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【RIZIN】榊原CEO「平本は復帰戦が久保優太で大丈夫?」朝倉未来vs.皇治戦の可能性やロッタンにも言及【総括インタビュー】

国内
2026-05-10 22:40
【RIZIN】榊原CEO「平本は復帰戦が久保優太で大丈夫?」朝倉未来vs.皇治戦の可能性やロッタンにも言及【総括インタビュー】
RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.
■『RIZIN.53』(10日/神戸・GLION ARENA KOBE)
 全試合終了後に榊原信行CEOが総括インタビューに応じた。第10試合で対戦した平本蓮と皇治の一戦や、両者の次戦、念願のベルトを巻いた新ライト級王者のルイス・グスタボ、さらに大逆転勝利を飾った平本丈について語った。

――今大会の総括をお願いします。

【榊原CEO】おつかれさまでした。会場となったGLION ARENA KOBEは、前回の昨年11月に続き半年という短いスパンでの開催でしたが、戦いの神に愛されているかのような熱のある素晴らしい大会になり、ホッとしています。前回の福岡大会がファンの期待を超えきれなかった部分があったため、この5月にこれだけの熱量を作り出してくれた選手や関係者に感謝したいです。4月の大会の方が事前の熱は高かった事実があり、5月の勢いを心配していましたが、最終的には皇治選手と平本蓮選手のカードを含め、前回と同等に近い観客動員を記録できました。内容も格闘技の魅力を引き出す試合が多く、プロモーターとして満足しています。

ライト級新チャンピオンとなったグスタボ選手の勝利には敬意を表したいです。彼はヴァンダレイ・シヴァの弟子の代役としてRIZINでのキャリアをスタートさせ、怪我や紆余曲折を乗り越え、8〜9年かけて「RIZINのベルトが欲しい」という強い思いで戦い続けてきました。そのドラマに感動しています。しかし、格闘家には明日からまた次の挑戦者が現れます。歩みを止めずに防衛を重ねていってほしいです。

また、平本丈選手の頑張りにも感動しました。技術やフィジカルは後から鍛えられますが、あの「闘争本能」は生まれ持ったものです。将来、兄を超える存在になるのではないかと期待しています。技術を含めて、トップにいくには習得しなきゃいけないものがたくさんあるけど、闘争本能という一番大事なものを見せてくれたことに感動しましたし、将来的に兄貴を超えていく可能性も感じさせました。

――平本蓮選手と皇治選手の試合は、最後に発表されましたが最も話題性がありました。終えてみてどう感じていますか?

【榊原CEO】僕の予想通りの結果です。4月の福岡大会がタイトルマッチ中心のゴージャスなラインナップだったのに対し、5月は話題性を含めて違うエッセンスとして、この「禁断のカード」を組みました。3分3ラウンドのスタンディングバウトという殴るだけのルールでは、なかなか皇治からダウンを取るのは難しいです。それでも平本が倒すのではないかという期待感も含め、ファンをドキドキワクワクさせたことは良かったんじゃないでしょうか。

――平本選手の復帰具合はどう見えましたか?

【榊原CEO】殴る蹴るに関してはベストコンディションでしたが、グラウンド展開にはまだ不安が残る状態だったので、9月のMMA完全復活に向けた「ステップ」として、今回リングに上がる経験ができたのは良かったと思います。9月はゴリゴリの勝負論がある復活劇を楽しみにしていてください。

――平本選手はMMA復帰戦に久保優太選手を指名しました。

【榊原CEO】悪いカードではないと思います。お互いSNSでもやり合っていますし。ただ、「本当に久保でいいの?」って感じなんですけどね。シェイドゥラエフに負けてるけど、久保は本当に強いですよ。復帰戦の相手として自分で指名するレベルとしては簡単ではない。蓮とも久保ともちょっと話しますけど、本人の意思が強いのであれば実現に向けて動きたいです。

