iPS細胞を使った2つの再生医療製品が条件期限付きで承認されました。早ければ夏ごろに、世界で初めて実用化される見込みです。どういった治療に用いられるものなのでしょうか。
iPS細胞使った再生医療を承認 世界初の実用化へ
心臓のように、一定のリズムでぴくぴくと動く薄い物体。神経や筋肉などの細胞に変化できるiPS細胞をもとに作られた「心筋細胞シート」です。
実用化に向け開発されたのが、重い心不全の患者の心臓に移植する「リハート」という再生医療製品。
上野厚労大臣は「7年以内に有効性を検証すること」などを条件として、製造・販売を承認しました。
「リハート」の開発に携わった大阪大学の澤芳樹特任教授は2025年4月、news23に出演した際に、その可能性について語っていました。
藤森祥平キャスター
「切ったりしなくていいんですね、心臓を」
大阪大学 澤芳樹 特任教授
「だから心臓に優しい。心臓が弱っているので、できるだけ心臓を労りながらという意味では、乗せるだけでも済む、この治療は」
承認を受けて、澤特任教授は…
大阪大学 澤芳樹 特任教授(6日)
「これまでの人類が持ち合わせなかった治療をついに開発できたのかなと」
iPS細胞から開発 パーキンソン病の治療も
また、製薬会社の住友ファーマらがiPS細胞から開発した「アムシェプリ」も、同様の条件期限付きで承認されました。
「アムシェプリ」は「ドーパミンを生み出すもととなる細胞」で、パーキンソン病患者の脳に移植することで症状の改善を目指すというものです。
住友ファーマ 木村徹 社長
「日本初のこの新たな治療法を、1日でも早く世界へ届けるために皆様のご理解とサポートを引き続きお願いしたい」
世界で初めての実用化は、早ければ夏ごろになる見込みです。
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