
きょう(20日)午後8時前、東京・豊島区にあるJR山手線・大塚駅の駅員から「催涙スプレーが撒かれた」と110番通報がありました。
【写真を見る】優先席をめぐりトラブルか…JR山手線内で女が“催涙スプレーのようなもの”を噴射 男性2人が軽傷 30代の女を傷害の疑いで現行犯逮捕 警視庁
警視庁によりますと、山手線・内回りの走行中の電車内で、30代の女が催涙スプレーのようなものを噴射し、60代の男性2人が軽傷を負いましたが、命に別状はないということです。
女は大塚駅で電車を降り、駅のホーム上で駆け付けた警察官によって傷害の疑いで現行犯逮捕されました。
女は、優先席の前に立っていた別の乗客を押しのけて座ったことについて、被害者の男性に注意され口論となり、ポケットからスプレーを取り出し、噴射したということです。
警視庁の取り調べに女は容疑を認めているということですが、女のバッグからはもう1本、催涙スプレーのようなものが見つかっていて、「スプレーは護身用で持っていた」と供述しているということです。
警視庁は当時の状況を詳しく調べています。
JR東日本によりますと、大塚駅のホームでは非常ボタンが押され、山手線は内回りが15分間運転を見合わせ、その後、遅れが発生していましたが、現在は解消しています。
・見つかった娘(14)の遺体には「身を守れ」と父が願い伝えた“長袖・長ズボン”「1羽じゃかわいそう」中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きた証”
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)