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「ブスで客がつかないから風俗で働くか立ちんぼするか選べ」ガールズバー店長の男ら2人が“管理売春”か GPSで行動監視し「無断休憩」確認すると暴行も 東京・池袋 警視庁

国内
2025-10-15 20:10

東京・池袋にあるガールズバーの店長の男ら2人が女性従業員に売春をさせたとして警視庁に逮捕されました。女性は常にGPSで監視され、全身には暴行によるあざが20か所以上あったということです。


店から連行される男。東京・池袋にあるガールズバーの店長・鈴木麻央耶容疑者(39)です。


鈴木容疑者と従業員の田野和彩容疑者(21)は、今年5月から7月にかけて20代の女性従業員を店に住まわせ、売春をさせたとして逮捕されました。


鈴木容疑者らは女性が住んでいた部屋を無断で解約し、管理下に置いていました。


記者
「鈴木容疑者は女性に対して日常的に暴力を振るい、東京・歌舞伎町での売春を強要していたということです」


女性は去年9月からガールズバーで働き始めましたが、鈴木容疑者は「バーでの売上げが悪い」という理由から、女性に売春を指示したといいます。


「ブスで客がつかないから風俗で働くか立ちんぼするか選べ」


さらに、カバンにGPS発信機を入れて行動を監視。女性が無断で休憩していることを位置情報で確認すると、ホテルに連れて行き、ハンガーで殴ったこともあったということです。


被害にあった女性(20代)
「毎日、鈴木容疑者から暴力を受けていました。シャンパンの瓶で殴られることもありました」


女性の体には暴行によるあざが20か所以上残されていました。


今年4月からの3か月間で鈴木容疑者らが女性に売春させた人数は、のべ400人。女性が稼いだ600万円の大半を鈴木容疑者らが巻き上げていたとみられています。


さらに…


鈴木麻央耶容疑者
「太ると客がつかない」


鈴木容疑者は、女性の体型を管理するため一食ごとに食事の報告をさせ、証拠として「レシートの写真を送れ」と強要。財布の中身までも確認し、残っていた釣り銭とレシートの内容が異なると、殴るなどの暴行を加えていたということです。


今年8月、女性はついに耐えかねて警視庁に被害を訴え出ます。当初は恐怖から口をつぐんでいましたが、捜査員にこう話したといいます。


被害にあった女性(20代)
「身も心もぼろぼろで、店長から逃げるという気力や選択肢なんて思いつくはずもありませんでした」


取り調べに対し、田野容疑者は容疑を認めているということですが、鈴木容疑者は「売春させていないし、寝泊まりなどさせていません」と容疑を否認しています。


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