東京スカイツリーではエレベーターの緊急停止の影響で、3連休最終日の23日は臨時休業に。原因はまだ分かっておらず、24日も終日休業が決まりました。
連休最終日の23日は、全国的に気温が上昇。南よりの強い風も吹き、関東地方には「春一番」が吹きました。都心の最高気温は22.9℃。5月上旬並みの暖かさです。
「めちゃくちゃ暑いので半袖。息子も半袖です。待ち遠しいですね、夏が」
東京・青梅では25.1℃を観測。まだ2月ですが、今年初の夏日になりました。
各地の観光地は大賑わい。しかし、全国的に有名なあの観光スポットでは人気がなくなっていました。
東京・墨田区にある「東京スカイツリー」。高さ634メートル、ギネス世界記録にも認定された世界一高いタワーですが、23日は人影がまばらです。
スタッフが運んできた看板には「臨時休業」の文字。チケットを予約した人はガッカリです。
「1か月くらい前から」
「みんなで予定合わせて」
「来てみて、さっき(休業に)気づいて」
「どうしよう…」
「代わりにどこ行こうか」
「レストランはOKだから…」
展望台の入場料金は返金されますが、子ども達は諦めがつきません。
「残念です。(Q.どのくらい楽しみだった)1から10でいうと100くらい」
「めっちゃ楽しみにしてました。すぐ直してほしい。残念です」
臨時休業の原因はエレベーターの総点検。総点検の原因は22日、エレベーターが緊急停止したことです。
通報
「エレベーター内に人が閉じ込められている」
エレベーターが止まったのは、22日夜8時20分ごろ。当時、定員40人のエレベーターには男性7人、女性13人のあわせて20人が乗っていて
このうち2人は女の子だったといいます。
この状況でエレベーターは緊急停止。しかも連絡用のインターフォンはなぜか繋がらず、乗客は電話で警察とやり取りしたということです。
乗客たちはおよそ5時間、午前1時半すぎまでこの状態のままでした。このあと、ようやく救助方法が決まりますが、その内容は…。
記者
「いま、停止したエレベーターから隣のエレベーターに客を移すということで、情報が入ってきました」
救助方法は、隣のエレベーターを横づけして、エレベーターの間に“橋”をわたすというもの。午前1時45分ごろ、救助隊が止まった方のエレベーターに移り、乗客は横幅40センチの橋を歩いて脱出することになりました。
地面からの高さはおよそ30メートル。エレベーター同士の距離は1.5メートルあったということです。
乗客全員が救出されたのは発生から5時間半経ち、日付も変わった23日の午前2時ごろ。体調不良の人はおらず、全員タクシーで自宅やホテルに戻ったということです。
エレベーターが止まった影響はこれだけではなく、22日はスカイツリーの展望台まで上がっていたおよそ1200人も一時、地上に戻れなくなりました。全員が避難できた時、時刻は午後10時半を過ぎていたと言います。
当時 展望台にいた人
「(エレベーターが)1、2時間くらいずっと動かなくて、展望台にずっといた。売り切れになっちゃってて、飲み物がずっとない状況でした」
東京スカイツリーの運営会社は。
東京スカイツリータウン 大和雅幸 広報事務局長
「大変な思いをおかけしてしまったことを心からお詫びを申し上げたい」
東京スカイツリーでは過去にも2回、エレベーターが客を乗せたまま緊急停止しています。2015年には扉を閉めるボタンのセンサーが故障。2017年に起きたトラブルについては今も原因不明です。
東京スカイツリーは23日に続き、24日も休業。運営会社は今回の緊急停止の原因だけでなく、過去のトラブルとの関連についても調べています。
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