
去年1年間にSNSを通じて性犯罪などの事件に巻き込まれた18歳未満の子どもが、1500人を超えたことが警察庁のまとめで分かりました。このうち小学生の被害は過去最多となっています。
警察庁によりますと、去年1年間にSNSを通じて性犯罪などの事件に巻き込まれた18歳未満の子どもの数は1566人でした。
このうち小学生の被害は前の年と比べおよそ2割増えて167人で過去最多となり、43人だった2016年のおよそ4倍になっています。
また、全体の7割あまりにあたる1162人が、相手と知り合うきっかけとなる最初のSNS投稿を自ら行っていたということです。
投稿の内容は「プロフィール」や「日常生活の様子」のほか、「オンラインゲームの友達募集」など、一見犯罪に巻き込まれにくそうなものがおよそ半数を占めていました。
一方、18歳未満の子どもの画像を生成AIなどで性的に加工して悪用する「性的ディープフェイク」の被害も去年1年間で114件確認されていて、被害者の大半は中高生でした。
▼被害者の画像を入手しやすい同級生や同じ学校の生徒によるものが65件とおよそ6割を占め、▼オンラインゲームを含むSNSや出会い系サイトを通じて知り合った相手が10件、▼教員や親など面識のある大人が7件などとなっています。
具体的な事例では、▼中学生の男子生徒が女性生徒のSNS投稿画像を生成AIで性的なものに加工して、ほかの男子生徒に販売していたケースや、▼高校の男性実習助手が卒業アルバムの女子生徒の画像を第三者に提供し、性的な画像に加工されたものがSNS上で拡散したケースもあったということです。
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