
航空自衛隊は、去年、F-2戦闘機が茨城県沖で墜落した事故について、機体のエンジンがおよそ3年7か月にわたって適切な整備が行われていなかったとする調査結果を公表しました。
森田雄博 航空幕僚長
「航空幕僚長として本事故が発生した事実を重く受け止めるとともに、百里基地周辺の住民の皆様をはじめ、多くの国民の皆様にご心配をおかけし、大変申し訳なく思っております」
この事故は去年8月、茨城県の百里基地に所属するF-2戦闘機が訓練中に茨城県沖に墜落したもので、当時、操縦していた隊員は緊急脱出をして命に別状はありませんでした。
空自はきょう(24日)、この事故の調査結果を発表し、当時、戦闘機に搭載されていたエンジンがおよそ3年7か月の間、適切な整備が行われなかったことでエンジン内部で異常が発生したとする調査結果を公表しました。
空自では航空機のエンジンを定期的に点検・検査することになっていますが、3年7か月前に部品が適切に取り付けられていない状態が見落とされ、以降、そのままの状態だったということです。
このエンジンは3年7か月の間に空自のF-2戦闘機のうち5機で使用され、全国で飛行を繰り返していました。
空自トップの森田空幕長は臨時の記者会見を開き、「今回の事故から得られた教訓を重く受け止める」として、今後、再発防止策を徹底するとしています。
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