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【北海道・青森・岩手に津波警報】筑波大学・生命環境系 八木勇治教授「プレート間地震と考えられる」青森で震度5強

国内
2026-04-20 17:58

きょう(20日)午後4時53分ごろ、青森県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。
気象庁によりますと、震源地は三陸沖で、震源の深さはおよそ10km、地震の規模を示すマグニチュードは7.5と推定されます。


現在、津波警報が発表されています。
筑波大学・八木勇治教授の解説です。


「プレート間地震と考えられる」

筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
この地域では、太平洋プレートが日本の下に沈み込んでるわけですが、今回の地震は沈み込むプレートと日本のプレート間で起こったプレート間地震だと考えられます。

そして、この地域だと過去に何度も地震が起こってる地域ですが、記憶が曖昧ですが2025年、同規模の地震が起こったと認識しています。なので、この地域で過去に起こった地震とどういう関係があるのかは現時点では分かりませんが、よくある地震であるということは言えると思います。


井上貴博キャスター:
先ほど、プレート間地震はこの辺りである程度地震が起きやすい場所だという旨、伺いました。津波に関しても何か言えることはありますでしょうか。


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
今回の地震は震源が30キロと浅いので、どうしても津波が大きくなりやすいタイプの地震だというふうに言えます。ですので十分な注意が必要になってくると思います。ただ、この震源がより深いところに更新される可能性もあるので、その辺りの情報をしっかりとチェックしていく必要があると思います。

基本的に津波というのは海底の変動です。海底が盛り上がったり、盛り下がったりすることで発生します。なので地震が浅ければ、海底に近ければ近いほど変動が大きくなるので、どうしても津波が大きくなりやすいわけです。


出水麻衣キャスター:
この地震に関しては、深さがですね10kmということですが、これは非常に浅いという認識でよろしいでしょうか?


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
通常の地震と考えると、極めて浅いというふうに言った方がいいかと思います。ただ、この震源の深さというのはより正確なものが求まったときに一度吟味するべきものだというふうに認識しています。


井上キャスター:
今、それぞれの漁船が沿岸部に避難させる行動が取られているのですが、この行動について教えていただけますか。


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
基本的に津波というのは海岸線に近づけば近づくほど大きくなる特性があるので、港に船があるとどうしても被害を受けやすいんですが、沖合に行くと津波の高さはそれほどでもないので、できるだけ沖合に船を出していくということになります。

港付近の方がより津波が高くなるので、漁師の皆さんの判断として、船を守るために、沖合に船を移動しているということですね。


井上キャスター:
津波は繰り返しやってくるというのが定石ですが、震源が浅いことと、繰り返しやってきてより津波が高まる、低くなるといったところの相関関係などで言えることあれば教えていただけますか。


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
そこの相関関係というのは、割と海底がどのような形状してるかということに依存してしまうので、ダイレクトに「こういう関係がある」と言うことは難しいと思います。

ただ、浅いと津波が大きくなりやすいですし、色々なところに影響を及ぼしやすいので、その点は注意が必要になります。


出水キャスター:
今回の震源が三陸沖、さらには宮古の東100km付近という情報があります。このあたりのプレートで何か言えることはありますか?


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
この地域はマグニチュード7クラスの地震が多発する地域になります。過去、1968年に発生した十勝沖地震ではマグニチュード8クラスの地震が起こっております。なので、おそらく過去の地震で壊れた領域がもう一度壊れたということになると思いますが、そのことに関しては吟味が必要になります。


井上キャスター:
これだけ浅い場所でマグニチュード7クラスの地震が一度発生すると、この後、揺れが起きるということを考えておいといた方がいいでしょうか?


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
当然ですねマグニチュード7クラスの地震が起こると、余震としては6クラスの地震が起きることは覚悟するべきですし、この地域は、分析をしないとわかりませんが、滑り残っている領域もある可能性がありますので、十分な注意が必要になります。


井上キャスター:
滑り残っているところがあるかも知れないところが、エネルギーを解放する形で今回の地震になったかもしれないということです。


筑波大学 生命環境系 八木勇治 教授:
さらに滑り残っている領域も存在する可能性がある地域なので、過去1994年に発生した三陸はるか沖地震が起こっていると思うのですが、過去にマグニチュード7クラスの地震がよく起こっているところではあるんです。

なので、またマグニチュード7クラスの地震が今繰り返し起こってもおかしくはないという状況ですので、十分な注意が必要になってきます。


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