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「顔に直接シャワーはNG」乾燥による肌トラブル 皮膚科医が勧める対策は【ひるおび】

国内
2025-11-13 16:11

空気がカラカラ…「乾燥」が気になる季節がやってきました。
日々の習慣でコツコツと!洗顔や入浴、ドライヤーのかけ方まで、乾燥ケアの極意を皮膚科医に教わります。


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「乾燥肌」の原因は

ココメディカルクリニック院長の泉さくら医師によると、乾燥しやすい場所は
▼顔(目元・口元)▼首▼鎖骨▼腰まわり▼手▼肘▼膝など。


カサカサ・粉ふきから始まり、悪化するとかゆくなり、ヒリヒリとした痛みの伴う炎症につながります。


乾燥肌の原因は「湿度」と「寒暖差」です。
湿度30%以下は肌から水分が蒸発しやすくなるので要注意。
また、1日の気温差や、外気と室温の差があると自律神経が乱れ、肌のバランスが崩れてしまいます。


皮膚科医に聞く乾燥対策

【洗顔】
・洗顔料を泡立てて円を描くようにやさしく洗う
・ゴシゴシ洗いやシャワーを使うのはNG
・35℃程度のぬるま湯を使う

水分を取る際も、タオルを押しあてるように優しくふき取りましょう。


恵俊彰:
シャワーで流しちゃダメなんですか?


泉さくら医師:
シャワーのお湯は体にも使うので、高温になることが多いんですよね。
また水圧が強く、目元や口周りの皮膚は特に薄くなっているので、体と同じようにあててしまうと、乾燥を強く招いてしまいます。
洗い残しのないように手ですくってやさしくすすぐのが理想的です。


また、女性よりも男性の方が積極的な対策が必要だといいます。


泉さくら医師:
男性の方が毛穴などが発達していて脂の分泌が多いので、ゴシゴシ洗わないと洗いきった気がしないという方が多いんですけど、ある研究では男性の方が皮膚のバリア機能が弱くて紫外線にも弱いという結果が出ているので、男性こそ気をつけていただく必要があります。


【入浴】
・体・髪の毛を洗う時も、ゴシゴシ洗い・シャワーはNG
・湯船のお湯の温度は38℃以下 時間は15分以内
・洗顔は出る直前に行なう


恵俊彰:
38℃だとちょっとぬるいです・・・


泉さくら医師:
お肌に関してはその方がいいです。例えば浴室をちょっと暖めておくなどで対策してください。


【保湿】
保湿はスピードが命。
入浴後の肌の水分は1分以内に蒸発し始めるので、3分以内にスキンケアを始めることが理想です。


泉さくら医師:
すぐにしっかり保湿するのは難しいので、私はお風呂場に一つ化粧水を置いていて、顔を拭いたら先に化粧水を吹きかけています。


【髪を乾かす】
自然乾燥ではなくドライヤーで素早く乾かします。
最初は温風で乾かし、最後に冷風。
根元から毛先に向けて乾かしていくのがポイントです。


(ひるおび 2025年11月12日放送より)
==========
<プロフィール>
泉さくら氏
ココメディカルクリニック院長
専門は皮膚科・美容皮膚科・漢方内科


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