
中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐり、中国メディアが公開した現場のやりとりとされる音声について、小泉防衛大臣は先ほど臨時の会見を開き、「6日、中国海軍艦艇から海上自衛隊の護衛艦に対して、飛行訓練を開始する旨の連絡があり、その内容を聞き取った」と明らかにしました。
一方で、「空母『遼寧』の艦載機がどのような規模でどのような区域において訓練を行うのかという具体的な情報は自衛隊にもたらされておらず、訓練を行う時間や場所の緯度経度を示す航空情報もなく、船舶などに示す航行警報も事前に通報されていない」と反論し、「危険の回避のために十分な情報がなかった」と強調しました。
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