国内
2026-02-05 07:50
緑色の小さなスライムのような生き物が、水槽の中で餌に向かって突進していく様子を収めた動画が2358万回再生を超える反響を呼び、「こんな可愛い生き物存在したんか…」「水中によもぎもちがおる」「本物のスライム初めて見た!」「ドラクエにいそう」などと、さまざまなコメントも寄せられた。食べることが大好きなこの可愛らしい生物の生態や育て方などについて、動画の投稿主であるだんごむすめさんに話を聞いた。
【写真】横姿が全く別人! 驚いたりぼーっとしたり表情豊かな顔も
◆赤、オレンジ、ピンクも…まるでスライムのような可愛らしい見た目に衝撃
――SNSでは「ハウルの動く城のカルシファーみたいで可愛い」「すみっコぐらしにいそう」「ほっぺちゃんみたい」「実在するの!? 流行りのAIじゃないんだ!」などと話題になりました。この可愛らしい生き物を冷蔵庫(ワインセラー)で飼育しているとのことですが、飼育することになったきっかけは?
「もともと海の生き物が好きで、冬の磯で初めてダンゴウオを見つけたことがきっかけです。丸くて小さく、吸盤で岩にくっついている姿があまりにも可愛らしく、『こんな魚が身近な海にいるんだ』と衝撃を受けました。調べていくうちに、15度ほどの低水温での飼育が可能だと知り、ワインセラーや小型冷蔵庫を使って飼育環境を整え、本格的に飼育を始めました。気がつけば8年目になり、今では生活の一部になっています」
――ダンゴウオの生態や生息地を教えてください。
「ダンゴウオはスズキ目カジカ亜目ダンゴウオ科の魚で、腹部に吸盤を持ち、岩や海藻にくっついて擬態し、小型の甲殻類などを捕食します。泳ぐより“くっつく”ことが得意な魚です。主に東北~関東周辺の太平洋側に生息していて、冬から春にかけて浅場で見られることがあります」
――育て方はどういった感じなのでしょうか?
「低水温(10~17度前後)を保つことが最重要で、我が家ではワインセラーを使用しています。餌はヨコエビやイサザアミ、冷凍ホワイトシュリンプや粒餌のメガバイトレッドMを中心に、食べ残しが出ないように量を調整しています。自然下では1年程度といわれていますが、飼育下では環境を安定させることで1年以上生きる個体もいます」
――赤ちゃんと大人になったときのサイズの違いは?
「赤ちゃんは2ミリ程度ですが、成長すると2~3cmほどになります。成長するにつれて体の丸みが増し、より“ダンゴ感”が出てきます」
――身体の色の変化は?
「赤、オレンジ、ピンク、緑など個体差があり、成長や環境によって色味が変わることもあります。水槽で飼育を始めると、緑になることが多いです」
◆満腹になるとご満悦、表情豊かな食いしん坊「動きが可愛いので、日々癒してもらっている」
――育てる際には、どういった点に気をつけていますか?
「水温管理が最優先です。水質変化には比較的強いのですが、急な環境変化は大きな負担になるため、引っ越しや水換えは慎重に行っています。また、側面やエアチューブなどにくっつくので、誤って水槽外に出さないようにしてください」
――「目が中央に寄るの可愛いね~」「無表情なのに感情を感じるのがすごい」といった声もあり、ダンゴウオは海水魚とは思えないほど表情が豊かで可愛らしいです。実際に育てていて、表情の変化を感じますか?
「ダンゴウオは表情がとても豊かです。正面から見ると目や口の位置が分かりやすく、驚いたように見えたり、ぼーっとしているように見えたりします。餌を待っているときと、満腹のときでは明らかに雰囲気が違い、『今はご機嫌だな』『もうお腹いっぱいなんだな』と感じることも多いです」
――兄弟でおやつをじっと見つめ合う姿もとても可愛らしかったです。ダンゴウオ同士でけんかをしたりはしないのですか?
「基本的にとてもマイペースなので、大きなけんかはしません。餌の時間になると並んで同じ方向を見つめたり、兄弟で同時に口を開けて待っていたりします。オスは気に入った巣穴を奪われないように、顔面をぶつけ合ったりしますが、巣穴を多く用意すればけんかにはなりにくいです」
――「引っ越し直後も爆食いで繊細さが皆無」とも投稿されていましたが、食いしん坊以外にも可愛らしいポイントなどはありますか?
「環境が変わっても動じず、引っ越し直後でも餌を見ると一直線に寄ってくるところは、本当にたくましいです。また、ガラス越しにこちらをじっと見てくることもあり、『完全に人を認識しているのでは?』と思う瞬間があります」
――まるで歌っているかのように見える動画もありました。ほかにも人間に見えるような行動を取ることは?
「餌の時間になると口をパクパクさせたり、まるで歌っているように見える動きをしたりすることがあります。こちらが水槽の前に立つと近づいてくることもあり、『呼ばれたから来たのかな』と感じることもあります」
――ダンゴウオを育てる楽しさや醍醐味は?
