当時78)の胸を蹴る暴行を加え、肋骨を骨折させるなどけがをさせ、その後、死亡させた罪に問われています。
きょう、千葉地裁で開かれた初公判で大久保被告は「まちがいありません」と起訴内容を認めました。
誠一さんは元々石川県輪島市に住んでいましたが、去年1月の能登半島地震によって自宅が全壊し、去年3月下旬ごろから千葉県に避難し、大久保被告の自宅で同居していました。
検察側は冒頭陳述で、糖尿病を患っていた誠一さんが医師から飲酒を控えるように言われ、大久保被告から注意されても飲酒を続けていたため、大久保被告は4月、誠一さんに初めて暴行を加えたと主張。
その後も、大久保被告は誠一さんが床を汚すことなどがあると暴行を加えることがあったとしました。
一方、弁護側は「衝動的に蹴る暴行を加え、けがさせようという意図はなかった」と主張しました。
判決は今月4日に言い渡される予定です。
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