――皇治選手は朝倉未来選手の名前を挙げていましたが。

【榊原CEO】RIZINで組むのは難しいと思います。今回も皇治の試合について、平本戦が決まる前に未来が「相手が決まってないなら僕が行く」と言っていたんです。だから、未来が皇治とやることに抵抗はないんだろうけど、MMAルールでは勝負論もないし階級も違う。そんなカードはRIZINでは誰も見たくないでしょう。BreakingDownに皇治が出てやるのかは知りませんが、僕はそのカードに全く興味がありません。

――同じフェザー級の高木凌選手も素晴らしい勝ち方でした。

【榊原CEO】すごかったですね。本人も9月と言っていたので、フェザー級の復活を遂げる選手たちと絡ませたら面白い。前向きに考えたいです。

――高木選手は対戦相手の希望としてクレベル・コイケ選手の名前も出していました。

【榊原CEO】クレベルはないと思います。クレベルやサトシは7月から8月でマッチアップを考えています。高木が9月に出るなら、先日の会見に出てきた他のフェザー級選手と組むか、それが無理なら出ないということになるでしょう。

――皇治選手が「引き際」を考えて、キックルールでロッタン選手と戦いたいと言っていますが。

【榊原CEO】ロッタンがONEと契約トラブルを抱えてる情報が出ていましたし、マネージメントが変わってブアカーオのところに入って、それで三浦孝太が(武尊戦の)セコンドについたりしていたと思うんです。僕からすると、 RIZINでロッタンのキックの試合をやることに興味はありません。やるならMMAです。ただ、ロッタンはONEにいたほうがいいんじゃないですか。武尊もロッタンもいなくなって、誰を軸に毎月の大会を回すのか。いろんなトラブルがあるけど、ロッタンはONEの象徴的な純血の選手ですし、ONEに頑張って契約を取ってもらいたい。今後、ONEと一緒に事を構える事があるなら、そっちのほうが興味があります。契約トラブルがある選手に手を出すのはリスクもあります。僕らも揉める可能性のある選手は怖くてさわれないです。

――UFCで平良達郎選手が負けてしまったことについて。

【榊原CEO】2ラウンドまでしか見られなくて、平良達郎なら勝てると思ったのですが、5ラウンドでKO負けしてしまった。日本人はUFC王者になれないというトラウマを払拭してほしかったです。平良選手は僕らも獲得に実際に動いた選手ですし、RIZINに来てくれるかもというときもあったので、残念です。ただ、堀口恭司や朝倉海などは「自分たちに日本人初の王者になるチャンスが回ってきた」と気合が入っているはずです。早く誰かにベルトを取ってほしいですね。

――平本蓮選手が体重差(11kg)がある中でリスクを負わない戦い方をしたことに、厳しい声もありますが。

【榊原CEO】厳しい声が出るのは分かります。しかし、9月の完全復活を控えた平本にとって、一番のリスクはバッティングでのカットなどでした。平本のボクシングテクニックを持って、体重差も11キロもあったので、不倒の皇治をマットに沈めるかもと期待したのですが、平本も人の子なんだなって感じです。それと、1年9ヶ月ぶりの実戦で、1万人のお客さんの前で戦うプレッシャーもあったでしょう。ファンの皆さんは期待が大きかった分、腹が立つかもしれませんが、次戦に向けて今回は多めに見てあげてください。9月に同じことをしたらボロカスに言いましょう。

――2試合連続の一本勝ちしたジョリー選手が「俺はエンタメ枠ではない」と主張しています。榊原CEOの評価は?

【榊原CEO】ブレイキングダウン経由で知名度を上げてRIZINに来るのは、一つの手段としてありです。2試合連続の早期決着は見事ですが、まだ「エンタメ枠」であり人気先行だと思います。対戦相手の児玉選手はMMA初挑戦でしたが、あえて相手の土俵である打撃で勝負して勝っていたら「エンタメ枠卒業」と言えたかもしれません。勝負に徹して勝ったことは評価しますが、次は打撃での決着も期待したいですね。


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