「小さな命と毎日向き合い、成長や変化を間近で見られることです。とにかく動きが可愛いので、日々癒してもらっています」
――初めて見る人たちに対して、ダンゴウオの魅力を伝えてください。
「一見すると魚とは思えない見た目ですが、れっきとした海水魚で、しかも日本の海にいます。可愛さだけでなく、厳しい環境で寿命1年を生きるたくましさも持ち合わせているところが、最大の魅力だと思います」
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◆赤、オレンジ、ピンクも…まるでスライムのような可愛らしい見た目に衝撃
――SNSでは「ハウルの動く城のカルシファーみたいで可愛い」「すみっコぐらしにいそう」「ほっぺちゃんみたい」「実在するの!? 流行りのAIじゃないんだ!」などと話題になりました。この可愛らしい生き物を冷蔵庫(ワインセラー)で飼育しているとのことですが、飼育することになったきっかけは?
「もともと海の生き物が好きで、冬の磯で初めてダンゴウオを見つけたことがきっかけです。丸くて小さく、吸盤で岩にくっついている姿があまりにも可愛らしく、『こんな魚が身近な海にいるんだ』と衝撃を受けました。調べていくうちに、15度ほどの低水温での飼育が可能だと知り、ワインセラーや小型冷蔵庫を使って飼育環境を整え、本格的に飼育を始めました。気がつけば8年目になり、今では生活の一部になっています」
――ダンゴウオの生態や生息地を教えてください。
「ダンゴウオはスズキ目カジカ亜目ダンゴウオ科の魚で、腹部に吸盤を持ち、岩や海藻にくっついて擬態し、小型の甲殻類などを捕食します。泳ぐより“くっつく”ことが得意な魚です。主に東北~関東周辺の太平洋側に生息していて、冬から春にかけて浅場で見られることがあります」
――育て方はどういった感じなのでしょうか?
「低水温(10~17度前後)を保つことが最重要で、我が家ではワインセラーを使用しています。餌はヨコエビやイサザアミ、冷凍ホワイトシュリンプや粒餌のメガバイトレッドMを中心に、食べ残しが出ないように量を調整しています。自然下では1年程度といわれていますが、飼育下では環境を安定させることで1年以上生きる個体もいます」
――赤ちゃんと大人になったときのサイズの違いは?
「赤ちゃんは2ミリ程度ですが、成長すると2~3cmほどになります。成長するにつれて体の丸みが増し、より“ダンゴ感”が出てきます」
――身体の色の変化は?
「赤、オレンジ、ピンク、緑など個体差があり、成長や環境によって色味が変わることもあります。水槽で飼育を始めると、緑になることが多いです」
◆満腹になるとご満悦、表情豊かな食いしん坊「動きが可愛いので、日々癒してもらっている」
――育てる際には、どういった点に気をつけていますか?
「水温管理が最優先です。水質変化には比較的強いのですが、急な環境変化は大きな負担になるため、引っ越しや水換えは慎重に行っています。また、側面やエアチューブなどにくっつくので、誤って水槽外に出さないようにしてください」
――「目が中央に寄るの可愛いね~」「無表情なのに感情を感じるのがすごい」といった声もあり、ダンゴウオは海水魚とは思えないほど表情が豊かで可愛らしいです。実際に育てていて、表情の変化を感じますか?
「ダンゴウオは表情がとても豊かです。正面から見ると目や口の位置が分かりやすく、驚いたように見えたり、ぼーっとしているように見えたりします。餌を待っているときと、満腹のときでは明らかに雰囲気が違い、『今はご機嫌だな』『もうお腹いっぱいなんだな』と感じることも多いです」
――兄弟でおやつをじっと見つめ合う姿もとても可愛らしかったです。ダンゴウオ同士でけんかをしたりはしないのですか?
「基本的にとてもマイペースなので、大きなけんかはしません。餌の時間になると並んで同じ方向を見つめたり、兄弟で同時に口を開けて待っていたりします。オスは気に入った巣穴を奪われないように、顔面をぶつけ合ったりしますが、巣穴を多く用意すればけんかにはなりにくいです」
――「引っ越し直後も爆食いで繊細さが皆無」とも投稿されていましたが、食いしん坊以外にも可愛らしいポイントなどはありますか?
「環境が変わっても動じず、引っ越し直後でも餌を見ると一直線に寄ってくるところは、本当にたくましいです。また、ガラス越しにこちらをじっと見てくることもあり、『完全に人を認識しているのでは?』と思う瞬間があります」
――まるで歌っているかのように見える動画もありました。ほかにも人間に見えるような行動を取ることは?
「餌の時間になると口をパクパクさせたり、まるで歌っているように見える動きをしたりすることがあります。こちらが水槽の前に立つと近づいてくることもあり、『呼ばれたから来たのかな』と感じることもあります」
――ダンゴウオを育てる楽しさや醍醐味は?
「小さな命と毎日向き合い、成長や変化を間近で見られることです。とにかく動きが可愛いので、日々癒してもらっています」
――初めて見る人たちに対して、ダンゴウオの魅力を伝えてください。
「一見すると魚とは思えない見た目ですが、れっきとした海水魚で、しかも日本の海にいます。可愛さだけでなく、厳しい環境で寿命1年を生きるたくましさも持ち合わせているところが、最大の魅力だと思います」
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